ファーメンステーションが未利用資源から開発した「ゆずのさのうエキス」が、オリジナル保湿成分としてポーラ「From Loss To Beauty」に採用
PR TIMES / 2024年11月15日 13時45分
~高知県のゆずの加工過程で廃棄される「さのう」(搾汁粕)を有効活用~
独自の発酵技術で未利用資源を再生・循環させる社会を構築する研究開発型スタートアップの株式会社ファーメンステーション(以下、ファーメンステーション。本社:東京都、代表取締役:酒井 里奈)が高知県のゆずの未利用部から保湿成分として「ゆずのさのうエキス」を開発。
株式会社ポーラ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:及川 美紀)の新製品「フロムロストゥビューティー ボディシャワーシロップ」のオリジナル保湿成分として採用されました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51332/106/51332-106-34a1f57a4ccc49d2775d3fcaf32c831c-1971x1972.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2024年12月1日 発売 『フロムロストゥビューティー ボディシャワーシロップ(ボディ洗浄料)』 390mL 税込¥3,960
■産官学連携で、「ゆず」の未利用資源「さのう」から「ゆずのさのうエキス」を抽出
ゆずは青果としてはもちろん、皮はゆず胡椒やジャム、果汁はポン酢などさまざま活用される果実です。
今回の開発では、使い道がなく廃棄されている「さのう」と呼ばれる搾汁粕に着目しました。
加工過程で1年の収穫量約10,000tのうち約3,600tを廃棄するため、廃棄の手間やコストもかかり、地域の課題となっています。
ファーメンステーションは2021年に高知県と協業し、ゆずの「さのう」から高濃度アルコール(エタノール)を精製することに成功。「ゆずのさのうエキス」は、この協業をきっかけとした当社の知見とネットワークから開発が実現しました。
高知県は資源としての「さのう」を提供。ポーラと東京工科大学はエキスの検証・分析と、産官学が連携して取り組みました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51332/106/51332-106-91c0807501898b27abf708eead710af2-723x482.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ゆずの未利用資源(イメージ画像)
■ファーメンステーションの技術について
昨今、食品ロス/食品製造工程で生じる残さ・余剰農産物などをはじめとした未利用バイオマスの有効活用は、持続可能な未来に向けたグローバルな課題です。
しかし、未利用バイオマスとアップサイクル素材(化粧品・食品原料)それぞれに多種多様なターゲットがあり、これらを結びつける手段は豊富ではありません。
ファーメンステーションは、多様な微生物を駆使した高度な発酵技術を用い、これら未利用バイオマスを高付加価値な機能性バイオ素材へとアップサイクルする革新的な技術を提供しています。
技術に関する詳細はこちら
<株式会社ファーメンステーションについて>
ファーメンステーションは「Fermenting a Renewable Society(発酵で楽しい社会を!)」をパーパスに、未利用資源を再生・循環させる社会の構築を目指すバイオものづくりスタートアップです。独自の未利用バイオマス・微生物データベースと発酵アップサイクル技術を活用し、フードロス/ウェイストおよびその他未利用バイオマス由来のバイオ素材を開発・製造しています。発酵アップサイクル技術の基盤と、開発するアップサイクル原料をもとに、化粧品等の原料製造・販売を行う「原料事業」、パートナー企業と共創し食品・飲料工場の製造過程等で出る副産物・食品残さ等をアップサイクルしたバイオ素材等を開発する「共創事業」等を展開しています。
岩手県奥州市に自社工場を持つことで、開発から製造まで一気通貫で対応可能であり、製造過程で生じる発酵副産物を化粧品原料や地域の鶏や牛の飼料として最大限利用することで、可能な限り廃棄物を少なくする循環型モデルを構築し、地域循環型社会の形成にも取り組んでおります。
また、地域社会、環境、カスタマー、従業員に対して多面的・包括的な利益を生む事業活動を実践する企業を認証する国際的な制度「B Corp 認証」を取得しており、経済産業省から「J-Startup」「J-Startup Impact」に選定されています。
会社名 : 株式会社ファーメンステーション / Fermenstation Co.,Ltd.
代表者 : 代表取締役 酒井 里奈
所在地 : 〒130-0005 東京都墨田区東駒形2丁目20-2
事業内容 : 発酵アップサイクル技術を活用した未利用バイオマス(フードロス等)由来のバイオ素材の研究開発および製造販売、独自技術・ノウハウを活用した事業共創・共同研究開発、アップサイクル原料を活用した化粧品・雑貨OEM/ODM、自社ブランド事業
コーポレートサイト :https://fermenstation.co.jp/
原料事業 :https://fermenstation.co.jp/material/
共創事業 :https://fermenstation.co.jp/collabo/
技術 :https://fermenstation.co.jp/technology/
このニュースに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社ファーメンステーション 渡辺 麻貴
Tel:03-6206-9485 E-mail:info@fermenstation.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ゆずの未利用資源を保湿成分に! ポーラから香り高い新ボディソープが登場
マイナビニュース / 2024年11月15日 19時46分
-
未利用資源から生まれたボディソープ『フロムロストゥービューティー ボディシャワーシロップ』誕生
PR TIMES / 2024年11月15日 11時0分
-
ASTRA FOOD PLAN、農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)に採択
PR TIMES / 2024年10月30日 15時45分
-
「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン」ファイナリスト 11 社が決定
PR TIMES / 2024年10月18日 20時40分
-
静岡県による未利用食材活用マッチング支援事業をシェアシマがサポート
PR TIMES / 2024年10月18日 17時15分
ランキング
-
1保険加入者250万件の個人情報漏えい、金融庁が損保4社に追加の報告徴求命令
読売新聞 / 2024年11月15日 20時41分
-
2「絶滅の危機」をフル活用 くら寿司が回転レーンをパレードする新サービスを打ち出したワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月16日 8時5分
-
3地方中小で“進まぬDX”──伴走する地銀に立ちはだかる「4つの壁」
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月16日 8時0分
-
4報告相次ぐメルカリでの「返品詐欺」、「日本資金決済業協会」への相談は有効なのか...事務局の答えは
J-CASTニュース / 2024年11月15日 20時37分
-
5富士ソフトTOB、KKRが価格を9451円に引き上げ ベイン案上回る
ロイター / 2024年11月15日 20時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください