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喜界町地域脱炭素ビジョン推進に関する連携協定

PR TIMES / 2024年7月17日 15時15分

~『喜界島ゼロカーボンアイランド構想』実現にむけて~

喜界町(町長:隈崎 悦男)と、千代田化工建設株式会社(社長:太田 光治)、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:福留 朗裕)、及び三井住友ファイナンス&リース株式会社(社長:橘 正喜)は喜界町地域脱炭素ビジョン推進と地域活性化に向けて、連携・協力して取り組むため2024年7月17日付で、「包括連携協定」を締結いたしました。本協定のもとに、喜界町は地域資源を活用し、島の文化や自然、景観を保全・継承しながら、2050年までにゼロカーボンアイランドの実現を目指し、取り組んでまいります。



1. 背景

喜界町が所在する喜界島は鹿児島と沖縄本島の間に連なる奄美群島内に位置し、10万年もの長い期間、地殻隆起とサンゴ礁の広がりを繰り返すことで形成された島です。また、現在も続く隆起速度は年平均約2mmと世界有数の速度であり、島の成り立ちに加え、島が有する環境特性は我が国および地球上において大変希少性があり、研究・観光などの観点からも島環境の維持・発展は大きな意義を有します。

また、黒糖焼酎の製造や日本一のごま生産、ガジュマルに代表される奄美群島の植生、戦史戦跡としての顔、珍しい農業用地下ダムなど、特異な自然環境と人間の歴史・営みが交差する文化的側面も有しております。

しかし、地球規模の気候変動による台風の大型化や頻発化、集中豪雨の増加による爪痕は喜界島にも及んでおり、九州本島・奄美大島との電力系統の接続はなく、エネルギーと生活物資の多くを島外に頼る喜界町は、気候変動による悪影響を他地域より色濃く受ける惧れがあります。

また、喜界町は昭和60年以降人口減少傾向にあり、公共インフラの不足と不活性など、子や孫の世代に豊かな社会を引き継いでいくにあたり課題は山積しています。

我々は、エネルギー・経済・自然環境・交通など横断的かつ複合的な難題解決に向けて、国内外に幅広くネットワークを持つ各社の知恵と、地域の連携により挑戦しようと本協定の締結に至りました。喜界島を舞台に、我が国の有人離島に共通するこの難題を少しでも改善する道筋を見つけることに挑戦します。

2. 連携・協力事項

以下の事項について、連携・検討を進めて参ります。

(1) 再生可能エネルギーの導入・普及による、エネルギー利用効率の向上に関する取り組みを通じた、地域の活性化及び町民の利便性の向上に関すること
(2) 地域特性を活用した事業
(3) 地域内での脱炭素及び災害レジリエンス強化に向けたプロジェクトの推進
(4) 脱炭素にも寄与する公共交通他、町民生活の移動手段に係わること
(5) 喜界町が実施する官民連携事業の事業化に関すること

なお具体的な取組を行うに際しては、地域の電力会社・金融機関・インフラ企業・関係交通/旅客企業・島内重要設備機関・周辺自治体と連携してまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/84204/106/resize/d84204-106-93cb6d9f5597d684c914-0.png ]


以上

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