【調査リリース】コロナで変化した食生活と食に関する意識を調査 自粛で増えた手作り料理、約8割が継続意向 オンライン飲み会、性年代別で人気おつまみに違いも
PR TIMES / 2020年10月30日 13時15分
◆自炊はうどん・そば・パスタなど一皿で完結する料理が好まれる
◆日常食材の取り寄せ需要増、20~40代では高級食材の取り寄せも人気
◆ネットスーパー利用は若年人気で「Amazon Fresh」がTOP3入り
◆オンライン飲み会のつまみは男性20代で肉系、高年齢&女性は野菜や魚系を選択
インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸、以下「ヴァリューズ」)は、国内の20歳以上の男女10,007人を対象に、新型コロナウイルス感染拡大前後での食生活の変化や食に対する意識変化をアンケートにて調査しました。
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【調査・分析概要】
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◆コロナで内食・中食志向に変化した食事形態、「手作り料理」が1位
新型コロナウイルス感染拡大後に増えた食事形態は、1位「手作り料理」、2位「店舗のフードテイクアウトサービスの利用」となりました。3位以下には「冷凍食品の利用」「レトルト食品の利用」「インスタント食品の利用」が続き、内食・中食ともに需要が増えたことがうかがえます。対して減った食事形態では、自粛により外出が減った影響からか「外食」が圧倒的1位になりました。男女で比較すると、女性は男性より「手作り料理」 が10Pt以上も増えていました。
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また性年代別では、「冷凍食品の利用」は男女とも60代以上にやや多く、高齢層には外出を控えできるだけ家庭内で貯蔵できる食品のニーズが高まったようです。一方で多くのサービスが台頭した「フードデリバリーサービスの利用」や「オンライン飲み会」は男女20代を中心に利用されていました。
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◆自炊はうどん・そば・パスタなど一皿で完結する料理が人気
手作り料理の頻度が増えた人に、よく作るようになった料理を聞くと、TOP2を「うどん・そば・そうめん」「パスタ・スパゲッティ」といった麺類が占めました。手間がかからず一皿で完結するメニューが人気のようです。男女比較を差分でみると、男性では「カレー・シチュー・ハヤシライス」「野菜炒め」が人気でしたが、女性では「煮物・煮込み料理」「クッキー・焼き菓子」「ケーキ・マフィン」と、比較的手間のかかる料理やスイーツ系にチャレンジする人が多いようです。
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◆手作り料理が増えた人の約8割が今後も料理継続意向
手作り料理の頻度が増えた人に、食生活や料理、健康に関する意識の変化を聞いたところ、約8割が「これからも手作り料理は続けていきたいと思う」と回答。Withコロナ時代においても、しばらくは料理の習慣が定着しそうです。一方で、「料理や手間や時間をかけずに作りたいと思うようになった」という声も多く、コロナ拡大後に手作りが増えた層にとっては「時短レシピ」や「手抜きレシピ」などの需要もありそうです。
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◆スーパーやコンビニでの食品購入が大幅増加、デパートなどの大型店舗は大幅減
コロナ影響で増えた食品購入場所は、1位「スーパーマーケット」、2位「コンビニエンスストア」、3位「ドラッグストア」でした。外出自粛による手作り料理の需要が増えた影響で利用者が増えたと推測されます。また「インターネット専業通販サイト」「ネットスーパー」など、そもそも外出しないで済む食品購入方法も大幅に利用者を伸ばしたようです。
減った食品購入場所では、「デパート・百貨店」「大型ショッピングセンター・モール」などの大型店舗が高齢層の利用自粛の影響を受けたとみられます。また外食控えから「飲食店」での食品購入も減っていました。
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◆日常的に使う食材のお取り寄せ需要増、20~40代では高級食材の取り寄せも人気
続いて食品や食材の取り寄せが増えた人にどんな食材を取り寄せたか聞いたところ、全体では「日常的な料理に使う食材」が1位となりました。日常的な買い物に代わってお取り寄せの利用機会が増えたことがわかります。性年代別でみると、「日常的に料理に使う食材」「調理が簡単な食材」の取り寄せは特に女性50代以上で多く、高年齢層の食材取り寄せが増えたようです。
一方、20~40代は「高価・特別感のある食材」「食品ロス・フードロス削減に貢献できる食材」など、特別感のある体験・生産者支援の手段としてお取り寄せを利用する人も見られる結果となりました。
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◆ネットスーパー利用、若年人気で「Amazon Fresh」がTOP3入り
ネットスーパーの利用が増えた人に利用したネットスーパーを聞くと、1位「楽天西友ネットスーパー」、2位「イオンネットスーパー」、3位「Amazon Fresh」となりました。特に「Amazon Fresh」は男性20~30代と女性20代と若い世代からの支持が高く、利用を伸ばしているようです。「イトーヨーカドーネットスーパー」「Oisix」は女性50~60代に人気でした。
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◆オンライン飲み会で飲むドリンクは「ビール」と「サワー」が人気を二分
オンライン飲み会の頻度が増えた人に、オンライン飲み会で飲むドリンクを聞いたところ、「ビール」「サワー」が人気を二分しました。「ワイン」「日本酒」などは比較的年齢の高い層に好まれていました。
男性では全体的に「ビール」「ウイスキー(ハイボール)」の人気が高いものの、男性20代の「サワー」人気が他年代と比較して突出しており、男性20代の好む飲み物は他年代と異なっているようです。女性全体では「果実酒」「カクテル」など比較的飲みやすい味のお酒の人気が高くなりました。
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◆オンライン飲み会のつまみは全体的に軽食志向
オンライン飲み会の頻度が増えた人に、オンライン飲み会で食べる物を聞いたところ、1位「スナック菓子」、2位「ナッツ類・乾き物」、3位「チーズ」となりました。全体的に軽めのつまみが好まれているようです。性年代別では、男性20代には「焼き鳥・唐揚げなど肉系のつまみ」が人気で、ボリューム重視が特徴的でしたが、高齢層や女性全般には「枝豆・きゅうり・サラダなど野菜系のつまみ」「刺身・たたきなど魚系のつまみ」が人気で、ヘルシー志向の食べ物が好まれていることがわかりました。
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◆新型コロナウイルスの消費者影響調査について
ヴァリューズでは、消費者ニーズの変化やタッチポイントの変化を確認したいマーケティングご担当者様や、コロナ禍においてのビジネス潮流変化と脅威を発見したい経営企画や新規事業企画等のご担当者様に向けて、“コロナ前後で一体何が変化したのか?”を把握でき、「beforeコロナ」×「withコロナ」を紐解く調査データを提供しております。
調査内容はご要望に応じてカスタマイズも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼新型コロナウイルスの消費者影響調査に関するお問合せはこちら
https://www.valuesccg.com/inquiry/
◆株式会社ヴァリューズについて
株式会社ヴァリューズは、マーケティングノウハウとIT先端技術を活用して、新たな市場価値の創造をサポートする、事業成長支援企業です。250万人規模の一般インターネットユーザーの行動ログとデモグラフィック(属性)情報を活用したサービス提供のほか、経営課題のコンサルティングから、課題解決、販売促進の支援まで、独自のノウハウとソリューションで多くの企業を支援しています。
所在地 : 東京都港区赤坂2-19-4 FORUM赤坂5F
代表者 : 代表取締役社長 辻本 秀幸
事業内容: 経営に関するコンサルティング及び成長支援事業
インターネット行動ログ分析事業 (ビッグデータ解析事業)
IT先端技術を駆使した”売れる仕組み”構築事業
設立 : 2009年9月30日
資本金 : 1億円
<ヴァリューズ コーポレートサイト>
https://www.valuesccg.com/
<まなべるみんなのデータマーケティング・マガジン「マナミナ」>
https://manamina.valuesccg.com
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