ユーロ圏危機により世界のホテル宿泊料金も成長が鈍化 Hotels.com、2012年度版Hotel Price Index(HPI)を発表

PR TIMES / 2013年3月5日 14時39分

オンラインホテル予約サイト世界最大手のHotels.com(R)(本社:アメリカ合衆国テキサス州、代表取締役社長:デイビット ロシェ)は、本日、同社が独自に世界の主要都市にあるホテル宿泊料金を定期的に調査するHotel Price Index(以下、HPI)を公表し、世界の平均宿泊料金は前年比3%上昇したと発表しました。昨年の4%増に比べ上昇率は抑えられていますが、これは2012年ユーロ圏の問題が世界の平均料金を下落させ、下半期の成長が低下したためと考えられます。

以下の三つの地域では世界平均を上回りました。カリブ海は6%増、北米は近年一番良い結果となり5%増え、太平洋地域も4%上昇しました。またアジアは2%、中南米は1%上昇しましたが、ヨーロッパと中東では若干下落しました。

HPIは2004年に開始され、世界中の旅行者が実際に支払った宿泊料金を調査しています。2012年のHPIは107ポイントで、2007年のピーク時の117ポイントを10ポイント下回っており、2005年の106ポイントをわずかに上回る水準にとどまっています。

Expedia Inc.グローバル・ロッジング・グループ代表取締役社長 ディビット・ロシェは、「ヨーロッパのホテル経営者は地域の経済問題から逃れられず、2012年の世界市場の回復と合わせることができませんでした。世界の宿泊料金は上昇しましたが、ホテルに関しては多くの宿泊者に価値を与え、5年前より一貫して低い料金で提供しています」と述べています。

ユーロ圏の危機は圏内の宿泊料金への打撃となっただけではなく、財政的な不安によって旅行需要がを抑制され、その影響はユーロ圏全体に波及しました。

カリブ海は、オールインクルーシブ旅行の傾向が平均宿泊料金を上昇させました。アメリカは2012年に海外からの旅行者が殺到し、ホテルはディスカウントする必要は少ないようでした。太平洋地域では、オーストラリアでの鉱物ブームとオーストラリアドル高により宿泊料金を引き続き上昇しましたが、インバウンド需要に左右されるレジャー目的地としては厳しい状況でした。中南米では、ブラジルとメキシコという2大市場の好景気という恩恵を受け、過去数年間に宿泊客が支払った料金は持続的に伸びています。

アジアでは、宿泊料金を上下させるような出来事が同地域で数多く見られました。例えば、ルピーの急落によりインドのホテル宿泊料金の引き下げ圧力が生じたこと、東シナ海の島々をめぐる政治的緊張の高まりを受けて旅行需要に変化が見られたこと、東日本大震災やタイの洪水より回復したことが挙げられます。ただし、中国人旅行者の継続的増大が空室を埋め、格安航空会社の拡大が旅行の機会を押し上げました。

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