1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

アルテリア・ネットワークス、海底ケーブル「Topaz」向け専用線サービスの提供を開始

PR TIMES / 2024年7月2日 13時15分

~日本とカナダを結ぶ海底ケーブルの陸揚局から首都圏の主要データセンター間を接続するバックホールを提供し、日本のデジタルインフラの強靭化に貢献~

 アルテリア・ネットワークス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:阿部 達也、以下:アルテリア)は、世界で初めて日本とカナダを直接結ぶ海底ケーブル「Topaz」の陸揚局(茨城県高萩市)に専用線設備を設置し、首都圏の主要データセンター間を接続する専用線サービスの提供を開始いたしました。



Topaz海底ケーブルにおけるアルテリアの役割/専用線サービス提供について


 Topaz海底ケーブルは、日本において茨城県高萩市および三重県志摩市に陸揚げされています。
 アルテリアは、Topaz海底ケーブルの茨城県高萩市での陸揚げに向けた作業を2020年より着手し、これまでサービスの開始に向けた準備を進めてまいりました。茨城県高萩市の陸揚局では運用管理を含む陸揚当事者(Landing Party)の役割を担っています。
 この度、同陸揚局にアルテリアの専用線設備を設置し、印西エリアを含む首都圏の主要データセンターへのアクセスを必要とするお客様へ、低遅延かつ高品質な最大100Gbps専用線サービス「ダイナイーサ」を短納期で提供します。
[画像: https://prtimes.jp/i/7041/109/resize/d7041-109-e8f5bc8623e8186a3d2e-0.png ]

日本のデジタルインフラ強靭化への期待について


 日本のインターネットの中心である東京と海外との接続は、これまで千葉県南房総に集中しており、高萩を含む茨城県の地域では、Topaz海底ケーブルの陸揚げまで、過去20年以上にわたり海底ケーブルの陸揚げが行われていませんでした。この度のTopaz海底ケーブルの陸揚げを契機に、今後海外から首都圏への通信トラフィックが茨城県にも分散され、日本のデジタルインフラの強靭化につながることが期待されます。
 また、アルテリアは、これまで印西エリアにおける大規模データセンターに高品質ネットワークサービスを提供するため、積極的に光ファイバーネットワークの強化・増設を行ってまいりました。本Topaz向けの専用線サービスの提供開始により、同地域のデータセンター利用者やデータセンターでクラウドサービスを提供する事業者は、茨城県県北エリアの新たな国際海底ケーブルへつながる陸揚局へのアクセスも可能となります。

 Google Cloud ブログ(https://cloud.google.com/blog/ja/products/infrastructure/pacific-connect-initiative-to-expand?e=48754805&hl=ja)にて発表されている通り、Topaz海底ケーブルの陸揚げに際してアルテリアが構築した設備は、太平洋接続構想の一環として Google や他の多くのパートナーが協力して建設する新しいシステムを含む、今後の海底ケーブルでも活用されることが期待されます。


関連リンク:
アルテリア・ネットワークス、自社の光ネットワーク網を千葉県印西エリアおよび大阪府彩都エリアに延伸・拡張
URL:https://www.arteria-net.com/news/2019/190807-01/

アルテリア・ネットワークス、SCSKのデータセンター「netXDC千葉センター」内に最大100Gbps専用線設備を新設~データセンタービジネスのアライアンスを強化、トラフィックの増加需要に対応し、短納期での提供を実現~
URL:https://www.arteria-net.com/news/2020/0407-01/

アルテリア・ネットワークス、MCデジタル・リアルティの東京第二データセンター(NRT10)へ100Gbps専用線設備の設置を決定
URL:https://www.arteria-net.com/news/2020/1208-01/

【専用線サービス「ダイナイーサ」について】
2拠点間を結ぶ完全帯域保証型イーサネットインタフェースの専用線サービスです。メトロエリアから中・長距離までカバーし、通信キャリア様から法人様まで幅広いお客様にサービスを提供しています。

●高品質・高信頼 完全帯域保証
 回線毎に固定帯域を割り当てるため、帯域は完全に保証され、堅牢なセキュリティを提供します。

●マルチプロトコル
 レイヤ3以上のプロトコルについての制限がないため、幅広い利用が可能です。

●安心のリンク断転送
 万一回線に障害が発生した場合も、自動的に回線終端装置のUSERポートのリンクをオフにすることにより、お客様にすばやく障害発生を通知し、お客様装置で冗長経路への切り替えなどにより、障害の影響を最小限に抑えることができるリンク断転送機能を有しています。

■「ダイナイーサ」サービスページ
URL:https://www.arteria-net.com/business/service/leaseline/dynaether/

【Topaz海底ケーブルについて】
 カナダと日本を直接つなぐ初の海底光ファイバーケーブルであるTopazは、2023年にサービスを開始し、バンクーバーからカナダのポートアルバーニ、そして太平洋を横断して日本の茨城県(高萩市)と三重県(志摩市)を結びます。Googleの各種のサービスへの低遅延アクセスを提供するだけでなく、通信トラフィック需要が高まる日本~カナダ間の伝送容量をサポートします。

【アルテリア・ネットワークスについて】
 1997年の創業以来、自社保有の光ファイバーによる大容量のバックボーンとアクセスラインを活用し、法人向けに、お客さまのニーズに合わせてオーダーメイドのネットワーク環境を構築するネットワークサービスと、専有型による安定的な高速通信を提供するインターネットサービス、マンション向けに国内シェアNo.1*1のマンションインターネットサービスを展開しています(マンションインターネットサービス提供元:グループ会社 株式会社つなぐネットコミュニケーションズ)。これらのサービスを基盤にし、新たな価値を創出するDXサービスを拡充してまいります。
「日経コンピュータ 2023年8月31日号 顧客満足度調査 2023-2024」では「ネットワークサービス部門」において2年連続で1位を受賞しました。


つながる地球に、新しい鼓動を。
持続可能な世界の実現に貢献するため、独自に築き、磨き上げてきたネットワークにより、世界に新たな鼓動を伝えていきます。

*1 株式会社MM総研「全戸一括型マンションISPシェア調査」(2023年3月末)

<アルテリア・ネットワークス株式会社 会社概要>
代表者    代表取締役社長執行役員 阿部 達也
所在地    東京都港区新橋六丁目9番8号 住友不動産新橋ビル
創業     1997年11月4日
URL     https://www.arteria-net.com/

※記載されている会社名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。
※リリースに記載されている内容は、発表日時点の情報です。 ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください