米国3D SYSTEMS社製のマルチジェット3D プリンター新製品“ProJet MJP 3600シリーズ”および“ProJet MJP 5500X”を発売
PR TIMES / 2016年3月1日 13時46分
は、米国3D SYSTEMS(スリーディー・システムズ)社(President & CEO:Andrew
M. Johnson)製のマルチジェット3D プリンター新モデル“ProJet MJP 3600/3600
Max”および “ProJet MJP 5500X”の販売を2016 年3月上旬より開始します。
キヤノンMJは2014年4月に3D SYSTEMS社の3D製品ラインアップをパーソナルからプロダク
ション分野まで拡大し、製造業を中心に3D関連ソフトウエアを活用した3D リューション事業を展
開してきました。このほど、新ラインアップとして“ProJet MJP 3600”および “ProJet MJP 3600
Max”の2機種と、“ProJet MJP 5500X”を発売します。新製品“ProJet MJP 3600シリーズ”は、
高速で高精細な造形が可能で、試作や鋳造、最終製品として活用でき、高い生産性を実現します。
一方、“ProJet MJP 5500X”はプロフェッショナルモデルの最上位機種で、従来モデル同様に大型の
造形が可能でマルチマテリアルに対応します。
[画像1: http://prtimes.jp/i/13943/109/resize/d13943-109-546240-1.jpg ]
■ プロフェッショナルモデル“ProJet MJP 3600シリーズ”の特長
“ProJet MJP 3600 シリーズ”は、プリントヘッドの改良により従来シリーズに比べ約2 倍の
高速スループット※ 1 と約2.5 倍の大容量データ処理を実現し、高速で高解像度の出力が可能に
なりました。また、“ProJet MJP 3600シリーズ”に対応する“VisiJet M3プラスチック材料シリーズ”
は、精細で耐熱性に優れ柔軟性のある透明な素材で、水や油などの流体の可視化や設計検証に加え、
スナップフィットアセンブリ※2も可能です。
[画像2: http://prtimes.jp/i/13943/109/resize/d13943-109-989375-2.jpg ]
■ プロフェッショナルモデル“ProJet MJP 5500X”の特長
“ProJet MJP 5500X”は、制御ソフトウエアの大幅な改良により積層ピッチの高精細化とプリント
速度の高速化を実現しました。また、このたび、伸縮性に優れ、靭性の高い“新エラストマー素材
(VisiJet CE-BK & CE-NT)の販売も開始します。“ProJet MJP 5500X”は従来のマルチマテリアルに
加え、約6.5倍の伸縮率の新エラストマー素材にも対応することで幅広い用途に活用することが
できます。
■ 発売の背景と目的
キヤノンMJは、継続的な需要の伸びが期待される製造業の上流工程であるデザイン、設計、試作の各工程で新製品を拡販し、全国約200ヶ所の拠点で3D SYSTEMS社の認定サービスエンジニアが均一な保守サービスを提供します。
また、今後導入が期待されている医療や教育などの分野でも、3Dデータの活用や導入支援をトータルでサポートする3Dソリューション事業を展開し、2017年には売上高150億円を目指します。
※1 積層ピッチなどの出力設定条件により異なります。
※2 部品に設けた凸部(保持部)を、材料の弾性を利用して受け手側の凹部にはめ込んで機械的に固定する組立て方法。
製品: 3D SYSTEMS社製マルチジェット 3Dプリンター
プロフェッショナルモデル“ProJet MJP 3600シリーズ”
価格: 1250万円~※
販売時期 20163月上旬
製品:3D SYSTEMS社製マルチジェット 3Dプリンター
プロフェッショナルモデル“ProJet MJP 5500X”
価格 3130万円~※
販売時期 2016年3月上旬
※付帯設備等の構成により価格は異なります。また別途、搬入料・設置料が掛かります。
● 一般の方のお問い合わせ先
:キヤノンマーケティングジャパン株式会社 3Dソリューション企画部 企画課 03-6719-9536(直通)
● 3Dプリンター(プロフェッショナル):canon.jp/3dp
● 報道関係者用ホームページ:canon.jp/e-pr
<マルチジェット3Dプリンター“ProJet MJP 3600シリーズ”>
1.主な用途
・機能プロトタイプ
・デザイン検証、テスト
・アセンブル、フィッティング、スナップフィット
・流体解析用の可視化検証モデル
・耐熱テスト
・ラピッドツーリング
・固定治具、組み立て治具
・真空注型用マスター型
・真空成型用マスター型
・少量の射出成型型
・高精細の鋳造マスター型
2.主な仕様
・造形サイズ :
ProJet MJP 3600Max/ProJet MJP 3600 HDモード(積層厚32um) 298×183×203mm
ProJet MJP 3600 UHDモード(積層厚29um)/XHDモード(積層厚16um) 203×178×203mm
・積層厚:16um、29um、32um
・標準材料:VisiJet M3-X, Black, Crystal, Procast, Proplast, Navy, Techplast プラスチック
<マルチジェット3Dプリンター“ProJet MJP 5500X”>
1.主な用途
・大型造形
・機能プロトタイプ
・デザイン検証、テスト
・アセンブル、フィッティング、スナップフィット
・流体解析用の可視化検証モデル
・耐熱テスト
・ラピッドツーリング
・固定治具、組み立て治具
・真空注型用マスター型
・真空成型用マスター型
・少量の射出成型型
・高精細の鋳造マスター型
2.主な仕様
・造形サイズ:518×381×300mm
・積層厚:13um、16 um、25um
・標準材料:VisiJet CR-WT(硬質プラスチック・白)VisiJet CR-CL(硬質プラスチック・クリア)
VisiJet CE-BK(エラストマー・黒)VisiJet CE-NT(エラストマー・ナチュラル)
<3D SYSTEMS社の概要>
社名 :3D SYSTEMS, Inc.
本社所在地 :333 Three D Systems Circle Rock Hill, South Carolina, USA
President & CEO:Andrew M. Johnson
設立 :1986年
事業内容 :造形装置、材料、ソフトウェアの開発販売、サポート、試作請負
主製品 :光造形装置、粉末造形装置、3Dプリンター
URL :http://www.3dsystems.co
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