クロスランゲージ、レッジが共同でサイトの画像内テキストを自動翻訳するディープラーニング活用型新サービスの開発プロジェクトを発足
PR TIMES / 2018年5月22日 11時1分
[画像1: https://prtimes.jp/i/2804/110/resize/d2804-110-712144-0.jpg ]
■概要
近年その市場の拡大スピードから注目される『越境EC』をはじめ、これまでメインだった訪日外国人への受動的な翻訳対応というニーズが変容。高まり続ける『他言語圏ユーザーへの積極的なアプローチとしての翻訳需要』に応える目的で株式会社クロスランゲージは株式会社レッジと提携。
Webサイトの画像内テキストを解析、文字画像を検出し自動で画像内文字列を翻訳・置換し配信するディープラーニング技術応用型新サービスの開発プロジェクトを開始しました。
現在はPoC第一段階をクリア。以後は提携事業社サイトへ試験導入と実証実験を重ね早期のサービス本格開始を目指すフェーズとなります。
■プロジェクト発足の経緯
翻訳・通訳事業や翻訳システム企画・開発・販売事業などをメインで手がける株式会社クロスランゲージ。既に多くのWebサイトへ導入されている弊社翻訳ツールですが、画像内テキストに関しては『人の手による他言語バージョンの作成と登録』が必須となっていました。
今回、伸び続ける市場からの画像内テキスト自動翻訳ニーズに応える形で、AIシステムコンサル・開発プロデュースを手がける株式会社レッジと提携。特に需要の多いLPやECなどの領域で自動翻訳・運用が行えるディープラーニング技術応用型新サービスの開発プロジェクトをスタートさせるに至りました。
■本プロジェクトの目的
2018年度だけでも前年度比200%超えと予想される越境ECの伸び、増え続ける国外からの需要と国内需要の中長期的な落ち込み予想。これらに対応するため、市場は小さくない変化を求められることになると予測されます。
一部の大手企業や官公庁を中心とした『やらなければいけないCSR的他言語翻訳対応』から、『より積極的にマーケットを広げていくための多言語翻訳』へ。
その変化をサポートし、推し進めていくこと。それが本プロジェクトの目的となります。
■システム構成に関して
本プロジェクトにおいては、現時点での構成として以下の形を採用。製品化にむけたブラッシュアップを行っています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/2804/110/resize/d2804-110-729413-1.jpg ]
● DOMから画像パスを取得
● サイト内全画像情報から『文字情報の含まれるもの』を選定
● さらに翻訳元として登録された言語以外の要素を排除(※ 日本語 ⇒ 中国語 翻訳を行う場合、翻訳元言語となる日本語表記の画像内テキストのみを抽出)
● ディープラーニング技術を活用し、テキスト情報の取得とセンテンス(文節)エリアの座標特定
● 縦書き|横書きを認識
● クロスランゲージ翻訳エンジン※ へ原文をパスし、翻訳後の文章を取得
● 対象センテンス領域を背景色で塗りつぶし、フォントサイズを自動調整して文字画像を生成・合成
● 諸々の処理の適用非適用・各種指定変更・差し替えは人間が作業
● 最終的に合成された画像を元々のサイト内画像と置換し表示
※再翻訳、文章(翻訳前・後)修正、認識センテンスエリア再指定などの機能も搭載予定となります。
※クロスランゲージ社の独自翻訳エンジン。ユーザー辞書登録が可能なため、商品名など個別カスタマイズ必須なものも正しく訳すことができる。
■実証実験パートナーの募集について
現在、実際にWebサイトへ本プロジェクト開発中のツールを導入し実証実験を行っていただけるパートナー企業を募集しております。ご興味を持っていただけましたら、以下プロジェクト連絡窓口までご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。
パートナー企業募集に関するお問い合わせ先(Ledge.ai)
https://ledge.ai/contact/
■参画企業について
会社名 :株式会社クロスランゲージ(https://www.crosslanguage.co.jp/)
代表者 :福嶋 健一郎
所在地 :東京都千代田区紀尾井町3-6
事業内容:翻訳・通訳事業 翻訳システム企画・開発・販売、辞書構築・言語解析調査
会社名 :株式会社レッジ(https://ledge.co.jp/)
メディア:https://ledge.ai/
代表者 :橋本 和樹
所在地 :東京都品川区西五反田2-30-4
事業内容:AIに特化したメディア運営、AIプロジェクトのコンサルティング
※本プロジェクトについては、こちらもご参照ください。
https://ledge.ai/crosslanguage-ledge-deeplearning-project/
[クロスランゲージについて]
株式会社クロスランゲージは、機械翻訳(自動翻訳)システムの開発と人的な翻訳事業を併せ持つ総合翻訳ソリューション企業です。世界で使われる70%以上の言語をカバーする機械翻訳システムと、30ヶ国語以上の言語に対応した人的翻訳を組み合わせることで「低コスト・高品質・短納期・大量処理・高セキュリティ」など、様々なお客様のご要望に対応した翻訳ソリューションを提供しています。また、クロスランゲージの開発した機械翻訳システムは、自動翻訳パッケージソフトとしての提供をはじめ、複数の大手ポータルサイトで多くの方々にご愛用いただいている自動翻訳サービス、150以上の自治体で採用されているホームページ自動翻訳サービス、大企業向け機械翻訳サーバーなど、現在、日本で最も多くの方々にご利用いただいている機械翻訳システムを提供しています。詳細に関しては、https://www.crosslanguage.co.jp/をご覧ください。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
住友重機械工業株式会社へ論文翻訳サービス「1paper」導入開始
PR TIMES / 2024年5月9日 10時45分
-
AI翻訳「Mirai Translator(R)」の活用により、学生の読解スピードが向上。英作文の正確性にも寄与し、アウトプットのクオリティや指導内容も変化
PR TIMES / 2024年4月24日 17時40分
-
AI文字起こしサービス「Notta」が最新AIモデル「Claude 3」に対応!
PR TIMES / 2024年4月19日 18時45分
-
株式会社川村インターナショナル 第8回 AI・人工知能EXPO【春】に出展
PR TIMES / 2024年4月18日 11時45分
-
Galaxy S24シリーズの目玉機能「Galaxy AI」を全方位で検証 スマホ体験が大きく拡張される!
ITmedia Mobile / 2024年4月11日 17時5分
ランキング
-
1朝ドラ登場の食堂モデル、岐阜の五平餅店が閉店へ…「寂しい」全国から名残惜しむファン足運ぶ
読売新聞 / 2024年5月10日 15時8分
-
2コーヒー豆高騰の背景に…中国でブーム“悪魔のフルーツ”、ピザや火鍋にも【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月10日 21時10分
-
3三菱製紙子会社でデータ改ざん=耐熱プレスボード、10年以上前から
時事通信 / 2024年5月10日 17時54分
-
4【閉園騒動から再出発】「ラブライブ!聖地」水族館、新社長が語った苦悩「従業員は大量解雇」「マイナスからのスタートです」
NEWSポストセブン / 2024年5月10日 19時20分
-
5「LINEのセキュリティ」は大問題 TikTokと同じ道をたどるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月10日 6時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください