クラーク記念国際高等学校が人工衛星の打ち上げを記念したイベント「クラーク宇宙の日」を11月11日開催。
PR TIMES / 2024年11月5日 17時15分
生徒主体で開発した人工衛星の打ち上げを記念し、未来を担う高校生約8,400名が、これからの宇宙と地球について考える
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人工衛星打ち上げ記念イベント「クラーク宇宙の日」11月11日開催
クラーク記念国際高等学校(本校:北海道深川市、校長:吉田洋一、以下クラーク国際)は、クラーク国際の生徒が主体となって開発した人工衛星「ClarkSat-1(愛称:AMBITIOUS)」が、2023年11月10日に宇宙へ打ち上げられたことを記念し、2024年11月11日(月)に「クラーク宇宙の日」を開催いたします。
この日は、宇宙や地球の未来について考える特別な日として、全国のクラーク国際の拠点をオンラインで結び、約8,400名(通学型コースのみ)の生徒が参加するイベントを実施します。今後もこの日を「クラーク宇宙の日」として毎年開催し、宇宙と地球への興味関心と課題解決の達成に向けた生徒たちの主体性を育てると共に、実社会で必要なスキルである「人間力・探究力・創造力」を育みます。
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人工衛星「ClarkSat-1(愛称:AMBITIOUS)」
【企画背景】
クラーク記念国際高等学校は、1992年の開校以来、ウィリアム・S・クラーク博士の「Boys, be ambitious ~君よ、大志を抱け~」の精神を教育理念とし、生徒一人ひとりの可能性を伸ばす教育を展開してまいりました。これまでに90,000人以上の卒業生を送り出し、現在も13,000人を超える生徒たちが「好きなこと」や「得意なこと」に挑戦し、自分の未来を切り拓くために学んでいます。
この教育の一環として、生徒主体の衛星開発や運用やミッション実行をベースに高校生が宇宙に関心を持ち、宇宙視点で課題解決を考え実行できる未来のリーダー人材育成を目指した教育プログラムの開発を目的とした 「宇宙教育プロジェクト」を開始。そのプロジェクトで、クラーク国際の生徒が主体的に開発や運用に携わった人工衛星「ClarkSat-1(愛称:Ambitious)」が、2023年11月10日にNASAのケネディ宇宙センターより打ち上げられたのを記念して、この日を「クラーク宇宙の日」に制定。全国のクラーク国際の生徒が宇宙や地球環境に関心を寄せ、未来の可能性について共に考える日といたしました。
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人工衛星「Clark sat-1」をJAXAへ引き渡した様子(クラーク記念国際高等学校 生徒・Space BD社員)
【人工衛星「Clark sat-1」について】
人工衛星「ClarkSat-1(愛称:Ambitious)」は、10cm角・重さ約1.3kgの1Uサイズの超小型衛星です。2021年10月に開発が開始され、官辺申請やJAXAによる審査を経て、2023年3月に完成。同年11月10日には宇宙に打ち上げられ、12月18日に国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」より放出されました。さらにクラーク国際の校舎内に設置された管制局にて、アマチュア無線従事者免許を取得した生徒が衛星と通信を行いました。
【イベント概要:クラーク宇宙の日】
名称:クラーク宇宙の日
日程:2024年11月11日(月)
時間:9:20~12:00 全体イベント、13:00以降 拠点別イベント ※日時は拠点により異なる
メイン会場(9:20~12:00):CLARK NEXT Tokyo(その他の全国拠点はオンラインで参加)
参加者:クラーク記念国際高等学校、連携校 専修学校クラーク高等学院、連携校 東京国際ビジネルカレッジ 福岡校 高等課程の生徒 計8,400名
■実施テーマ
「未来を担う私たちが考える~これからの宇宙と地球~」
全国のクラーク国際の各拠点と連携し、宇宙に対する理解を深め、地球や宇宙における課題に取り組む意識を高めるために開催。生徒の主体性を育むことを目的とし、専門家の講演やディスカッションを通じて、未来に向けた知見や洞察を深める機会となります。宇宙探究部(R)️による活動報告やプロジェクト発表も行われ、生徒が関心を持って取り組む姿勢を育みます。
■イベント内容
1. 宇宙探究部(R)️活動報告
2021年に発足した宇宙探究部(R)️は、全国のクラーク国際の生徒から約50名が参加する部活動で、宇宙や科学技術に関心のある生徒たちが集い、宇宙に関連する様々な探究活動を行っています。
・主な活動報告:「ClarkSat-1(愛称:AMBITIOUS)」の開発・打ち上げの軌跡を紹介し、プロジェクトの過程と成果を発表。
・その他の発表内容:「衛星設計コンテスト」や「宇宙動画作成プロジェクト」などにおける取り組みの成果を共有。
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宇宙探究部(R)️の生徒(前列)
2. 特別講演:「宇宙開発とメディアの関係について」
朝日新聞デジタル企画報道部次長の東山正宣氏を招き、メディアの視点から見た宇宙開発の意義や影響力、情報発信の重要性についての講演を実施。未来の宇宙ビジョンとその社会的影響について、生徒たちの新たな視野を広げます。
・東山正宣氏プロフィール
朝日新聞デジタル企画報道部データジャーナリズム担当デスク
1975年香川県出身。名古屋大学理学部卒、素粒子宇宙物理学専攻修了。2001年に入社し、水戸と新潟で警察や県庁を担当。科学医療部で若田光一飛行士や野口聡一飛行士、小惑星探査機「はやぶさ」、iPS細胞のノーベル賞受賞、原子力規制庁などを取材。主宰しているユーチューブチャンネル「朝日新聞宇宙部」が今年4月に10万人を達成。講談社から書籍も出版されました。
3. トークセッション
黒田有彩氏(宇宙探究部(R)️特別顧問)と東山氏、生徒代表2名が参加し、「これからの宇宙と地球」をテーマに意見を交わします。各視点からの意見交換を通じて、宇宙や地球に対する理解を深め、生徒たちの未来への想像力や行動への意欲を高めます。
・黒田有彩氏プロフィール
宇宙タレント 株式会社アンタレス代表取締役
兵庫県出身。中学時代のNASA訪問で宇宙の虜に。お茶の水女子大学理学部物理学科卒業。国の審議会委員からYoutuberまで幅広い顔を持ち、宇宙の魅力を届ける。13年ぶりに行われたJAXA宇宙飛行士選抜試験に挑戦。
Youtube「宇宙タレント黒田有彩 --ウーチュー部--」では、1分以内で宇宙の様々なことを解説する「みんなのギモン」が人気です。
4. 新プロジェクト「星空ライブカメラプロジェクト」の紹介
全国のクラーク拠点(主要拠点のみ)に設置するカメラで星空をライブ配信する新プロジェクトを発表。地域ごとの天体観測を可能にし、宇宙と自然への関心を深めるとともに、地域間での学びの連携を図ります。地域ごとの異なる星空の観測や共有により、科学的な視点と地域性の融合による新たな学びの形を提案します。将来的には海外にもカメラを設置し、世界規模での天体観測を目指します。
■拠点別イベント例
・札幌大通校:「宇宙への興味関心を喚起する動画制作」
・千葉キャンパス:「宇宙ゴミと地球環境ワークショップ」
・名古屋校:「宇宙米栽培プロジェクト報告会」
・さいたまキャンパス:「調布航空宇宙センターでのワークショップ」
・京都キャンパス:「オリジナル宇宙食の考案」
・鹿児島キャンパス:「スポGOMI活動」
※スポGOMI:チームで街のごみを拾い得点を競う清掃活動とスポーツを融合させたイベント
【メディア関係者の皆様へ】
取材をご希望の方は、クラーク記念国際高等学校 教務開発部(担当:山下)までお問い合わせください。
TEL:078-262-0839
FAX:078-262-0863
e-mail:m.yamashita@clark.ed.jp
【クラーク記念国際高等学校について】
「Boys,Be Ambitious!」で知られるクラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。北海道深川に本校を設置し、全国60を超える教育拠点で13,000人以上が学び、これまで約9万人の卒業生を輩出しています。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。カリキュラムの柔軟性を生かし、生徒のニーズに合わせた様々な特徴ある授業を展開しています。毎年、海外大学や国公立、有名私立大学などへの進学者も多数輩出しています。2021年度からは場所、時間にとらわれず学習する「スマートスタディコース」が開講。幅広い教育ニーズに応える高校として高校生たちの「夢・挑戦・達成」を支えています。
https://www.clark.ed.jp/
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