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吉野 彰 旭化成名誉フェローがVinFuture PrizeのGrand Prizeを受賞

PR TIMES / 2023年12月21日 11時45分

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎)は、名誉フェローの吉野彰がリチウムイオン電池(以下、「LIB」)の発明に関する功績を称えられ、2023年度の「VinFuture Prize」においてGrand Prize(大賞)を受賞いたしましたので、お知らせします。



[画像: https://prtimes.jp/i/79452/110/resize/d79452-110-8ab786bc19f26dd958a7-0.jpg ]

名誉フェローの吉野は、負極にカーボン、正極にLiCoO2(コバルト酸リチウム)を使用することにより、現在のLIBの原型となる二次電池を世界で初めて考案し、製作しました。さらに、正極の集電体にアルミニウム(Al)を使用するというLIBの基本技術開発、及び実用化のために必要な電極化技術、電池化技術、周辺技術開発を行い、LIBという小型・軽量の新型二次電池を実用化しました。

VinFuture Prizeは、世界の学術機関、研究所、産業界から優れた発明家や研究者を表彰し、多くの人の日常生活に有意義な変化をもたらす画期的な科学研究や技術革新を称えるために、2020年にベトナムのVinFuture財団によって創設された賞です。

LIBは、現在のモバイル機器やノート型パソコン等のIT機器の世界的な普及に大きく貢献したとともに、現在では電気自動車や電力貯蔵システム(ESS)等のアプリケーションでさらなる広がりを見せています。

2023年度のVinFuture Prizeの受賞者発表および授賞式は2023年12月20日(現地時間)に、ベトナム・ハノイ市にて行われました。

VinFuture Prizeウェブサイト
https://vinfutureprize.org/

旭化成名誉フェロー吉野彰のコメント
栄えあるVinFuture PrizeのGrand Prizeを受賞することができ光栄に思います。LIBはこれまでモバイルPCやスマートフォンに利用され「モバイルIT社会」の実現に寄与しました。これからは電気自動車などでの活用が進むことで「クリーンなモビリティ社会」の実現に貢献すると考えます。そして、今後は地球環境問題やエネルギー問題の解決にどのように貢献できるかという視点が重要になりますが、電池技術の革新に取り組み、持続可能な未来の実現を目指してまいります。

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