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【東京都板橋区】双子・三つ子のパパたち対象の「ツインキッズクラブ講演会」を初開催

PR TIMES / 2024年12月10日 10時0分



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129038/110/129038-110-9951db8b6be884b07461670659291b33-1871x1403.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
積極的に意見交換するパパたち


板橋区は、令和6年12月7日 (土)、双子・三つ子などの多胎児(たたいじ)の出産や育児に関する父親への支援として、「ツインキッズクラブ講演会 パパのためのふたごみつご教室」を板橋区志村健康福祉センターで開催しました。

区では、出産から子育てまでの切れ目ない支援の一つとして、多胎児の出産・育児に対する母親の不安を解消し、子どもの健やかな発達を促すための支援を実施しています。区の健康福祉センターでは、孤立予防・仲間づくりに関する支援として、多胎児を持つ保護者向けの交流会「ツインキッズクラブ」の開催や、多胎児特有の育児やライフスタイルに関して、助産師等の専門家による講演会を年に1回実施するなど、普及啓発を行っています。近年、父親の育児参加の機会も増え、「ツインキッズクラブ」でも父親の参加が増えている一方、多胎育児に限らず、父親の産後うつ(パタニティブルー)などが問題視されるなど、父親への育児支援のニーズや重要性が高まっています。

そのような状況を受け、今年度のツインキッズクラブ講演会は、多胎児を育てる父親(以下、「パパ」という)や出産前の「プレパパ」を対象に初開催。日本多胎支援協会理事で助産師の佐藤 喜美子(さとう・きみこ)氏を講師に招き、参加した11名のパパたちに向けた講演を行いました。

講師の佐藤さんは、多胎妊娠の経過、産後のママのこころとからだの変化やママへのサポート、多胎児の特徴と育児の工夫などを先輩パパ・ママの声も盛り込みながら説明。困ったときには地域の保健師や周囲の人の手助けを受けながら、「パパも支援と繋がる」ことの大切さを知ることと併せて、「父親であることを楽しもう」と前向きなメッセージで講演会を締めくくりました。

講演会後の交流会では、2グループで意見交換会を実施。新米パパやプレパパたちから、育児に関する不安や困りごとについて質問がある一方、経験のある育児パパからは、産前からの必要な準備、お子さんとの外出で注意していることやお子さんが泣いてしまったときの対応、育児休暇の取り方やリフレッシュ方法など、経験に基づく工夫やアドバイスも。特に、悩みを日常的に共有しにくい多胎児の子育てに関しては共通する悩みも多く、お互いに苦労を共感する場面も多く見られました。

講演会終了後のアンケートでは、「単胎とは明らかに異なることから、同じ境遇同士で実践できることや学ぶことが多々見つかると思うためまた参加したい」「他の家庭を参考に出来て良かった。もう少し他の家庭と意見交換をする時間があれば参加したい。初めての参加だったので、また参加して意見交換をしたい」など、次回の参加に前向きな声が多く見られました。

担当
東京都板橋区志村健康福祉センター保健指導係 電話:03-3969-3839

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