1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

「ベアメール 迷惑メールスコアリング」のDMARC レポート分析機能が大幅にアップデート

PR TIMES / 2024年5月21日 14時45分

~DMARC ポリシー強化に向けた調査・改善対応が容易に~

株式会社リンク (本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田 元治) は、メールの健全性を診断・モニタリングするサービス「ベアメール 迷惑メールスコアリング」において、DMARC 分析機能をアップデートした最新バージョンの提供を、本日より開始します。



2024年2月に適用された Gmail の新しい送信者ガイドラインの影響もあり、これまで普及の遅れていた日本においても DMARC(※1)の導入が進みつつあります。なりすまし防止の効力を有効にするためには、DMARC ポリシーを quarantine(隔離)や reject(拒否)に設定する必要がありますが、現在 DMARC を導入している企業の半数以上がモニタリングのみを行う none の設定のままになっています(※2)。
ポリシーを none から quarantine や reject に引き上げるためには、自社のメール配信状況を把握し、認証に失敗しているメールの修正対応を行うことが重要です。

※1:DMARC(Domain-based Message Authentication,Reporting,and Conformance)とは、送信ドメイン認証技術のひとつで、SPF (Sender Policy Framework)と DKIM(DomainKeys Identified Mail)の認証ドメインおよび認証結果とメールに表示される送信元アドレスを照合することで「なりすまし」を防ぐ技術。認証に失敗したメールの取り扱いをポリシーによって指定したり、メール配信に関するレポートを受け取ったりすることも可能。

※2:総務省が公開している2023年12月時点での送信ドメイン認証技術の設定状況データより、DMARC ポリシー設定状況の割合。参考:「総務省|電気通信消費者情報コーナー|迷惑メール対策」統計データ>JPドメイン名の種別ごとにおける送信ドメイン認証技術の設定状況 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html#toukei

「ベアメール 迷惑メールスコアリング」が提供する DMARC 分析機能は、メールプロバイダから日々大量に送られてくる DMARC レポートを自動的に集計し、グラフや表として可視化するサービスです。この度、DMARC レポートの可視化だけに留まらず、DMARC ポリシー強化に向けた具体的なアクションを推進するための大幅な機能アップデートを行いました。

DMARC ポリシー強化の鍵となるのは、メール送信環境の管理です。自社の送信環境を正確に把握した上で、各環境が認証に成功しているかを確認することで、ポリシーを quarantine や reject へ安全に引き上げることが可能となります。今回のアップデートでは「送信元IP管理」と3種類の「分析」機能の追加により、送信環境の管理と認証失敗の原因調査が容易になりました。また、メール配信の異常を検知する「アラート通知」の機能も追加されました。これらの機能アップデートにより、ユーザは DMARC 運用の効率化が可能になります。

■今回追加された DMARC 分析機能
●送信元IP管理
 自社がメール送信に利用しているIPアドレスを登録し、タグを付与して管理できます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7832/111/resize/d7832-111-7245124b76f12ce73843-0.png ]


●分析
 以下3つの切り口で、エラーが起きている送信環境や原因を深掘りすることができます。

 ▶エラーパターン分析
  DMARC 認証がNGになる原因を4つのパターンに分類し、パターンごとにエラーの対処方法について
  アドバイスを参照することができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/7832/111/resize/d7832-111-417aa3f3072b82dc625d-1.png ]


  ▶タグ別エラー分析
   送信元IP管理機能で付与したタグごとにエラー傾向を分析することができます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/7832/111/resize/d7832-111-38632d73e11956dd1384-2.png ]


  ▶なりすまし可能性分析
   送信元IP管理機能に登録していない、自社で把握できていないIPアドレスについて分析できます。
   送信数が多い送信元IPを簡単に突き止めることができるため、把握できていない送信環境の調査が容易に
   なります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/7832/111/resize/d7832-111-7e4685fc6f3cf7172bfc-3.png ]


●アラート通知
 アラート通知を行う条件を設定することができます。
 毎日管理画面を確認しなくても、メール配信に異常が発生した際に速やかに検知することが可能になります。


■「迷惑メールスコアリング」プラン表
[画像5: https://prtimes.jp/i/7832/111/resize/d7832-111-9156031355ee0fc92c2f-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/7832/111/resize/d7832-111-4addc819df90b02e6e4f-5.png ]


ベアメールは「重要なメールが顧客に届かない」という課題を解決するため、今後もさまざまな機能の追加・改善を行い、きめ細やかなサポートを通じてユーザ企業を支援してまいります。


迷惑メールスコアリングについて
迷惑メールスコアリングは、「ベアメール メールリレーサービス」で培ってきたメール配信のノウハウとAI技術を組み合わせ、〈迷惑メールに判定される可能性〉が確認できるサービスです。 ユーザはテストメールを送信するだけで多角的な診断を受けることができ、迷惑メールと判定される要因となる問題点や、その改善策を把握することができます。診断を自動化することで、送信メールの問題点及び健全性を常にモニタリングすることが可能になります。

■Web サイト
迷惑メールスコアリング
https://baremail.jp/mailscore/top/

ベアメールについて
ベアメールは「メールを確実に届ける」ことを支援するサービスとして、メールの高速配信・到達率の改善を実現する「メールリレーサービス」と、迷惑メールになる可能性や原因を診断する「迷惑メールスコアリング」を提供しています。お客さまの環境や状況に応じて2つのサービスを組み合わせることで、メール配信に関する運用の手間を削減し、到達率の改善を実現します。
サービスの詳細は、https://baremail.jp/ をご覧ください。

株式会社リンクについて
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティング「at+link」、クラウド型ホスティング「リンクベアメタルクラウド」を軸として、7年連続シェア第1位のクラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、セキュリティプラットフォームサービス「PCI DSS Ready Cloud」など、さまざまなインターネット関連サービスを提供しています。農系事業にも取り組んでおり、2011年10月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営しています。
事業の詳細は、https://www.link.co.jp/ をご覧ください。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください