「琳派400年記念 新鋭選抜展~琳派の伝統から、RIMPAの創造へ~」開催 <2015年1月24日(土)~2月8日(日)>
PR TIMES / 2014年12月16日 11時48分
横浜ビエンナーレ出品作品 “巨大なバッタ”等で知られる現代美術作家、椿昇氏の作品も特別出品!
京都府は、2015年1月24日(土)~2月8日(日)、 「琳派400年記念 新鋭選抜展」(「京都国際現代芸術祭2015」プレ事業)を京都府文化博物館にて開催します。
京都府では、2000年度より、将来性豊かな新進作家の創作活動を紹介する選抜展「京都府美術工芸新鋭展」を行ってきました。本年度は、琳派が誕生した元和元年(1615年)から400年を数えることを記念して、「琳派400年記念 新鋭選抜展」として、琳派の生んだ美意識や精神、革新性を現代の感性で昇華し、新しい表現として創造した斬新な作品を紹介します。
特別展示として京都府を本拠地として国際的に活躍する現代美術作家、椿昇氏の創造性溢れる作品も出品されます。
琳派400年の節目とともに、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」開催の年でもある2015年。
京都府は、京都を発信源とする取り組みで文化や産業を活性化させるだけでなく、次の100年を担う若い世代の関心を呼び起こし、時代を切り拓く力を持つ、京都発の新たな文化を産み出すことを目指します。
ぜひ今後の展開にご注目くださいますようお願い申し上げます。
≪概要≫
【日時】
2015年1月24日(土)~2月8日(日)10時~18時
金曜日は19時30分まで ※入場はそれぞれ30分前まで
【会場】
京都文化博物館 4階特別展示室
【休館日】
月曜日
【入場料】
一般500円(400円) 大学生400円(320円) 高校生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※上記料金で、2・3階総合展示・3階フィルムシアターもご覧いただけます。
【出品予定作家】
◇選抜作家
小川直樹、賀門利誓、管かおる、勢藤明紗子、高木智子、谷澤紗和子、ツツミアスカ、 唐仁原希、冨倉崇嗣、外山寛子、二階武宏、野嶋革、羽毛田優子、服部しほり、馬場晋作、松村綾香、松本圭祐、宮田彩加、宮永亮、メリンダ・ヒール、森絵実子、山地咲希、 山本雄教、吉田翔、吉田芙希子、渡邉操、秋山はるか、植葉香澄、川本明香、酒井稚恵、塩見友梨奈、鄭炳蜜、高石麻代、中村牧子、楢木野淑子、村田彩、山下萌、山下裕美子
◇平成25年度京都府美術工芸新鋭展受賞者
瓜生祐子、福山竜助、吉岡千尋、石塚源太、井浦崇×大島幸代、人長果月
【主催】
京都府、京都府京都文化博物館、京都国際現代芸術祭組織委員会
【後援】
京都新聞、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支局、読売新聞京都総局、産経新聞社京都総局、日本経済新聞社京都支社、NHK京都放送局、KBS京都、 エフエム京都、京都商工会議所、京都日本画家協会、京都工芸美術作家協会、京都彫刻家協会
【選考委員】
太田垣實(美術評論家)、佐藤敬二(京都精華大学教授)、高階絵里加(京都大学准教授)、建畠 晢(京都市立芸術大学長)、平井章一(京都国立近代美術館主任研究員)
※出品作家を選抜
【審査員】辻 惟雄(MIHO MUSEUM 館長)、上記選考委員5名
※出品者の中から、各賞を選考
●特別出品
京都を本拠地として活躍する作家、椿 昇氏の作品を展示します。
【日時】平成27年1月24日(土)~2月8日(日)
【会場】京都文化博物館 別館ホール
<椿 昇氏プロフィール>(TSUBAKI Noboru)
京都市立芸術大学美術専攻科修了。1993 年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド- 飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館、2009 年京都国立近代美術館、2012 年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2010年京都府文化賞功労賞受賞。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」ディレクターを務める。京都造形芸術大学美術工芸学科の卒展をアートフェア化、内需マーケット育成のためにアルトテックを創設。アートプロジェクトを持続可能社会実現のイノベーションツールと位置づけている。
≪PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015とは≫
2015年3月7日(土)から5月10日(日)の期間、京都市美術館の全館と京都府京都文化博物館別館を主会場に、京都市内の複数の会場を有機的に連携しながら運営する、現代芸術の大規模な国際展。国際交流と文化の集積地・京都を舞台に世界の第一線で活躍する作家約40名が作品を発表します。参加作家は、蔡國強、ヘフナー/ザックス、石橋義正、ピピロッティ・リスト、ウィリアム・ケントリッジ、スーザン・フィリップス、ドミニク・ゴンザレス=フォルステル、やなぎみわ、笹本晃、眞島竜男、アリン・ルンジャーンほか(約40名)。
◇ウェブサイト: www.parasophia.jp
≪琳派400年記念祭について≫
2015年は、本阿弥光悦が京都洛北鷹峯に光悦村を拓いて400年目の節目の年。ここ京都から、さまざまな団体と共に、約1年間、「琳派400年記念祭」を展開します。京都を発信源とする取り組みで文化や産業を活性化させるだけでなく、次の100年、21世紀の琳派を担う若い世代の関心を呼び起こしたい。この記念祭を機に、時代を切り拓く力を持つ、京都発の新たな文化を産み出したいと考えています。琳派の足跡を巡り、あらためて「美とは、美意識とは何か」を問いつつ、美術のみならず芸術全般や産業・観光などにも刺激を与え、21世紀に生きる私たちの豊かな稔りと、次代を拓く精神の礎とし、21世紀琳派の開花を目指します。
<琳派について>
琳派(りんぱ)は、桃山時代後期である、元和元年(1615年)を誕生の起点とする、日本が創造した、世界に誇る最上の美です。華やかな意匠性を特徴とし、近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる美術家・工芸家やその作品のことを指します。その意匠性は、絵画の世界にとどまらず、衣装・漆芸・陶芸・屏風・扇面など生活に密着した伝統工芸の世界にも波及し、私たちの日常生活の中に今も息づき、日本のみならず、広く欧米の人をも魅了しています。
琳派の特徴は、琳派と呼ばれる絵師たちには基本的に血縁関係など強い結び付きはなく、生まれた時代も隔たっていることが挙げられます。先人の意匠性に憧れ、影響を受け、作風を踏襲したことで、大胆で繊細な琳派という流れができたとされます。つまり、琳派は作品の図柄や意匠性に尊敬の念を抱き、時代を超えて受け継いできたアーティストの系譜。従って、厳密には流派とは言えない不思議な流れを持っています。
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