三菱電機ワイヤ放電加工機「MP D-CUBES シリーズ」新発売

PR TIMES / 2017年12月12日 10時1分

自動車・精密電子部品など金型の大型化・加工の高精度化を支援

三菱電機株式会社は、自動車・精密電子部品など向けの水加工液仕様のワイヤ放電加工機の新製品として、金型の大型化および加工の高精度化に対応する「MP D-CUBES（エムピーディーキューブ）シリーズ」3 機種を11 月27 日に発売しました。

[画像: https://prtimes.jp/i/8423/113/resize/d8423-113-155064-3.jpg ]

▼新製品の特長
1．水加工液仕様において超硬合金加工で高速・高精度加工を実現
・新制御装置「D-CUBES」のコーナー制御アルゴリズムを改良し、超硬合金厚さ80mm での連続加工時のコーナー精度±2μm を実現
・新超仕上げ電源の搭載により、超硬合金加工において面粗さ0.6μmRz（※1）での加工速度を30%向上（※2）
　　　　　※1 表面の粗さ（十点平均粗さ）、　※2 従来機MP シリーズとの比較
2．駆動システムの軸送りと加工精度の向上により、金型の大型化・高精度化に対応
・新制御装置「D-CUBES」、シャフトリニアモーターとサーボアンプによる駆動システム、構造体温度変化と上下ガイドの相対変位を抑制するサーマルプロテクション搭載により、大型プレート加工のピッチ精度±1.5μm を実現
3．操作ナビゲーション導入と三面昇降加工槽搭載により作業効率を向上
・新制御装置「D-CUBES」において、19 インチ大画面タッチスクリーンでの操作ナビゲーション導入により、段取りから加工までの操作数を従来比※3 で最大40％削減
・左右から定盤にアクセスできる三面昇降加工槽搭載により、大型ワークの段取り作業性を向上
※3 従来機MP シリーズの指定操作時における操作数の比較

▼発売の概要

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/8423/table/113_1.jpg ]

▼発売の狙い
　当社は、電子機器・自動車部品・モバイル機器などの金型・部品加工に用いられるワイヤ放電加工機「MV シリーズ」において、IoT 技術を活用したリモートサービスに対応する新制御装置を搭載した「MV D-CUBES シリーズ」を2016 年に国内外で発売するなど、これまでグローバルで多数の販売実績を上げています。
　一方、微細金型加工や精密プレス金型加工などに用いられるワイヤ放電加工機には、さらなる高精度領域での
生産性向上が求められています。
　当社は今回、IoT 活用リモートサービス「iQ Care Remote4U」と最新技術を搭載した「MP DCUBESシリーズ」を発売します。精密電子部品加工分野向けにはMP1200 を、高精度金型・精密部品加工分野向けにはMP2400 を、高精度金型・大型精密部品加工分野向けにはMP4800 をラインアップし、国内をはじめとしたグローバルでの金型加工現場の精度・生産性向上に貢献します。

▼主な仕様

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/8423/table/113_2.jpg ]

　 ※4 φ0.05、φ0.07 はオプション

▼関連リンク
放電加工機(EDM)「ワイヤ放電加工機 MPシリーズ」詳細ページ（三菱電機FAサイト）
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/mecha/edm/pmerit/lup/list_mp.html?ref=press171201

三菱電機放電加工機(EDM) 製品情報TOP （三菱電機ＦＡサイト）
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/mecha/edm/index.html?ref=press171201

三菱電機FAサイト TOP
http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/?ref=press171201

企業プレスリリース詳細へ
 PR TIMESトップへ