FastLabel、鉄スクラップの画像認識AI解析システムを開発するEVERSTEELの高度なアノテーション作業を効率化
PR TIMES / 2023年9月20日 14時45分
現場の職人でも操作可能な、圧倒的にわかりやすいUI/UX
AI開発の各プロセスを包括的にサポートするAIソリューション「AIPaaS」(※)を提供するFastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:上田英介、以下「当社」)は、当社のAIデータプラットフォーム『FastLabel』を株式会社EVERSTEEL(本社:東京都文京区、代表取締役:田島圭二郎、以下「EVERSTEEL」)に提供し、EVERSTEELの鉄スクラップの画像認識AI開発における専門性の高いアノテーション作業を効率化したことをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/65427/113/resize/d65427-113-4a381313c91567281d4c-0.jpg ]
導入背景:人員が限られている中、従来の複雑なツールを使いこなせていなかった
EVERSTEELは、鉄のリサイクル原料である「鉄スクラップ」をAIで解析することで、効率的な品質管理及び品質向上を推進するソリューションを開発・提供しています。鉄鋼メーカーにて行われている鉄スクラップの等級管理や、スクラップの中に含まれている非鉄金属や爆発物などの異物検出を、画像認識のAIにより自動化することで、現場の作業者が目視で行ってきたことを高精度・高効率化できる鉄スクラップ解析アプリケーションを開発。
しかし、鉄スクラップのデータにアノテーションするためには高い専門知識が必要であるため、アノテーションできる人員が限られているという課題がありました。また、そのような専門性の高い人材は、長年現場に携わってきたことから、パソコンに馴染みがありません。その上、アノテーション作業を苦手とする人が多く、EVERSTEELが従来使用していた複雑なアノテーションツールを活用できていなかったためリプレイスを検討していました。
現場の担当者が簡単にアノテーションでき、データに合わせた細やかな管理にも対応した『FastLabel』を採択
EVERSTEELは、アノテーションツールをリプレイスするにあたり、海外を含めた他社ツールと比較した結果、以下の3点が決め手となり、『FastLabel』を採択するに至りました。
・現場の担当者も「問題なく使える」と感じた、圧倒的にわかりやすいUI/UX
・画像認識にあたり、単純なクラスの分類だけではなく、属性の設定など、データに合わせて細かく設定が可能
・レビュー機能により、アノテーションデータへ直接コメントを入力するなど、2段階認証(アノテーションレビューの仕組み)がツール内で完結
お客様の声 株式会社EVERSTEEL 代表取締役 田島 圭二郎 様
[画像2: https://prtimes.jp/i/65427/113/resize/d65427-113-8b00c1efff389b64a319-1.jpg ]
左より:代表取締役 田島様、共同創業者 佐伯様
「ツールを使っていて、便利だと感じている機能がいくつかあります。まず、アノテーションしたデータを、サムネイル形式で一覧で見れるのが良いですね。異常検知を目的としたAIということもあり、画像100枚アップロードしたとしても、アノテーションするのはたったの1、2枚だったりするんですよね。これまではどの画像にどんなアノテーションがついているかチェックするのが大変だったのですが、『FastLabel』では一覧で画像を見て、担当者ごとやタグの情報を元に、ソートやフィルタリングが簡単にできるので効率化に繋がりました。
また、『誰がアノテーションしたのか』という担当者の情報で絞り込めるのはとても重要で、ベテランが実施してくださったのか、新人が実施してくださったのかというアノテーションの品質比較等にも活用ができます。現在、鉄鋼メーカー複数社と実証実験をやっていくフェーズで、それぞれのプロジェクトで『FastLabel』を使っていきたいです。すべての会社のデータを『FastLabel』のツールでアノテーションしていった先に、鉄スクラップのビッグデータを作っていけたらと思っています。」
インタビュー動画および記事を公開
EVERSTEELのインタビュー動画および記事を当社Webサイトにて公開しています。
公開URL:https://fastlabel.ai/casestudy/eversteel
取材時期:インタビュー取材2021年12月、動画撮影2023年9月
今後の展望
当社は、日本におけるAI開発が欧米と比較して遅れている要因として、AIに学習させるデータの作成環境が整っていないことにボトルネックがあると考え、2020年1月の創業以来、教師データ作成代行やアノテーションツールの提供を主力事業として展開。データ作成コストの7割削減、AI精度の3割向上を実現しています。
昨今、Generative AI(生成AI)等の登場により、欧米を中心としてAIの利活用が更に加速している現状を受け、特定領域に留まらずAI開発プロセス全体を包括的に支援するソリューションが必要であると考え、AI開発の各プロセスを包括的にサポートするAIソリューション「AIPaaS」の提供も開始しました。
今後も、システムと業務の両面からAI開発プロセスを効率化し、AI開発に取り組む企業、研究機関のインフラとなることで、日本社会におけるAI革命を下支えしてまいります。
(※)AIPaaS…AI Process as a Service、AI開発プロセスを高速化・高度化させるサービス、プロダクトの総称
FastLabel株式会社について
社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役CEO 上田 英介
事業内容:AI開発を包括的に支援する「AIPaaS」の提供(AIデータプラットフォーム、アノテーションサービス)
設立:2020年1月23日
本社所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-27 201号
URL:https://fastlabel.ai/
本プレスリリースに関するお問い合わせ
FastLabel株式会社
広報担当 pr@fastlabel.ai
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