台湾映画上映会第1回『廃棄の城(原題:廢棄之城)』オンライン開催!監督の作品にこめたメッセージが観客の心に響く!
PR TIMES / 2022年4月22日 15時40分
2000年以降の台湾映画の新しい流れがどのように台湾映画の"いま"に繋がってきたのか、そして"いま"何が起きているのかをお届けする台湾文化センターとアジアンパラダイス共催のイベントシリーズ2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"~革新と継承~」。
今年もオンラインにより、第1回目として4月16日に青春映画のレジェンド『藍色夏恋』の易智言(イー・ツーイエン)監督が初めて手がけた長編アニメーション映画『廃棄の城(原題:廢棄之城)』を上映しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/42392/114/resize/d42392-114-98eea18793985ce246b3-2.jpg ]
本作はレジ袋をはじめゴミを擬人化し、環境問題を背景に少年の成長を描いた物語。
美しい映像と、監督の教え子で人気俳優の張孝全(チャン・シャオチュアン)、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)、黄河(ホアン・ハー)ら豪華な声の出演で2020年に金馬奨のアニメ部門の最優秀作品賞、2021年の台北電影獎では技術賞を受賞後、10月に一般公開されました。
海外では東京アニメアワードフェスティバル、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭、ドイツのシュトゥットガルト国際アニメーション映画祭、富川ファンタスティック国際映画祭、コルドバ国際アニメーションフェスティバルに参加し、シカゴ国際児童映画祭ではグランプリを獲得しています。
易智言監督は、ドラマ『危険心霊』、映画『藍色夏恋』、『コードネームは孫中山』など一貫して青少年の成長を描き、本作の主人公である少年リーフもまたそのひとり。
今の社会が決して若者に手厚くないことから、社会から逃れ、自分の世界や忘れられた片隅に逃げこんでいる若者たちにエールを送りたいというのが製作意図でした。
監督から今回の観客に寄せられたムービーメッセージでも、その思いが語られています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42392/114/resize/d42392-114-fe933bf1aa20b73b4708-0.jpg ]
「今日はこの映画を見ていただき、ありがとうございます。皆さんが気に入ってくれていたらうれしいです。でも、もっと大事な事は、皆さんが見終わって、なにかを感じてもらえることです」
台湾では数少ないアニメーション映画というスタイルでも、監督のメッセージが真っ直ぐに伝わったようで、少年の成長物語と環境問題の融合に心打たれたというアンケートの回答が多くありました。
「環境問題を描きつつ普遍的なテーマもあり見応えがあった」「居場所のない少年と廃棄されたゴミたちの姿を通して、いろいろなことを考えさせられた」「ワクワク、ハラハラしながら楽しく見た」「ワクワクする冒険ストーリーの中、環境問題を考えさせる素晴らしい作品」「日本にはない独特な感性のアニメーションに出会えたことに感謝したい」など。
そして、コロナ禍により台湾ロスの皆さんにとってメインキャラクターである白とピンクの縞模様のレジ袋への反応が強かったことも、台湾好きならではでしょう。
「台湾でお馴染みのストライプのレジ袋が意思を持った生命体として生き生きと描かれていて感動した」「台湾のレジ袋といえば赤縞々ですよね、これが中心キャラクターになるんだから面白い」「それそれ、台湾だよね!と嬉しくなった」ほか、多数ありました。
アフタートークについては、「製作過程や裏話がとても楽しく、作品を理解する上でおおいに参考になった」「声の出演者の詳しい紹介が良かった」「キャスティング秘話がうれしい」「長編アニメの完成までにこんなに長い時間と多くの苦労があったとは驚いた」「環境問題の他の映画が紹介されたので見たいと思う」「最新情報も有り難い」ほか、作品の理解に役立ったようでした。
このアフタートークは、どなたでもご覧いただけるように、10月31日まで
アーカイブ配信しています。
https://vclasstream.jp/tw-movie/#/player?akey=244274b5b2f01268879b1a050c344ebc
次回は5月21日(土)14時から。
昨年の大ヒット作で、台湾の原住民の子ども達の合唱団と、その指揮をとった校長の実話をもとにしたハートウォーミングストーリー『僕たちの歌をもう一度(原題:聽見歌 再唱)』です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42392/114/resize/d42392-114-8ae6098ecf702fc436ef-1.jpg ]
主演は馬志翔(マー・ジーシアン)とElla=陳嘉樺(チェン・ジアホア)。
5月6日(金)から申込み受付開始です。
詳細は、4月22日(金)より以降に掲載します。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
「第37回東京国際映画祭」綾瀬はるか、ディーン・フジオカ、松坂桃李、松重豊、菅田将暉の主演作上映決定
ORICON NEWS / 2024年9月20日 6時41分
-
第37回東京国際映画祭、ガラ・セレクション部門全作品決定! 予告編解禁
クランクイン! / 2024年9月20日 4時0分
-
今年もトロント国際映画祭に参加! 三振覚悟でフルスイングに賭ける――気概に満ちた作品群にフォーカス【ハリウッドコラムvol.357】
映画.com / 2024年9月19日 14時0分
-
台湾文化センター 台湾映画上映会9/25(水)映画『ニューヨーク協奏曲』上映&トークイベントのお知らせ
PR TIMES / 2024年9月10日 11時24分
-
台湾文化センター 台湾映画上映会『ミルクティーを待ちながら』ジャン・フーホア監督 × 田中伶(Howto Taiwan編集長)トークイベントレポート
PR TIMES / 2024年8月30日 17時15分
ランキング
-
1ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
2ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
3血管をむしばむ「超加工食品依存症」に要注意!医師が食べてほしくないもの3選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月20日 11時0分
-
4あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
5漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください