「三井アウトレットパーク台湾林口」第2期計画着工 約90店舗が2024年に開業予定 約310店舗にスケールアップ
PR TIMES / 2021年7月2日 17時45分
林口国際メディアパーク開発始動 複合開発エリアへ進化
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:菰田正信)は、台湾三井不動産股份有限公司が設立したプロジェクト会社、三新二奧特萊斯股份有限公司を通じて「三井アウトレットパーク 台湾林口」(以下、「MOP台湾林口」)の第2期計画の開発に着手することを決定しましたので、お知らせします。2021年7月2日に着工式を行い、開業は2024年を予定しています。
また、MOP台湾林口第2期着工を皮切りに、他事業者も含めた台湾北部有数の集客エリア「林口国際メディアパーク」の開発が始動します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/51782/114/resize/d51782-114-014845b745d7486423da-0.jpg ]
本リリースのポイント
<施設計画および商業機能>
第2期計画は3層のエンクローズドモール型となっております。アウトレット店舗の拡充に加え、大型専門店やサービス店舗なども集積。さらに、フードコートを増設するなどワンストップショッピングの利便性をより高めます。
<新たな生活様式への対応>
地下バイク置場からレストランフロアへのフードデリバリ―(配達員)用動線整備をはじめ、非接触ボタン型エレベータの導入や、従業員トイレ入口等の扉を無くし接触機会を減らす等、新たな生活様式に対応した施設計画としています。
<ESG課題解決への寄与>
ESG課題の解決に向けて、環境負荷低減への取り組みと、お子さま連れのファミリーや女性にも快適にお過ごしいただける空間・サービスの提供にも注力してまいります。
「MOP台湾林口」について
MOP台湾林口は、2016年1月の第1期開業以来、地元林口エリアをはじめとする台湾北部のお客さまから高い評価をいただき、毎年年間で延べ1,000万人前後のお客さまに来場いただいております。
今回着工する第2期の開発により、第1期(約220店舗)から約90店舗増加し、全体で約310店舗にスケールアップいたします。
台湾での知名度・関心が高いジャンル・ブランドの店舗誘致を図るとともに、お客さまや林口国際メディアパークの開発により将来見込まれる就業者からのニーズが強い飲食店舗の拡充、大型専門店やエンターテインメント施設の導入を検討します。食事や身の回りのお買い物といった日常のご利用から、平日のビジネス需要、休日等で娯楽を目的とした広域のご来場まで、多様なニーズにお応えすることで当該エリアのさらなる賑わいを創出します。
現在当社は、開発中の物件も含め、台湾で計5施設の商業施設(「三井アウトレットパーク」事業3施設、「三井ショッピングパーク ららぽーと」事業2施設)を推進しております。アジア全体では、今年4月に開業を迎えた「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」や、2021年中に開業予定の「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」や「三井ショッピングパーク ららステーション上海蓮花路」を合わせ計9施設の展開となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/51782/114/resize/d51782-114-214cdf843acab3b229ae-1.jpg ]
当社グループが日本国内外の合計100を超える商業施設の開発・リーシング・運営を通して培ったノウハウを最大限に生かすとともに、今後も海外事業の更なる拡大に注力してまいります。
なお、MOP台湾林口第2期は、新北市が計画する「林口国際メディアパーク」に属しています。メディアコンテンツの充実を企図した当エリア内では、他事業者による開発も進められており、商業施設、エンターテインメント施設、ホテル、オフィス等の複合開発エリアとして2025年ごろまでに街区内の開発が完了予定です。台湾北部エリアで有数の集客エリアへと進化することが期待されています。
当施設におけるESG(環境負荷低減)への取り組み
当施設は、様々な施策を講じて環境負荷低減に取り組んでおります。第2期計画においては、「緑建築」(台湾における環境影響評価認定制度)シルバー級を取得しています。
【環境負荷低減の取り組み例(予定)】
1.共用部分には全館LED照明を採用
2.台湾法規で定められた本数の2.5倍の樹木を設置
3.敷地東側の隣接道路(文化二路)をセットバック(来場車両による渋滞影響を緩和し、CO2排出抑制に貢献)
4.トイレ等の衛生設備に節水型機器を採用し、水資源にも配慮
「MOP台湾林口第2期」計画概要
所在地:台湾新北市林口区建林段386、387、388地号
交通アクセス:
台北市中心部から車で約30分
桃園国際空港から車で約20分
MRT「林口」駅から徒歩5分
事業主体:
【第1期】三新奧特萊斯股份有限公司
(事業シェア:台湾三井不動産股份有限公司70% 遠雄建設事業股份有限公司30%)
【第2期】三新二奧特萊斯股份有限公司
(事業シェア:台湾三井不動産股份有限公司100%)
設計会社:三大聯合建築師事務所
環境デザイン:ノンスケール株式会社
施工会社:大成建設株式会社(日商華大成営造工程股份有限公司台湾分公司)
事業形態:アウトレットモールを含めた複合商業施設
敷地面積:【第1期】約67,340平方メートル 【第2期】約27,920平方メートル 【第1+2期合計】約95,260平方メートル
延床面積:【第1期】約140,580平方メートル 【第2期】約80,070平方メートル 【第1+2期合計】約220,650平方メートル
店舗面積:【第1期】約45,000平方メートル 【第2期】約26,940平方メートル 【第1+2期合計】約71,940平方メートル
店舗数 :【第1期】約220店舗 【第2期】約90店舗 【第1+2期合計】約310店舗
スケジュール:
2016年1月27日 第1期開業
2021年7月2日 第2期着工
2024年 第2期開業(予定)
【三井不動産の海外戦略】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに、アメリカ・イギリスの欧米諸国に加え、アジア諸国・地域での事業を展開しています。商業施設事業は、クアラルンプールおよび台湾諸都市においてアウトレット事業を、また、上海、クアラルンプール、台湾諸都市においてららぽーと事業を推進しています。さらに、シンガポール、タイ、中国、アジア諸都市では住宅事業、台北ではホテル事業、バンコク近郊では物流施設事業、インド・バンガロールではオフィス事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら、早期に利益を拡大すべく、成長著しいアジアでの事業を積極的に推進しています。今後も更なる事業の拡大を目指しています。
【三井不動産の台湾での事業について】
2016年に設立した現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)を投資拠点として、台湾各地で商業施設事業、ホテル事業、および住宅事業の計11事業を推進しています。また物流施設、複合施設事業などの展開を目指し、今後も更なる事業の拡大をはかります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/51782/114/resize/d51782-114-b440341c47c82e5d551f-2.png ]
三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における4つの目標に貢献しています。
目標6 安全な水とトイレを世界中に
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標15 陸の豊かさも守ろう
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