奇跡のリンゴの木村秋則さんが語る60分!私たち一人一人にできることとは?【NHKカルチャーオンライン講座】
PR TIMES / 2021年9月16日 20時15分
「おいしくて安心できる食を育み、美しい自然を未来に残したい。」木村秋則さんの願いです。
2021年5月、青森県弘前市にある木村秋則さんのリンゴ園を訪ねました。「リンゴの花が咲くようになったのは、‶まだ自分はリンゴの木と一つではなかったんだな。一体となっていなかったんだ″と気づいてからです。誰もリンゴの無農薬、無肥料栽培を教えてはくれませんでした。自分を取り囲むすべてのものから学びました。リンゴの木から、穴のあいた葉っぱから、虫だらけの畑から、山のフカフカの土から、雑草たちから、見えない菌たちから。本当に大切なものは目には見えない部分にある・・・大自然が不可能を可能にする方法を教えてくれました。」とおっしゃる木村さん。
木村さんが実践する「自然栽培」では、農薬も、肥料も、堆肥も使用しません。土と植物の力を活かし、田んぼや畑で自然の循環を促すことを目指します。木村さんにその考え方、技術、思いを伺うシリーズ2回目。10/1から1ヶ月配信します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/71793/114/resize/d71793-114-1e7a29a392852407c3f7-0.png ]
●前回、2021年2月に配信した第1回オンデマンド講座『なぜ、自然栽培?』で木村さんは、「硝酸態窒素」について教えてくれました。
第1回「奇跡のリンゴ畑から『なぜ、自然栽培?』木村秋則が今、伝えたいこと」
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238198.html
●有機栽培の離乳食で赤ちゃんが亡くなった理由
化学肥料であっても有機肥料であっても、肥料過多になれば硝酸態窒素は増え、作物に吸収されるだけではなく水も汚染してしまいます。化学肥料の多用だけでなく、家畜の糞尿など生の堆肥を使うと作物に多量の硝酸態窒素が含まれます。緑が濃い野菜には硝酸態窒素が多く含まれている場合が多いのです。自然の草は濃い緑ではなく、やさしい緑色をしています。かつてアメリカやヨーロッパで、硝酸態窒素を含む野菜や井戸水を使った離乳食を食べた赤ちゃんが、泡をふき、顔を青紫色にして死亡した事件が報告されました。これをブルーベビー症候群(メトヘモグロビン血症)と呼びます。
【以下 農林水産省:食品安全に関するリスクプロファイルシートより】
・野菜中の硝酸態窒素に起因する事例として、西ドイツで1959年からの7年間に、ほうれんそう中の硝酸態窒素により15件のメトヘモグロビン血症が発生し、その患者のすべてが3か月齢未満であったことが報告されている。
・その後、北米とヨーロッパで2,000件の事例が報告され、そのうち7~8%が死亡にいたっている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/71793/114/resize/d71793-114-35a35a0fc9d48ec4ab6b-1.png ]
●第2回オンデマンド講座『見えないものを見るチカラ』
「自然はつねに人の浅知恵を凌駕します。ですから自然を抑え込むようなことはやめて、どうしたら仲間に入れてもらえるかを考えてみてはどうでしょうか。」「この自然の素晴らしいシステムやネットワークを研究して、私たち一人一人の本当の役割を見出していくことが、農業だけではなく、社会全体に求められているのではないでしょうか。」とおっしゃる木村さん。
ほんとうに大切なものは何なのか、今すぐしなければならないことは何か、よく「自然から学ぶ」と言うがどうすればいいのか、「見えないものの中に大切なことがある」といってもどうすればそれがわかるのかーー。桁外れの失敗、そして挫折。そこからたった一人で、一つ一つ答えを見つけていった木村さんからの笑顔のメッセージです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/71793/114/resize/d71793-114-c97c36fe5a3d66994676-2.png ]
●【講師プロフィール】
1949年青森県弘前市生まれ。
リンゴ農家の婿養子となり、農薬に弱い妻のために、1978年から無農薬のリンゴ栽培を試みる。農薬と肥料を使うことを前提に品種改良されてきたリンゴを無農薬、無肥料で育てることは「絶対不可能」と言われてきた。数えきれない失敗を繰り返し無収入になるなど、苦難の道を歩みながら、ついに11年目に無農薬、無肥料の栽培に成功。2006年にNHK総合テレビ番組「プロフェッショナル」に出演。2013年にその実話が映画化され、全国で上映された。現在、本業のリンゴ栽培を続けながら、日本のみならず世界に「自然栽培」を普及している。
講座名:奇跡のリンゴ畑から『見えないものを見るチカラ』木村秋則が今、伝えたいこと
講師:リンゴ農家 木村秋則
受講形態:オンデマンド
配信期間:10月1日(金)~10月31日(日)
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込2,640円
主催:NHK文化センター盛岡教室
▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1236955.html
●第1回「奇跡のリンゴ畑から『なぜ、自然栽培?』木村秋則が今、伝えたいこと」
▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1238198.html
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
自然栽培の秘密、微生物の世界をバーチャルで探検
PR TIMES / 2024年9月10日 10時45分
-
生前の小林麻央さんが“本当に素敵な方”……市川團十郎、亡妻の称賛した人物と肩抱きショットで“奇跡”が起こってしまう
ねとらぼ / 2024年9月5日 10時50分
-
【NHKカルチャー】 NHK文化センター創立45周年を記念して、スペシャルイベントを開催!!
PR TIMES / 2024年8月29日 13時45分
-
“お茶はたのしい” その土地をじかに飲む 肥料・農薬を使わずに育て作ったお茶「日南茶藝(ひなたちゃげい) POP UP」をSAGA MADOで初開催!
PR TIMES / 2024年8月27日 12時45分
-
淡路島 有名タレントと一緒に丸一日農業体験!夏休み特別イベント『ジローラモ氏と一緒に農家体験』8月25日開催
@Press / 2024年8月23日 13時30分
ランキング
-
1代表者が高齢になるほど黒字企業率は低下、70代以上の黒字企業率はコロナ禍を下回る
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月18日 17時15分
-
2お金持ち流!100円ショップで買うもの・買わないもの
オールアバウト / 2024年9月18日 21時40分
-
3「若者のディズニー離れは“料金が高い”から」説は、本当か
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月18日 7時40分
-
4日証協会長「投資者の信頼を失墜するもの」 三菱UFJ銀行とグループ内証券2社に過怠金5億円 非公開情報を無断で共有した問題受け
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月18日 21時43分
-
5バレイショ40%高・トマトやタマネギ28%高、生鮮食品の高騰続く…農水省が価格調査
読売新聞 / 2024年9月18日 20時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください