ベトナムで初の都市鉄道建設受注 ~ホーチミン地下鉄1号線高架土木工事を受注~
PR TIMES / 2012年5月16日 19時6分
住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:加藤 進、以下 住友商事)は、ベトナムにおける最初の都市鉄道であるホーチミン地下鉄1号線の高架土木工事を現地国営ゼネコン(*)と共同で総額約626億円で受注し、本日ベトナム・ホーチミン市人民委員会鉄道局と契約締結に至りました。
本件は、ベトナムにおける最初の都市鉄道計画であり、ホーチミン市にて深刻化している道路渋滞の緩和および大気汚染の改善を目的とした同国における最重要案件の一つであり、住友商事にとっても大変意義深い案件です。
今回受注したのは、ホーチミン市中心部のBen Thanhから市北東部に位置するSuoi Tienに延びる総延長19.7キロメートル(地下鉄および高架鉄道)の1号線建設計画のうち、17.2キロメートルの高架土木(11駅の建設を含む)および車両基地(約21ヘクタール)の建設工事です。
完成は2016年末を見込んでおります。
1号線の建設は、他のパッケージ(車両システム、地下土木工事)を含め日本政府からベトナム政府へ供与される本邦技術活用(STEP)条件付き円借款を用いて実施されます。
なお、同工事のコンサルタント業務についても円借款の下、日本工営株式会社を筆頭とするコンサルタントグループが実施する予定です。
ベトナムでは今後ハノイ、ホーチミンの両都市において多くの都市鉄道が計画されており、南北高速鉄道を含め、成長する同国市場および他国で計画されている鉄道案件についても積極的に取り組み、受注拡大を目指していきます。
*現地国営ゼネコン Civil Engineering Construction Corporation No.6(略称:CIENCO6)。
ベトナム国運輸省(Ministry of Transport)傘下の現地大手国営ゼネコン。
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