木内酒造は常陸野ネストビールのアジア市場販路拡大を目指し、「Korea Craft Brewery」での製造を再開

韓国初のクラフトビールブルワリー「Korea Craft Brewery」(THE VIN CSR社)と協業しアジア市場拡大を目指す



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木内酒造株式会社(茨城県那珂市)は、近年クラフトビール需要が高まるアジア市場への販路拡充のため、アジア向けの一部輸出商品を韓国THE VIN CSR社の所有する韓国初のクラフトビールブルワリー「Korea Craft Brewery」での製造を再開いたします。2024年3月より試験醸造を開始し、年内に中国へ向け「常陸野ネストビール ホワイトエール 330ml瓶」・「常陸野ネストビール ゆずラガー 330ml 瓶」の出荷を予定しております。
背景
「常陸野ネストビール」を製造する木内酒造 額田醸造所は茨城県に位置し、中国における日本産酒類に対する輸入停止措置の指定都市に該当するため、中国への輸出が規制されておりました。そのため当社では2016 年から中国へ向けた製品は静岡県の醸造所での製造・輸出を実施してきましたが、ここ数年の中国を中心としたアジア市場でのクラフトビール需要の拡大を受け、高品質なビールのスムーズな供給を実現するため、Korea Craft Breweryと協力し、韓国での製造および更なる輸出促進に取り組むことといたしました。
取り組みの経緯と概要
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常陸野ネストビールは2012年に韓国への輸出販売を開始。その後、日韓関係の悪化等により一時売り上げは落ち込んだものの、近年の日本ブームも追い風となり需要が拡大。
このたび韓国の提携醸造所での生産を開始し、韓国大型スーパーマーケット「E-マート」に対して常陸野ネストビールホワイトエール500ml缶を6ヶ月で30万本を出荷する契約を締結し、本年より販売を開始いたしました。また「E-マート」の母体である株式会社新世界が運営するコンビニエンスストア「E-マート24」においても、全国販売を開始しました。
さらに、中国市場へ向けた生産も開始し330ml瓶にして年間約15万本の輸出を予定しており、アジア市場拡大を目指しています。
イベント開催
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木内酒造が2016年から製造を開始した国産ウイスキー「日の丸ウイスキー」においても、ソウル市内のミシュランレストランをはじめAsia Top50 Barなどで取り扱いを開始。2024年6月にはソウル新羅ホテルにて販売記念ディナーが開催され、世界で活躍するエンターテイメント関係者含めた多くのセレブリティが参加しました。
日本の食文化の発信、木内酒造の数あるお酒の魅力を伝えるべく、今後も積極的にイベント開催に向けて取り組んで参ります。
常陸野ネストビールについて
1996年に製造を開始した常陸野ネストビール。
2007年に現在の茨城県那珂市額田にビールの量産体制確立のため額田醸造所を新設しました。現在は常時15種類以上の常陸野ネストビールの製造を行っており、年間約3000KLのビールを造り、その約50％は海外へ出荷されています。常陸野の地でこそ造ることが出来る個性的で高品質なビール造りを目指す造り手が集い研鑽を重ねています。
常陸野ネストビール　ブランドサイト
》 https://hitachino.cc/
Korea Craft Breweryについて
ソウルで韓国初のクラフトビール工場として創業。
自社ブランド「ARK」など、韓国ならではの材料を用いたクリエイティブなビールを造り、韓国のクラフトビール業界を牽引している。
》 https://www.koreacraftbrewery.com/
木内酒造について
1823年に現在の茨城県那珂市の地で、木内儀兵衛により創業。清酒「菊盛」にはじまり、1996年には常陸野ネストビールの製造を開始。伝統の技と厳選した原料にこだわり、国内外へ向け日本の酒造りを発信しています。2016年にはウイスキー製造を開始。2020年には茨城県石岡市に「八郷蒸溜所」を新設し、ジャパニーズウイスキーの生産体制を確立しました。酒造りのみならず、食と酒を楽しむ場として飲食事業も展開し、関東で「常陸野ブルーイング」「蔵＋かつ」などの飲食店も運営しています。
会社名 ：木内酒造株式会社／株式会社 木内酒造1823
創業 ：1823年（文政6年）
事業内容：酒類製造・販売・飲食事業
所在地 ：〒311-0132 茨城県那珂市南酒出808
HP　　 ：https://www.kodawari.cc
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茨城県那珂市南酒出808　
TEL：[phone] 　E-Mail：[e-mail]

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