トーキョーアーツアンドスペース 「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 2『停滞フィールド』」

PR TIMES / 2020年1月16日 16時5分

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団では、Tokyo Tokyo Festivalの一環として「ACT」(Artists Contemporary TOKAS) Vol.2を実施しています。

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、これまで公募展や企画展、海外派遣などを通じて、アーティストを段階的、継続的に支援し、またその活動を紹介してきました。2018年度より開始したシリーズ「ACT」では、TOKASのプログラムに参加経験のあるアーティストを中心に、今注目すべき活動を行っているアーティストの企画展を開催します。

本展で紹介する3組(田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺豪)は、それぞれの観点から時間を停止したり、遅らせて凝視できる状態にし、その停滞によって生じる差異やズレ、歪みを積極的に受け入れて作品に表しています。
あらゆる事象が高速化し、処理されていく現代社会において、「停滞フィールド」をとおして空間や認識を変容させることを試みます。

※作家名の漢字表記に一部誤りがあり、訂正いたしました。(1/17)
※作家のプロフィールを一部修正いたしました。(1/20)



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▮ 展覧会概要
展覧会名:ACT Vol. 2 「停滞フィールド」
英語タイトル:ACT Vol. 2 “Stasis Field”
会期:2020年2月22日(土)~3月22日(日)
会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷 (東京都文京区本郷2-4-16)
開館時間:11:00 - 19:00 (最終入場は30分前まで)
休館日:月曜日(2/24開館)、2/25
入場料:無料
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
参加作家:田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺 豪
協力:ANOMALY
ウェブサイト: https://www.tokyoartsandspace.jp/

▮ 展覧会について
「停滞フィールド」とは、SF小説やゲームなどで使用される言葉で、時間が停止しているか、また極度に遅延され、物体が停止しているようにみえる領域を指します。「停滞フィールド」にある物質は、時間が止まり、結晶化することで凝視できる状態になる、あるいは遅くなることによって歪みが生じます。そうした特殊な場所での体験は、既存の考えやこれまでの感覚を変化させる転機となるかもしれません。

▮ 参加作家/略歴
田中秀介 TANAKA Shusuke 
「TWS-Emerging 2016」参加、2016年「トーキョーワンダーウォール賞」受賞


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田中は日々出合う景色から、新鮮な感覚を抱かせるものや違和感、恐怖などを覚える瞬間を身体に刻み、それを手がかりとして絵を描き始めます。田中がその場で得た感覚をとおして描き出された光景は、ある一点が極端に大きく描かれたり強調されたりすることで、空間が歪み、奇妙な現実感を生み出します。本展では新たに遭遇した風景を描いた絵画を発表します。

プロフィール:
1986年和歌山県生まれ。大阪府を拠点に活動。2009年大阪芸術大学美術学科油画コース卒業。
主な展覧会に「忘れようとしても思い出せない」(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、滋賀、2019)、「清須市はるひ絵画トリエンナーレアーティストシリーズ Vol.87田中秀介展 ~カウンターライフ~」(清須市はるひ美術館、愛知、2018)、「アーカイブをアーカイブする」(みずのき美術館、京都、2018) 、「ふて寝に晴天、平常の炸裂。」(Gallery PARC、京都、2017)、「アンキャッチャブル・ストーリー」(瑞雲庵、京都、2017)、「TWS-Emerging 2016『円転の節』」(TWS渋谷、東京)、「トーキョーワンダーウォール 2016 入選作品展」(TWS渋谷、東京)、「FACE 2015 損保ジャパン日本興亜美術賞展」(損保ジャパン日本興亜美術館、東京)など。主な受賞や助成歴にはるひ絵画トリエンナーレ準大賞受賞(2018)、「第24回ホルベイン ・スカラシップ」(2011)など。


広瀬菜々&永谷一馬 HIROSE Nana & NAGATANI Kazuma 
「リサーチ・レジデンス・プログラム 2017」参加


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2007年にドイツに移住し、制作を続ける2人組のアーティスト。日用品や日常的に目にするものを変化させ、異化することにより、見る者は何を知覚しているのかを問いかける作品を制作しています。
本展では、野菜や果物、コップなどを型取りし、特別に配合された粘土によって成形された約300個の磁器から成るインスタレーション《Still life》を展示。オブジェクトが何かの力によって故意に変形されているように見える凹みは、焼成するときの熱に反応して生じた歪みです。それらの夥しい数の白いオブジェクトが空間全体を変容させ、見る者に慣れ親しんだ物事の視点を再認識するよう提示します。

プロフィール:
1980年(広瀬)、1982年(永谷)大阪府生まれ。ドイツを拠点に活動。2014年ブレーメン芸術大学美術学部マイスターシューラー課程修了。2005年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了(広瀬)。2004年京都精華大学芸術学部造形学科陶芸分野卒業(永谷)。
主な展覧会に「Out of the Ordinary」(ウルム芸術財団、ドイツ、2019)、「Why don’t cats wear shoes?」(クンストラーハウス・ゲッティンゲン、ドイツ、2019)、「Why don’t cats wear shoes?」(クンストフェライン・クックスハーフェン、ドイツ、2019)、「Another Place」Anna Bartとの対話展 (国際交流基金ケルン、ドイツ、2018)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟、2018)、「Still Life」(ヨハン・フリードリヒ・ダナイル美術館、ザルツヴェーデル、ドイツ、2017)、「Of the Universe」(ヴェーザーブルク現代美術館、ブレーメン、ドイツ、2014)など。主な受賞や助成歴にベルギッシュ・アートアワード観客賞(ゾーリンゲン美術館、ドイツ、2017)、ポーラ美術振興財団在外研修(ドイツ、2015)、エアスターフェルクリンガー・アートアワード観客賞(ザール造形芸術大学、2013)、芸術大学最優秀賞(ブレーメン芸術大学、2012)。2018年よりLBBW財団、ポーラ美術振興財団、野村財団他の助成を受けドイツ、ウルムでの2年間のレジデンスプログラムに参加。

渡辺 豪 WATANABE Go


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実際の風景や身の回りにあるものを3DCGで再現し、物質的・光学的法則から離れてゆっくりと変化する映像作品を制作。2017年に1年間フィンランドで過ごした経験をもとに、日本とは異なる光に対する感覚を深めた映像を制作しました。本展では本と洗濯物の山をモチーフに、それぞれに光が当たる順序や場所を組み換えることで、物質性や空間性、時間性を問いかける新作映像インスタレーションを発表します。

プロフィール:
1975年兵庫県生まれ。東京都を拠点に活動。2002年愛知県立芸術大学美術研究科油画専攻修了。
主な展覧会に「あざみ野コンテンポラリーvol.8 渡辺豪 ディスロケーション/dislocation」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2017)、「光差 - 境面 III -」(URANO、東京、2017)、「創立 50 周年 記念展示芸術は森からはじまる」(愛知県立芸術大学構内全域、2016)、「places」(ARATANIURANO、東京、2015)、「ロジカル・エモーションー日本現代美術」 (ハウス・コンストラクティブ美術館、チューリッヒ、スイス、クラクフ美術館、クラクフ、ポーランド、ザクセンアンハルト州立美術館、ザクセン=アンハルト、ドイツ巡回、2014-2015)、「The APB Foundation Signature Art Prize」(シンガポール美術館、2014)、「あいちトリエンナーレ 2013」(愛知県内各所、2013)、「Asia Code : ZERO」(SOMA 美術館、ソウル、2013)など。受賞歴に第24回五島記念文化賞美術新人賞受賞(2013)。

▮ 関連イベント
参加作家によるトーク
日時: 2月22日(土)16:30 - 18:00
出演: 田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺 豪 
会場: トーキョーアーツアンドスペース本郷
※参加作家は変更となる場合がございます。予めご了承ください。日本語のみ。

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