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マルチV2Xシステム「KPEP-A‐2シリーズ」の発売について

PR TIMES / 2025年2月5日 11時15分

太陽光発電とEVのハイブリッドシステムをラインナップ



オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:四方克弘、以下、OSS)は、主に住宅に向け、従来の単機能V2X(※1)システムに太陽光発電と電気自動車(EV・PHEV(※2))のハイブリッドシステムを統合したマルチV2Xシステム「KPEP-A-2シリーズ」を2025年4月(※3)より発売開始します。

<製品外観>
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/765/117/765-117-7ecaa6999b486705a6aedef6aa698150-2988x2444.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左: EVユニット(KP-DDV-2)、中:V2X用パワーコンディショナ(KPEP-A-2)、右:V2X用PVユニット(KP-DDP)


環境省が推進する「2050年カーボンニュートラルの実現にむけて」では、2035年までに新車販売の電動車比率を100%(※4)にすることが国の目標として掲げられており、今後、電気自動車の普及は急速な拡大が見込まれています。電気自動車を大容量の蓄電池システムと見立て、貯めた電気を住宅(V2H)や施設(V2B)で活用できるようになるV2Xシステムは、太陽光発電システムと組み合わせることで、再生可能エネルギーの活用を実現します。住宅用太陽光発電はすでにグリッドパリティ(※5)を達成したと言われており、売電より自家消費するケースが増えてきているなか、昼間に発電した電力を電気自動車に貯めて使うことで、年々上昇傾向にある電気料金対策としても注目が集まってきています。また、電気自動車は動く蓄電池として災害発生時の非常用電源として、BCPへの貢献にも期待ができます。

OSSはこのような市場動向を捉え、設置・導入の自由度を高め、耐環境性・既存設備との親和性を兼ね備えたマルチV2Xシステム「KPEP-Aシリーズ」を2023年5月に発売し、好評を得ています。そしてこの度、この従来システムを機能アップし、「KPEP-A-2シリーズ」としてリニューアルします。リニューアルした「KPEP-A-2シリーズ」では、従来の単機能型V2Xシステムに加え、太陽光発電とV2Xを1つのシステムとして動作させるハイブリッドV2Xシステムもラインナップしました。これから新規に導入される住宅はもちろん、既に太陽光発電システムを設置している場合でも、単機能型でV2Xシステムを併設し、後からパワーコンディショナをV2X用PVユニットに置き換えることで、ハイブリッドV2Xシステムへステップアップさせることが可能です。

OSSは、電気自動車普及を通じたゼロカーボンとレジリエントな地域社会の両立に向けて、エネルギー変換技術や蓄電池制御技術を活用した様々な製品・サービスを提供していくとともに、本領域で様々なパートナー様とのアライアンスを図りながら、提供ソリューションの拡大を加速させてまいります。

■主な特長(※6)
住宅シーンに合わせた柔軟な導入が可能
既に太陽光発電システムが設置されている住宅にも簡単後付けで設置できます。既設の太陽光発電システムをそのまま使われる場合は、従来と同様に単機能V2Xシステムとして併設活用。後に太陽光発電システムのパワーコンディショナが故障した時点でV2X用PVユニットに置き換えることで、ハイブリッドV2Xシステムへステップアップさせることが可能です。段階的な導入ができるため、初期費を抑えながら住環境に合わせた最適な活用ができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/765/117/765-117-b80d4abc1b7fa09f46d7192b33183acf-1417x862.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


また、従来のコンセプトを継承し、重塩害環境や積雪などの厳しい設置環境に対し、IP66対応製品も取り揃えました。海岸線より500m以内の海岸部や積雪量の多い豪雪地域などでも設置が可能です。

ハイブリッドシステムは太陽光発電の電力を最大限活用可能
これから新たに太陽光発電システムと電気自動車を導入される場合は、ハイブリッドV2Xシステムがおすすめです。太陽光で発電した直流電気をそのままEVへ充電できるため、単機能システムで発生していた電力の変換ロスが発生しません。太陽光で発電したクリーンな電力をそのまま最大限活用でき、よりエコで経済的なEVライフを実現します。

<ハイブリッドV2Xシステム>変換ロスがなく、太陽光発電の電力を最大限活用
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/765/117/765-117-b1c58ea0ed09dffb9e60840c22d4cd04-2213x765.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<単機能V2Xシステム>直流→交流→直流と変換を繰り返すことにより、ロスが発生
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/765/117/765-117-b8a92af789b83a3d2d9503c704545e86-3900x1137.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



Jクレジット還元サービス「みんなでつくるエコ活サークル」でポイント還元
ハイブリッドV2Xシステムのユーザーは本サービスに加入すれば、太陽光発電システムで発電した電気を普段どおり家電で自家消費したり、EVに貯めて走行するだけでポイントを獲得できます。集めたポイントはAmazon(※7)ポイントなど、日常の買い物などに利用できる各種ポイントに交換することができます。

■商品名・型式
マルチV2XシステムKPEP-A-2シリーズ
・マルチV2Xパワーコンディショナ KPEP-A-2(一般タイプ)、KPEP-A-2S(重塩害対応タイプ)
・EVユニット KP-DDV-2(一般タイプ、重塩害対応タイプ両用)
・V2X用PVユニット KP-DDP66-3(一般タイプ)、KP-DDP66-3S(重塩害対応タイプ)

■主な仕様(※6)
V2X用PVユニット
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/765/117/765-117-fa77f86ace4f006d7880530f1deeb4c3-1512x663.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


*マルチV2Xパワーコンディショナ、EVユニットは従来モデルから仕様の変更はありません

※1.V2X:Vehicle to X 電気自動車と何か(X)との接続や相互連携を総称する技術。電気自動車を蓄電池として扱い、家や建物などに給電する仕組み。 V2H(Vehicle to Home:住宅)、V2B(Vehicle to Building:建物)、V2G(Vehicle to Grid:地域)、V2L(Vehicle to Load:家電機器)などを指す。
※2.EV:Electric Vehicle(電気自動車)電気を充電してモーターで走る車
PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle(プラグインハイブリッド車)動力源としてガソリンエンジンと電気モーターの2つを搭載しており、専用コンセントを設置すれば家庭でも充電が可能。
※3.現時点での予定です。具体的な発売日・出荷日などについては購入窓口までお問い合わせください。
※4.2050年カーボンニュートラルの実現にむけて(環境省):2050年カーボンニュートラルの実現に向けた国の検討と具体的な取り組み(https://www.env.go.jp/earth/2050carbon_neutral.html)。電動車とはEV(電気自動車)・HV(ハイブリッド車)・PHEV(ブラグインハイブリッド車)・FCV(燃料電池車)が対象となる。
※5.再生可能エネルギーによる発電コストが、系統からの電力料金と同等、もしくはそれ以下になる状態を指す。住宅向け太陽光発電のグリッドパリティは2015年に到達したとされている。
※6.現時点での予定です。製品仕様は予告なく変更する場合があります。
※7.AmazonポイントはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。

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