「ユーグレナ・サステナブル・ベンチャーズ」を立ち上げ、スタートアップへの投資を加速
PR TIMES / 2020年7月13日 16時40分
1号案件として、株式会社βaceへの投資を実行
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充、以下「ユーグレナ社」)は、新たにスタートアップ・ベンチャー企業への資本業務提携プログラムである「ユーグレナ・サステナブル・ベンチャーズ」を立ち上げました。今後、スタートアップ・ベンチャー企業への投資を加速化させ、グループ全体の更なる事業の成長と、社会をよりサステナブルに変革していくことにつなげてまいります。そして、2020年7月8日に本プログラムの第1号案件として、D2C領域で成長著しい株式会社βace(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山下貴嗣、以下「βace社」)への出資を行いました。
■背景
当社はこれまでに、「ユーグレナの販売チャネルや生産・研究機能の拡充」、「ヘルスケア事業基盤を活かした成長とシナジー創出」、「事業ポートフォリオの拡大や新規領域進出に向けた事業基盤獲得」の3つをテーマとして、M&A戦略を推進してまいりました。その中で、「事業ポートフォリオの拡大や新規領域進出に向けた事業基盤獲得」を目的に、様々な領域のスタートアップ・ベンチャー企業との資本業務提携を実施してまいりました。また、リアルテックファンドを通じ、地球と人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーベンチャー企業への投資を積極的に行ってまいりました。過去の主な投資実績は以下の通りです。
<投資実績>
・ユーグレナ社からの投資:
アメリエフ株式会社(https://amelieff.jp/)
沖縄バスケットボール株式会社(https://goldenkings.jp/)
株式会社ポケットマルシェ(https://www.pocket-marche.com/)
メドケア株式会社(https://www.medcare.jp/)
オリエンタルエアブリッジ株式会社(https://www.orc-air.co.jp/)
インテグリカルチャー株式会社(https://integriculture.jp/)
日本環境設計株式会社(https://www.jeplan.co.jp/)
・リアルテックファンドからの投資:
https://www.realtech.fund/archives/portfolio
■資本業務提携プログラムの立上げ
このたび、スタートアップ・ベンチャー企業との更なる連携を強化する目的で資本業務提携プログラムである「ユーグレナ・サステナブル・ベンチャーズ」を立ち上げることを決定しました。具体的には、ユーグレナ社内に専門チームを設け、より積極的にスタートアップ・ベンチャー企業への投資を実行し、投資を超えて、サステナブルな未来を共に創り上げるアントレプレナーとのネットワーク構築を積極的に行ってまいります。資本業務提携プログラムの概要は以下の通りです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36462/117/resize/d36462-117-234832-0.jpg ]
※1 永田暁彦 プロフィール 慶応義塾大学商学部を卒業後、独立系プライベート・エクイティファンドに入社し、プライベート・エクイティ部門とコンサルティング部門に所属。2008 年にユーグレナ社の取締役に就任。ユーグレナ社の未上場期より事業戦略、M A 、資金調達、資本提携、広報・ IR、管理部門を管轄。技術を支える戦略、ファイナンス分野に精通。現在は 副社長 COO 兼ヘルスケアカンパニー長としてユーグレナ社の食品から燃料、研究開発など全ての事業執行を務めるとともに、日本最大級の技術系VC「リアルテックファンド」の代表を務める
※2 鈴木勇次 プロフィール 東京大学大学院農学生命科学研究科を修了後、外資系投資銀行の資産運用部門に所属。2011年より投資会社の立ち上げに参画し、投資実務および投資後ターンアラウンド、バリューアップに関わる。2018年よりスタートアップの財務および経営企画の責任者を兼任し資金調達から売却までを経験。2020年よりユーグレナ社に参画
■本プログラム 第1号案件
本プログラムの立ち上げと同時に、2020年7月8日に、第1号案件として、D2C領域で成長著しいβace社への出資を行いました。βace社は日本発のグローバルブランドクリエーションを目的とし、現在はチョコレートブランドMinimal -Bean to Bar Chocolate-(以下、「Minimal」)を運営しています。Minimalは原材料であるカカオの仕入れから自社工房でのスペシャリティチョコレートの製造に至るまでを一貫管理し、都内4店舗とオンラインストアで販売を行っています。 原材料のカカオは赤道直下の農園を訪れ、品質向上および収入向上のための技術的支援やフェアトレードでの購入を実施しており、JICA(独立行政法人国際協力機構)のODA案件化調査にも採択され活動を行いました。スペシャリティチョコレートの製造はイタリアの三ツ星レストランやM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)パティスリー、国内の老舗パティスリーなどで腕を磨いた職人達が集い、手仕事で良質なモノづくりを行っています。 丁寧なモノづくりでチョコレート専門の国際品評会で数々の受賞を果たす一方で、D2C領域においても注目を集めており、WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017の受賞や1,500を超えるメディアへの掲載、D2C関連イベントでの登壇など、ソーシャルインパクト、ビジネスインパクトの両立で成長を目指しています。https://mini-mal.tokyo/
今後も当社は本プログラムを通して、スタートアップ・ベンチャー企業への投資を加速させ、スタートアップ・ベンチャー企業とのパートナーシップによって当社グループの更なる事業成長と、社会をよりサステナブルに変革していくことを目指してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/36462/117/resize/d36462-117-525682-1.png ]
※2020年7月16日追記 記載に誤りがあり修正しました
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。経営理念は「人と地球を健康にする」。https://euglena.jp
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