近視進行抑制用オルソケラトロジーレンズとして初「Menicon Bloom Night」 CEマーク認証取得
PR TIMES / 2019年5月24日 15時40分
株式会社メニコン(本社:名古屋市中区葵3-21-19 代表執行役社長 田中英成 以下、メニコン)は、当社オランダ現地法人NKL社にて、近視進行抑制用オルソケラトロジーレンズ「Menicon Bloom (※1) Night(メニコンブルームナイト)」のCEマーク (※2) 認証を取得いたしましたことをご報告申し上げます。
[画像: https://prtimes.jp/i/5623/118/resize/d5623-118-877961-0.jpg ]
近年、全世界的に近視人口が増加し、大きな社会問題となっています。2050年までに、世界の人口の約半数が近視になると推定されています。近視の頻度は特に東アジア諸国で高く、一部の地域では90%を超えるとも報告されています。さらに、強度近視になると、網膜や視神経が障害され、失明の原因となります。将来的な眼疾患リスクの低減や医療費の削減等の点からも、近視進行に対する対策が重要な問題になると考えられています。
Menicon Bloom Nightは、高い酸素透過性を有するハードタイプのメニコンZ素材から作製されたオルソケラトロジーレンズで、快適にレンズを装用していただくことができます。就寝時に装用し、角膜を矯正することで、日中は裸眼でお過ごしいただけます。Menicon Bloom Nightを用いて、近視進行抑制に関する多くの研究が行われ、その安全性、有効性が評価されてきました。長年にわたり培ってきた科学的根拠(エビデンス)により、Menicon Bloom Nightは近視進行抑制用として、CEマーク認証に求められる高水準の品質、安全性及び有効性の基準を満たすことが認められました。
また、Menicon Bloom Nightの導入に合わせ、患者様とのコミュニケーション等に活用できるモバイルアプリケーションも開発いたしました。
Menicon Bloom Nightの導入により、当社は欧州において、近視進行抑制用のオルソケラトロジーレンズを販売する初の企業となり、近視進行抑制分野における責務を全うしてまいります。
Menicon Bloom Nightは、オランダから販売を開始し、順次、欧州を中心に販売地域を拡大していく予定です。製品に関する詳細情報は後日ご案内いたします。
なお、日本国内においては本製品の承認を取得しておりません。国内では、角膜矯正用オルソケラトロジーレンズ「メニコンオルソK」を販売しております。メニコンオルソKはMenicon Bloom Nightとは異なる製品であり、かつ近視進行抑制の承認も取得しておりません。
※1 Bloomには「開花する、育む、成長する」という意味があります。「正しく安全に視力を育み成長させる」という想いを込めて、近視進行抑制事業のブランド名として、Bloomと名付けました。また、患者様のアイライフをサポートし続けるという意味を込めて、Bloomのロゴを∞で表しました。
※2 CEマークとは、EU加盟国で販売される指定の製品が、安全基準(使用者・消費者の健康及び安全を保護するための条件)を満たすことを証明するマークです。
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株式会社メニコン 代表執行役社長 田中英成
「近視進行抑制に対する継続的な取り組みにより、当社はグローバルビジョンケアカンパニーとしての地位をより強固にしていくことを確信しています。世界的な近視人口の増加に対して包括的な対応が求められており、当社の研究開発において率先して取り組んでまいります。コンタクトレンズのパイオニア企業として、これまで培ってきた技術・商品・サービスをさらに発展させ、近視進行抑制という新たな事業を育成することで、社会に貢献していきたいと思います。」
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