1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

セブン-イレブン・沖縄で使用されたBio LIMEX Bagをアップサイクル、再製品化した「LIMEXランチプレート」を児童養護施設の寄贈品として提供

PR TIMES / 2020年6月26日 14時40分

~店内で回収したLIMEX製福袋を再資源化し、資源循環モデルを促進~

石灰石を主原料とし、紙やプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山崎敦義、以下TBM)は、株式会社セブン-イレブン・沖縄(沖縄県那覇市、代表取締役社長:久鍋研二、以下セブン-イレブン・沖縄)と連携して、沖縄県エリアでのセブン-イレブン各店の開店時に記念福袋として採用された「Bio LIMEX Bag」を回収・再資源化し、「LIMEXランチプレート」に再製品化、沖縄県内の児童養護施設に寄贈品として提供しました。本取り組みを契機に、TBMはセブン-イレブン・沖縄と連携を強化して、資源循環モデルの構築を目指し、より価値の高いプラスチックの代替製品に生まれ変わらせる、アップサイクルの活動を推進してまいります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/16815/118/resize/d16815-118-274527-0.jpg ]

■ 背景
急速に進む海洋プラスチック問題への対応やSDGsへの貢献など、環境・社会問題への取り組みが企業にも求められています。国際的には、有害廃棄物の定義や輸出入を規定する国際条約「バーゼル条約」において、汚れたプラスチックごみが同条約の規制対象に加わり、自国内でのリサイクル等による資源循環の必要性が高まっています。また、EUや中国をはじめとする多くの地域や国では、経済政策としてサーキュラー・エコノミーを取り入れています。2015年に欧州委員会が採択した「サーキュラーエコノミー・パッケージ(サーキュラー・エコノミーの実現に向けた政策)」では、廃棄物のリサイクル率の将来目標とともに実現に向けた行動計画が示されました。こうした動きに対して、日本政府は「地域循環共生圏」をキーワードに循環型社会を目指す方針を掲げると同時に、特にプラスチックについては「プラスチック資源循環戦略」を策定し、今後日本国内でも資源循環に向けた体制整備が進んでいくことが予想されます。


■ 概要
TBMは、昨年7月、セブン-イレブン・沖縄が運営する沖縄エリア初のセブン-イレブン各店の開店と合わせて、主原料の石灰石と植物由来樹脂を使用した「Bio LIMEX Bag」を開店記念福袋に採用していただきました。従来のレジ袋や買い物袋と比べて、石油由来樹脂の使用量を大幅に削減し、石油資源利用の抑制やCO2 排出の削減に貢献できる、「Bio LIMEX Bag」の環境性能を評価いただきました。また、本製品の導入と合わせて、TBMとセブン-イレブン・沖縄、三井物産株式会社が連携し、LIMEXのアップサイクルによる再製品化の検討を進めてまいりました。
福袋を購入されたお客様にご協力いただいて、使用済み福袋を回収、LIMEXの再生ペレット(LIMEXをペレット状に製造して加工したもの)へ再資源化し、「LIMEXランチプレート」へとアップサイクルしました。この取り組みにより、プラスチックごみの発生量の削減、石灰石を主原料とするLIMEXの循環による循環型社会の構築に貢献できます。今回、セブン-イレブン・沖縄による地域連携の取組みとして、沖縄県社会福祉協議会の協力の下、沖縄県内の児童養護施設9施設へLIMEXランチプレートを寄贈いたしました。本取り組みを契機にTBMは、セブン-イレブン・沖縄との連携を強化して、LIMEXを活用したサステナブルな循環型モデルの拡大を目指し、より価値の高いプラスチックの代替製品に生まれ変わらせる、アップサイクルの活動を推進して参ります。

<取り組み概要>
・寄贈先:沖縄県内9ヶ所の児童養護施設
・日時:2020年6月1日(月)に寄贈
・寄贈商品:LIMEXランチプレート
[画像2: https://prtimes.jp/i/16815/118/resize/d16815-118-194370-1.png ]

■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第1工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
・ 2019 年、軽井沢で開催された「G20イノベーション展」に出展。G20大阪サミット2019の会場での運営品としてLIMEX製品が採用

[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石を含む無機物 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※LIMEXシート製品(紙代替製品)は可燃であるため、古紙回収に混ぜない。

[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂100%であるが、LIMEXは主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが 、石油由来樹脂をバイオ由来の素材に置き換えたBio LIMEX製品を発表(袋の代替製品)。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造することが可能。(LIMEXのアップサイクル)

[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。

■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山崎 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :108 億 6,480 万円(資本準備金含む)/ 2020 年 1月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/


*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください