「ハウスメーカー他社牽制力ランキング2023」第1位を獲得

外部機関の調査開始から11年連続で特許の牽制力が評価

○ パテント・リザルト社が2013年から調査し公表するランキングで、当社の1位獲得は調査開始以来11年連続
○ 月面有人拠点への応用を目指した技術やIoT・AIを活用したシステムなど、近年も多岐にわたる特許を出願
○ 技術革新の積み重ねによる当社の累計特許登録数4,184件※1は、住宅業界でトップクラスの実績



　
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　ミサワホーム株式会社（代表取締役社長執行役員 作尾徹也）は、株式会社パテント・リザルト（本社：東京都文京区）が独自に行う調査「ハウスメーカー他社牽制力ランキング2023」で第1位に選ばれました。同ランキングでの1位獲得は、2013年に同社が調査を開始して以来11年連続となります。

　本調査はハウスメーカーを対象に、2023年の特許審査過程で拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計したものです。この集計により、豊かな暮らしの実現に向けた先行技術を多数保有する、先進的な企業が明らかになります。

　ミサワホームは、1960年に独自工法である「木質パネル接着工法」を開発し、業界初のグッドデザイン賞グランプリを受賞した「GENIUS 蔵のある家」を代表とする「蔵のある家(R)」※2 シリーズなど、未来を見据えた新しい技術を盛り込んだ住まいやサービスを世の中に提供してきました。近年では、未来志向の住宅や月面の有人拠点への応用を目指し、2020年に産官学連携により南極で実証実験を行った「南極移動基地ユニット」で開発した技術や、同ユニットから着想を得て開発し、2023年に発売したミサワユニットモビリティ「MOVE CORE」に搭載された新技術を特許として登録しています。木質系工業化住宅の企画商品「SMART STYLE Roomie」の空間デザインも特許を取得しており、2023年には収納・洗面・脱衣室・浴室等のバックヤードを一列に配置して、各バックヤードからLDK側に行き来を可能とした「バックヤード動線」、2024年に1階・1.5階・2.5階の3層空間を開口部によりゆるやかに連続させた「多層スキップデザイン」が特許を取得しています。AI利用技術では2023年に「AI画像解析システム」「インテリアチェッカー」が特許を取得しています。こうした技術革新の積み重ねによる当社の累計特許登録数4,184件は、住宅業界でトップクラスの実績であり、このたびの11年連続1位受賞につながっています。

　ミサワホームは、社会課題の解決やより豊かな暮らしの実現に向けて、これからも持続可能な未来につながる技術開発に取り組んでいきます。

◆2023年に拒絶理由として引用された件数の多い特許と関連する技術
1⃣「宅内の各種機器を統合的に制御して生活の利便性を高めるシステム」の特許技術
　当社のオーナー向けに提供するIoTライフサービス「LinkGates」にプラットフォーム「IFTTT」を組み入れ、「LinkGates」に接続したさまざまな設備機器や家電の操作、センサ情報、通知機能と、「IFTTT」対応アプリ・機器を連携。実行のきっかけとなる「トリガー」と、実行する「アクション」をそれぞれ指定することで、これまでユーザー自身が手動で行っていたことを自動化することができます。これにより暮らしを便利にする「生活サポートサービス」を提供しています。
　例えば、「LinkGates」から行っていた照明・エアコンの一斉操作は、「IFTTT」対応アプリ・機器を通して音声指示が可能です。
※「ミサワホームのIoT住宅」HP：https://www.misawa.co.jp/iot/linkgates/
※「生活サポートサービス」 HP：https://www.misawa.co.jp/iot/linkgates/ifttt/
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2⃣「訪問者認証システム」に関する技術
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　この技術に関連するものとして、鍵を出さなくても、タッチで施錠・解錠できる「電気錠ミサワスウィフトエントリーキー」があります。電子キー（リモコン）を持ってドアに近づきボタンを押すと、LEDと音で施錠・解錠をお知らせします。電子キーで離れた場所から操作ができるほか、カードキーにも対応しており、片側のシリンダーを解錠しても25秒以内に施錠状態に復帰するピッキング防止機能も搭載しています。一部機種のインターホンと連携することで、スマートフォンによる電気錠の開閉状態確認や、宅内からの施解錠および外出先からの施錠が可能です。
　「電気錠ミサワスウィフトエントリーキー」はリーダー部とハンドルが分かれているため、さまざまなハンドルデザインから選択ができます。槌目模様が施されたハンドルは意匠登録をしている当社オリジナルデザインです。

※1 2024年7月時点、当社調べ、サイバーパテント社「CyberPatent Desk」収録分のみ集計。（すでに権利消滅したものを含む）
※2 「蔵のある家」はミサワホーム株式会社の登録商標です。

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