カンナ削りの“木のストロー ”ウッドデザイン賞受賞で三冠達成
PR TIMES / 2019年10月29日 11時15分
~間伐材の価値向上や廃プラ問題の解決のきっかけに~
株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿、代表取締役社長:宮沢俊哉)が世界で初めて開発・量産化に成功した「木のストロー」が、2019年度のウッドデザイン賞に選ばれました。「ライフスタイルデザイン部門」での受賞となり、間伐材の利用によって、森林保全や減災を促進し、合わせて地産地消によって地域の活性化を目指す点などが評価されたものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8413/120/resize/d8413-120-113477-0.jpg ]
この度受賞しました「国産間伐材を使用した木製ストロー AQURAS」(カンナ削りの“木のストロー”)は、0.15mmにスライスした国産間伐材を、ストロー状に丸めあげたものです。安全性を確保した糊を新たに開発し、木そのものの素材感や味わいを感じることができる環境にやさしいストローです。
現在は、日本の人工林で最もシェアを占めるスギを主に使用していますが、樹種や節の有無に関わらず製作が可能です。国内の地域原産木を広く材料として使用可能なため、間伐材の活用推進や価値向上、廃プラ問題の解決につながると考えます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/8413/120/resize/d8413-120-657544-1.jpg ]
同年に、グッドデザイン賞とキッズデザイン賞も受賞し、様々な分野において評価されています。ウッドデザイン賞の受賞により、三冠を達成しました。
「木のストローの開発」は、“木を活かし、守る活動”の1つ
アキュラホームでは、木造住宅を提供する会社として、これまでも“木を活かし、守る活動”を積極的に行ってきました。「木望の未来プロジェクト」では、次代を担う子どもたちに「木の素晴らしさ」「物の大切さ」「物づくりの楽しさ」を伝える木育授業や、間伐材で製作した小学校の机の天板の寄贈を行っています。2010年から毎年実施しており、天板交換枚数は累計約1万4,000枚となりました。間伐材の有効活用となる木のストローの開発はそれらの活動の一環でもあります。また、木育やSDGsの教育につなげるため、各省庁・全国各地の自治体・小中学校と協同で、木のストローワークショップを実施しています。ワークショップを通じて、廃プラ問題、森林問題、資源問題について、考える機会としています。
ウッドデザイン賞とは
ウッドデザイン賞(主催:ウッドデザイン賞運営事務局 林野庁補助事業)は、2015年より実施され、今年で5回目となります。木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。ライフスタイルデザイン部門は、木を使うことで機能性や利便性を高めているや新しい領域で木の活用が提案されている、消費者に木のある豊かな暮らしを提案している木製品などが対象です。
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