CureApp 新サービス「ascureDr.受診勧奨 (高血圧) 」を4月1日より開始
PR TIMES / 2023年3月23日 18時40分
~治療が必要な人へ病院受診の第一歩をオンラインで後押し~
報道関係者各位
2023年3月22日
[画像1: https://prtimes.jp/i/15777/120/resize/d15777-120-9d6d01a4949b5a0742a5-1.jpg ]
株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムより新たに「ascure(アスキュア)Dr.受診勧奨(高血圧)」をリリースし、健康診断等で高血圧疑いとして医療機関の受診を推奨されている方へのサポートプログラムの提供を2023年4月1日より開始することをご報告いたします。また本サービスに加え2023年4月末以降には、ソフトウェア医療機器である「治療用アプリ」*1の研究開発で得た知見も活かし、疾患の重症化予防への取り組みも強化して参ります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15777/120/resize/d15777-120-f526506fcf0bc44c1e10-2.png ]
高血圧における保健事業の課題
健康診断等の結果を元に、医療機関への受診勧奨を実施している健康保険組合の割合は50%を超えている中、半分以上の健康保険組合が「受診勧奨をしても病院に行ってくれない」という大きな課題感をもっています*2。
また、高血圧を指摘されたが医療機関を未受診である人に対する意識調査*3において、未受診の理由の半数以上が「それほど重篤な疾患・病症でないから」であり、健康に関する意識変容が必要なことがわかります。
高血圧は脳心血管疾患(脳血管疾患や心疾患)における最大のリスク因子*4であり、国内で患者数が多い疾患である一方、医療機関での治療を行っている人は少ないという現状があります。
早期での生活習慣の修正や積極的な予防措置が不可欠かつ重症化の観点で早期の介入が重要となります。しかし、早期では重篤な症状を感じにくいことや生活習慣の修正には個々人の考え方や意欲、職場・家庭環境、生活スタイルなどに左右されるため継続が難しいことが挙げられます。
また実際に通院しない理由として「生活習慣の改善をして対応できる」「通院が面倒」「薬を飲むこと / 飲み続けることに抵抗がある」という声も多く聞かれます*3。
*1:治療用アプリは治験を経て、薬事承認取得・保険適用となり医療機関にて医師の処方が開始している医療機器であり、今回の民間法人向けascureモバイルヘルスプログラムとは異なります。
*2:健康保険組合への予防事業に関するアンケート(当社調べより)
*3:当社実施の「健康診断や医療機関での診察で血圧が高いことを指摘されたことがあるが、治療のため通院したことがない30代~60代の男女821人に対する高血圧治療や生活習慣に関する実態調査」より(インターネットによるアンケート調査)詳細:https://cureapp.blogspot.com/2022/05/517.html
*4:高血圧治療ガイドライン2019
ascureDr.受診勧奨(高血圧)とは
ascureDr.受診勧奨(高血圧)は主にスマートフォンアプリを使用し進めるプログラムです。
高血圧に関しての基本的な知識や危険性、受診することの必要性をまず「スタートプログラム」として動画コンテンツ等で学習します。早期に医療機関を受診し適切な対処をした場合と早期に受診しなかった場合との違いついても分かりやすく説明します。
さらに、医療専門職によるオンライン面談を実施し、個々人の受診へのモチベーションや背景を直接話していただいた上で、適切な受診への動機づけを実施します。
なかなか自覚症状がないために医療機関へ行きづらい、どこを受診して良いかわからない、なかなか時間が取れない、と言う悩みに対しても、生活習慣改善に力を入れている医療機関やオンライン診療を実施している医療機関のご紹介も可能です。(※最終的な受診先は、かかりつけ医も含めて利用者様のご判断となります。)
さらには、タイミングも個々人で選択できるようアプリ上で簡単な導線を表示し、いつでも選択できるようにします。また、具体的な受診勧奨は、コンテンツ配信時、オンライン面談実施時、および面談後最大3回の勧奨を実施し、医療機関の受診完了時には、受診状況に関するヒアリングも実施します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/15777/120/resize/d15777-120-24fcdfa97aa2d19fc242-0.png ]
また2023年4月末以降には、疾患予防の観点から高血圧にとどまらない受診勧奨プログラムの開発に加え、弊社で既に開発しているソフトウェア医療機器である「治療用アプリ」*1で得た知見も活かし、さらに疾患の重症化予防への取り組みも強化して参ります。
・プログラム対象者
血圧値が医療機関受診勧奨域(140/90以上)となっている方、かつ未受診の方
・開始時期
2023年4月1日よりプログラム提供を開始
株式会社CureAppについて
2014年に医師である佐竹晃太と鈴木晋が創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ(R)」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。
2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初の薬事承認取得および保険適用となった。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初の薬事承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / アルコール依存症 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療用アプリの開発を進めている。また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、「ascure卒煙プログラム(禁煙)」に関しては、現在300法人(うち健康保険組合が230組合契約)で導入されている。
CureAppが取り組む事業
ニコチン依存症:2020年8月薬事承認取得、同年12月保険適用・処方開始
高血圧症:2022年4月薬事承認取得、同年9月保険適用・処方開始
NASH(非アルコール性脂肪肝炎):サワイグループホールディングス株式会社と共同開発中 /東京大学医学部附属病院と臨床試験
アルコール依存症:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターと共同研究 /岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院での臨床試験 / 治験開始
がん:乳がん患者向け治療用アプリを第一三共株式会社と共同開発中
慢性心不全:医療法人社団ゆみのをパートナーに開発中
慢性腰痛症:福島県立医科大学と共同研究開始
さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、米国を中心にグローバルにおいても展開予定です。
※「治療アプリ」は株式会社CureAppの登録商標です。
※ 民間法人向けモバイルヘルスプログラムが提供するサービスは、医療機器・医療行為ではございません。本プログラム及び専用アプリは医療機器ではなく、「治療または診断」を行うものではありません。
株式会社CureApp 会社概要
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
米国支社:CureApp North America, Inc.
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
URL:https://cureapp.co.jp/
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