ユネスコ無形・有形文化遺産の宝庫アナトリアの豊かな歴史・建築・文化を巡る旅 トルコ民話の主人公「ナスレッディン・ホジャ フェスティバル」も7月開催
PR TIMES / 2024年4月17日 17時40分
[画像1: https://prtimes.jp/i/49599/121/resize/d49599-121-fce33eb9680160c1254d-2.jpg ]
歴史の上で、古代文明の本拠地として栄えたアナトリアの地は、歴史的・建築的・文化的遺産の宝庫で、現代でも訪れる人々に特別な体験を提供しています。例えば、中央アナトリア地方北西部に位置するエスキシェヒルは、トルコ民話の登場人物のナスレッディン・ホジャの出身地として知られています。2022年にユネスコ無形文化遺産にも登録されたナスレッディン・ホジャは、トルコで語り継がれる何千もの機知に富んだとんち話や笑い話に登場する人物で、そのほとんどが教育的な性格を持つことで知られています。毎年7月に「ナスレッディン・ホジャ フェスティバル」が行われており、今年は、7月5日(金)~7月10日(水)に開催予定です。
アナトリアには無形文化遺産だけでなく、有形文化遺産も数多く登録されており、トルコ国内で21番目のユネスコ世界遺産として、「中世アナトリアの木造多柱式ジャーミィ」が昨年新たに追加されました。13世紀後半から14世紀半ばにかけてアナトリアに建てられた下記の5つのジャーミィを含む、トルコ・イスラムの伝統に基づく建築物で構成されており、 木造の内部柱(ハイポスタイル・タイプ)や当時の美的感覚を反映した装飾など、技術的な特徴が共通しています。
ベイシェヒル・エシュレフオール・ジャーミィ(コンヤ県)
12世紀から13世紀にかけて、コンヤはセルジューク朝の首都でした。1296年から1299年の間に建てられたベイシェヒル・エシュレフオール・ジャーミィは、セルジューク朝時代の石造りや木造建築の素晴らしさを伝えるアナトリア最大の木造ジャーミィで、石、レンガ、カラフルなタイル細工など、複数の装飾芸術を取り入れています。
アフヨンカラヒサール大ジャーミィ(アフヨンカラヒサール県)
フリギアからオスマン帝国までの文明を受け入れてきた、コンヤの隣町アフヨンカラヒサールには、町で最大のジャーミィのひとつであるアフヨンカラヒサール大ジャーミィがあります。セルジューク朝時代に建てられ、その時代の建築様式と木工細工が見事に融合しています。40本の木製の柱が5列に並んでいることから、「40本の柱モスク」とも呼ばれています。
シヴリヒサール大ジャーミィ(エスキシェヒル県)
エスキシェヒルは、歴史的な面と近代的な面を併せ持つ印象的な都市です。エスキシェヒルのシヴリヒサール大ジャーミィは、アナトリアでも最大級の木造円柱ジャーミィです。2,500人の礼拝者を収容できる室内では、素晴らしい織物のシヴリヒサール絨毯を見ることができます。また建物内部の67本の柱には、鉛筆の装飾が施されたものや、東ローマ時代の柱頭を持つものもあります。このジャーミィはまた、クルミの木で作られたミンバル(説教壇)が有名で、この種の中で最も美しいものの一つとされています。
アヒ・シェラフェッディン・ジャーミィ(アンカラ県)
エスキシェヒルから高速列車で1時間半のアンカラにあるアヒ・シェラフェッディン・ジャーミィは、その簡素な外観とは裏腹に驚異的な建築物です。セルジューク朝時代の建造物であるこのジャーミィは、霊廟の内壁に大理石のライオン像があることから、アルスランハネ(ライオンの家)としても知られています。木造の24本の柱と大理石の柱頭が特徴的な平屋建てのジャーミィは、スポリア*と木材の調和を例証しています。
*スポリア:西洋建築において古代の建物から他の建物に転用された円柱などの要素や建材
カサバキョイ・マフムット・ベイ・ジャーミィ(カスタモヌ県)
カスタモヌにあるカサバ村のマフムット・ベイ・ジャーミィは、カンダロウルラルの時代に建てられ、金属の釘を使わない独特の重なり合った構造から、「釘のないジャーミィ」 として知られています。この建物の一番の特徴は、芸術品と呼ばれる美しい王冠の門で、トルコではこのタイプの例は非常に少なく貴重なため、カスタモヌ民族学博物館に収蔵されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/49599/121/resize/d49599-121-3d595cdead6e6ac522c6-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/49599/121/resize/d49599-121-8f9eb5034637df3e7017-0.jpg ]
トルコについて
地中海沿岸に位置し有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、何世紀にもわたり文化的な交流と多様性の拠点と考えられてきました。多様な文明が反映された歴史、遺跡、自然や美食を有し、多目的なデスティネーションです。伝統とモダンが融合した芸術やファッションをはじめ、ダイナミックなショッピングやエンターテインメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。2023年には全世界から5,670万人の観光客を迎えました。2023年にトルコ共和国として建国100周年を迎えたのに続き、2024年は日本との外交関係樹立100周年を迎えます。
トルコの詳細は公式ウェブサイト(https://goturkiye.jp/)または以下の SNS をご覧ください。
Facebook: https://www.facebook.com/GoTurkiye.jp
X(Twitter): https://twitter.com/GoTurkiye_jp
Instagram: https://www.instagram.com/goturkiye_jp/
YouTube: https://www.youtube.com/c/tourismturkeyjp
トルコ観光広報・開発庁(TGA)について
トルコ観光広報・開発庁(TGA)は、国内外の観光市場においてのトルコのブランディングを確立させ、観光やビジネスにとって魅力的な渡航地としての認知を高めるため、文化観光省が定めた観光戦略や政策に基づき、あらゆるプロモーション、マーケティング、コミュニケーション活動を行っています。世界各地の現在の観光機会を促進・販売するとともに、観光の潜在的分野を発見・改善・確立していきます。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
トルコ考古学の黄金時代 2024年の調査数が750件を超える
PR TIMES / 2024年10月4日 23時40分
-
オリーブの収穫期を迎えるトルコ 10月~11月、収穫祭やフェスティバルも開催
PR TIMES / 2024年9月19日 16時45分
-
宮殿、大聖堂から墓地まで1000年以上の東西文化の融合…世界遺産のプロが「行きたい」あの映画の石の街
プレジデントオンライン / 2024年9月15日 9時15分
-
テーマパークみたいなライトアップが 圧巻! 世界遺産ナイトミュージアム 紺碧の海でクルージングも!
CREA WEB / 2024年9月14日 11時0分
-
北エーゲ海の美しいリゾート、ボズジャアダで収穫体験やフェスティバルを楽しもう
PR TIMES / 2024年9月11日 13時40分
ランキング
-
1年金〈月7万円〉の78歳母だったが「驚愕の老人ホーム請求額」に52歳長男、絶句。完全無視の弟妹に「ふざけるな!」と怒り
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月6日 8時15分
-
2「倍」以上になる区間も 函館バスが運賃を改定へ 長距離路線で顕著に
乗りものニュース / 2024年10月5日 14時12分
-
3鳥貴族、「値上げ」でも客数激増、次は海外に攻勢 大倉社長が宣言、「焼き鳥を世界言語にする!」
東洋経済オンライン / 2024年10月6日 8時0分
-
4【BIC SIM】店頭申し込みでSIMフリーiPhoneを15,000円割引するキャンペーンを実施
PR TIMES / 2024年10月4日 21時40分
-
5「金持ちになる夢」を叶えるためにウォーレン・バフェットの弟子が“ひたすら続けたこと”【株式投資の金言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月6日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください