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シニア向け「リゾート地」の求人、多いのは北海道・東北の観光業の正社員求人

PR TIMES / 2024年8月6日 15時0分

シニア専門求人メディア「シニアジョブ」の傾向調査を発表



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31414/122/31414-122-7d76553e4d7aafed0a7e76284b6cdcf0-1200x675.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シニア向け「リゾート地」の求人傾向調査は、北海道・東北にあるホテル・旅館の正社員の求人が多い結果に

シニア転職支援の(株)シニアジョブ(本社:東京都新宿区/代表取締役 中島康恵)は、サービス提供するシニア専門求人メディア「シニアジョブ」掲載の「リゾート地」の求人に関する傾向調査結果を発表しました。リゾート地のシニア求人は、ホテル・旅館の調理、ホール、客室係、フロントなどの求人が多く、雇用形態では正社員の求人がもっとも多いことがわかりました。また、エリアでは北海道・東北の求人がもっとも多くなっています。


■リゾート地のシニア求人の傾向調査結果ポイント
シニア専門求人メディア「シニアジョブ」(https://seniorjob.jp/)に掲載された、「リゾート地」の求人の主な傾向には次のようなものがありました。

- リゾート地の求人が多いエリアは「北海道・東北」で28.7%
- リゾート地の求人が多い職種は「販売・飲食・接客・サービス」が圧倒的で69.4%
- 中でも、ホテル・旅館の調理、ホール、客室係、フロントなどの求人が多い
- パート・アルバイト(40.4%)よりも正社員(47.3%)の求人が多い


リゾート地の求人が多いエリアは、3番目の「関東」(17%)、2番目の「東海」(19.9%)に大きな差をつけ、「北海道・東北」が3割近い求人数の割合でトップとなりました。

また、職種では「販売・飲食・接客・サービス」が69.4%と7割近い割合でトップでした。これは2番目の「警備・設備・清掃」 (15.1%)、3番目の「事務・管理・オフィスワーク」(5%)と比較して大幅に高い割合です。
さらに「販売・飲食・接客・サービス」の職種カテゴリの詳細内訳を見ると、「調理師・調理補助・料理長」が「販売・飲食・接客・サービス」のカテゴリ中の45.5%でもっとも多く、次いで「フロント」(22.7%)、「ホールスタッフ・フロアスタッフ」(20.9%)、「客室係・サービス」(13.6%)の順でした。「調理師・調理補助・料理長」や「ホールスタッフ・フロアスタッフ」は単体のレストランや飲食店の求人を含みますが、ホテル・旅館の厨房やホテル内のレストラン等の求人の割合も高いことから、リゾート地の求人はホテル・旅館に関連する求人が多くを占めると言えます。

雇用形態は、正社員の求人が47.3%ともっとも多く、パート・アルバイトの40.4%を上回りました。契約社員は12%、業務委託は0.3%と少なく、正社員とパート・アルバイトの求人が大半を占めています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31414/122/31414-122-6bfb6d3e65eb1805359d47be266bb0a1-1178x668.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シニア専門求人メディア「シニアジョブ」に7月31日時点で掲載されていた「リゾート地」求人の検索結果



■リゾート地のシニア求人の傾向調査結果
<リゾート地のシニア求人のエリアの傾向>
- 北海道・東北 28.7%
- 関東 17%
- 北陸・甲信越 16.7%
- 東海 19.9%
- 関西 4.2%
- 中国 1.6%
- 四国 1.3%
- 九州・沖縄 11%


<リゾート地のシニア求人の職種の傾向>
- 販売・飲食・接客・サービス 69.4%
- 警備・設備・清掃 15.1%
- 事務・管理・オフィスワーク 5%
- 医療・介護・福祉 4.7%
- ドライバー・運送 4.7%
- 企画・経営・マーケティング 2.2%
- 工場・製造・軽作業 1.3%
- 建築・土木・建設 1.3%
- 営業関連 0.3%
- 専門職(士業・金融・不動産・コンサルタント) 0.3%
- クリエイティブ・インターネット・ゲーム 0.3%


<リゾート地のシニア求人の雇用形態の傾向>
- 正社員 47.3%
- パート・アルバイト 40.4%
- 契約社員 12%
- 業務委託 0.3%



■リゾート地のシニア求人の傾向についての考察
今回の「リゾート地」のシニア求人の傾向調査では、他のシニア求人の傾向では見られない特徴的な結果がいくつか見られました。

まず、エリアと職種については、どちらもシニア求人全体とは異なる傾向を示しました。リゾート地の求人エリアでは、28.7%と明らかに高い割合を示した「北海道・東北」ですが、シニア求人全体では5.4%の割合に過ぎず、下から3番目となっています。シニア求人全体のトップは32.2%の「関東」であり、企業数および人口数に比例することが多いシニア求人の特徴をそのまま反映した割合となっています。

リゾート地のシニア求人の職種でもっとも多かった「販売・飲食・接客・サービス」は、シニア求人でも2番目に割合の高い21.1%となっていますが、シニア求人全体でもっとも多い職種は34.7%と10ポイント以上の差をつけた「医療・介護・福祉」でした。「医療・介護・福祉」は、リゾート地のシニア求人では4番目に多い4.7%に過ぎず、やはり、特徴的な傾向が現れていると言えます。

エリアの中で「北海道・東北」のリゾート地のシニア求人が多い背景には、5月に観光関連職種の内定者の傾向調査結果を公開した際(※1)、2024年3月~4月の観光業関連の内定者はすべて東日本在住であったことについてのものと同様の仮説が成り立つと思われます。シニアジョブでは、大阪万博の影響で若い人材が西日本方面に集中し、採用しにくくなったことで、東日本ではシニア人材の内定があったとの仮説を立てましたが、今回の調査でも「北海道・東北」は首都圏からの交通路も含めて万博の影響が少ないため、リゾート地でのシニアの求人が増えていると考えています。

リゾート地の求人であっても、単に場所がリゾート地であるだけで観光業に関係のない事業・仕事の求人や、観光客が対象になるサービスであっても医療などの観光業ではない事業の求人もありますが、データ上ではやはり、直接観光客に接するホテル・旅館の調理、ホール、客室係、フロントなどの求人が多いことがわかります。

リゾート地のシニア向け求人の雇用形態は、正社員求人がもっとも多く、次いでパート・アルバイトの求人が多く、この2つでリゾート地のシニア向け求人の87.7%と大半を占めています。これは、観光業ではそもそも定年がなく、能力と体力があればずっと正社員として働き続けられる職場が多いことで契約社員の雇用形態が少なく、正社員でなければパート・アルバイトの雇用形態になることが影響しているのではないかと思われます。

(※1)参考プレスリリース:観光関連のシニア内定者の職種が多様化、フロントや旅行代理業の企画まで
https://corp.senior-job.co.jp/news/2024/05/20/150000


■調査概要
シニア専門求人メディア掲載のリゾート地の求人に関する傾向調査
- 調査日:  2024年7月31日
- 調査機関: 自社調査
- 調査対象: 上記調査日時点でシニア専門求人メディア「シニアジョブ」に掲載されたリゾート地の求人317件(※2)
- 対象地域: 全国
- 調査方法: 上記調査日時点でシニア専門求人メディア「シニアジョブ」に掲載されたリゾート地の求人の傾向を調査

(※2)調査対象の求人には、過去に求人を掲載していたものの掲載を取り下げた求人または登録を取り消した企業の求人を含まないが、募集を停止している求人は含む。


■シニアジョブ 代表取締役 中島康恵からのコメント
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31414/122/31414-122-906ce735aa42548b80af02328e41b3a9-817x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シニアジョブ 代表取締役 中島康恵

リゾート地の求人について、「学生のアルバイト」というイメージの方が多いかもしれません。人生100年時代と言われる現在はそれだけではなく、今回の調査結果でご紹介したように、シニア向けの正社員の求人も、リゾート地の職場から掲載されることが増えています。シニアの求人や採用も、昔のイメージにとらわれずに最新の情報に接してもらえればと思っております。
コロナ禍から日常が戻り、また、円安など影響からインバウンドが活況であることの影響などもあるかもしれませんが、観光に関連するホテル・旅館の調理のお仕事や、フロントなどのお仕事の求人はかなり増加しています。ホテル・旅館の調理のお仕事は求人メディアだけでなく、別途提供しているシニア専門の人材紹介でも対応しており、70代の方でも活躍しています。仕事をお探しのシニアの方はホテル・旅館での就職を、人手不足でお悩みの観光業の方はシニアの採用を、ぜひご検討ください。


■シニア専門求人メディア「シニアジョブ」について
50歳以上のシニアに特化した求人サイト事業として、2022年8月にオープンしました。求人の対象が主に50歳以上になることを了承した企業のみが求人を掲載しており、また、求人企業の平均年齢や、50代・60代・70代以上の勤務人数といったシニアの活躍情報がわかるなど、シニアが安心して応募や就職活動ができる機能が揃っています。
求人企業もキャンペーン期間中は初期費用無料、成果報酬制で、採用決定までは、求人を何件掲載しても無料で使用できます。

お仕事をお探しのシニアの方や、シニア人材採用をお考えの企業の採用担当者の方は、サイトからご登録・お問い合わせをお願いいたします。
- お仕事をお探しのシニアの方はこちら https://seniorjob.jp/
- 企業の採用担当者の方はこちら https://seniorjob.jp/landing/client/lp-03/



【会社概要】
代表 : 代表取締役 中島 康恵
本社 : 東京都新宿区大久保2丁目5−22セキサクビル8F
URL : https://corp.senior-job.co.jp/
事業内容 : シニアの人材ビジネス提供

運営サイト:
シニアジョブ: https://seniorjob.jp/
シニアジョブエージェント: https://senior-job.co.jp/
シニアタイムズ: https://senior-job.co.jp/magazine/

プレスリリースのPDFダウンロードはこちらからお願いいたします。
d31414-122-b38701635f094eabd1a46558cca4388f.pdf

本件に関するお問い合わせ先
株式会社シニアジョブ 広報部 安彦(あびこ)
TEL:080-4107-5851  e-mail:m-abiko@senior-job.co.jp

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31414/122/31414-122-0c7df56c59fbef1aed64385390a13290-720x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社シニアジョブ
50歳以上のシニアに特化した人材紹介、人材派遣、求人サイトの各サービスを提供する会社です。学生起業家出身である代表取締役の中島が、人材不足にも関わらずシニアの就職が困難であるという社会課題に気づき、その解決をライフワークとするべく業種転換。徹底した効率化とスピードによって、シニアの総合人材会社としてそれぞれ延べ9万件を超える求職者と求人企業が登録。

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