【国際比較調査】日本の職場は他国と比べて規範が強く、許容範囲が狭いことが明らかに。エイムソウル、外国籍人材が日本の職場で戸惑うポイントを探る『職場における仕事観・倫理観の国際比較調査』を発表
PR TIMES / 2023年8月23日 11時45分
「安全と品質管理のルール遵守」や「会議時間延長」、「早期離職」など職場で起きる出来事に対する受け止め方について、各国の仕事観・倫理観の違いを明らかにすることを目的に実施した調査結果をご報告します。
株式会社エイムソウル(本社:東京都台東区、代表取締役:稲垣隆司)は、13社のパートナー企業と共同調査を実施し、結果を取りまとめました。職場における仕事観・倫理観の国際比較データを分析しましたので、一部抜粋して発表いたします。日本で働く外国籍人材が戸惑う可能性があるポイントを把握し、職場の外国籍人材に対するマネジメントや、外国籍人材への育成にお役立て頂きたいと考えております。
本調査は、「職場における仕事観・倫理観の国際比較調査」というテーマで、社会心理学のモデルを用いて、職場で日々起きる出来事に対する受け止め方の違いを明らかにすることを目的に実施しました。社会人経験のある外国人・日本人を対象に、2023年6月に調査をおこない、最終的に1,407名(48ヵ国)の回答を得ています。
【調査手法】
職場で日々起きる出来事に関する10の設問に対して、「母国のビジネスパーソンは、一般的にどう感じるか」という観点から、 7つの選択肢より回答を依頼しています。調査文面は、日本語、英語、中国語、韓国語、インドネシア語、タガログ語、ベトナム語、ネパール語、タイ語、ミャンマー語の全10言語に対応。うち回答者数が多かった7ヵ国(日本、中国、韓国、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、アメリカ)の調査結果を紹介しています。
【調査結果まとめ・考察】
●全設問について、規範の強度(暗黙のルールを意識する傾向の強さ・弱さ)を比較したところ、日本が最も規範が強い国であることが判明。
●特に、「会議時間延長」「誤字脱字の数」「ルールの不遵守」「早期離職」については、7ヵ国の中で最も許容範囲が狭く、ネガティブ評価への振れ幅も大きい結果となっている。
(外国籍人材の育成ポイント)
調査結果からは、日本の社会規範が他国よりも厳しい下記4要素への対応が、外国籍人材の育成ポイントと考えられます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68818/122/resize/d68818-122-a38f20a68df03b7a9dde-2.jpg ]
▽▽調査結果の詳細はこちら▽▽
https://hr-cqi.net/download/rpm2308/
【調査結果サマリ】
I.仕事観に対する調査結果
[画像2: https://prtimes.jp/i/68818/122/resize/d68818-122-81cef86090f9ccb2b4e7-0.jpg ]
1.会議延長時間の許容範囲
会議の延長に対しては、アメリカが最もネガティブに反応。時間を守ることに対する基準は、日本はアメリカと同じレベルで厳しい。
2.有給休暇取得率に対する感じ方
ミャンマー以外は、高い有給休暇取得率をポジティブに評価。日本は有給取得率が高いことへのポジティブな反応が一番強い。
3.誤字脱字の許容範囲
誤字脱字をネガティブに捉える傾向は各国共通。日本は誤字脱字に対して最も厳しく、2.5個を超えると、ネガティブ評価となる。
4.残業に対する感じ方
残業をネガティブに捉える傾向は各国共通。日本の許容範囲は4番目に狭い。
5.同僚支援に対する感じ方
日本、韓国、アメリカは、同僚を手伝って帰宅時間が遅くなることに対する反応がネガティブである。
6.周囲への同調に対する感じ方
周囲への同調をポジティブに捉える国とネガティブに捉える国が明確に分かれている。日本は周囲に同調することへのネガティブな反応が一番強い。
II.倫理観に対する調査結果
[画像3: https://prtimes.jp/i/68818/122/resize/d68818-122-9f3841133e1c0fc4e567-1.jpg ]
7.マスクの着用率に対する感じ方
日本、アメリカは着用率が高くても、低くてもポジティブ・ネガティブな反応の変化が少ない。
8.ルール遵守の許容範囲
ルールを遵守しないことをネガティブに捉える傾向は各国共通。日本は許容範囲が1番狭く、80%程度を下回ると、ネガティブ評価となる。
9.早期離職に対する感じ方
早期離職をネガティブに捉える傾向は各国共通。日本は早期離職に対するネガティブな反応が最も強い。
10.落とした財布が戻ることへの期待値
日本、韓国は、ポジティブな反応とネガティブな反応の振れ幅が大きい。
▽▽調査結果の詳細はこちら▽▽
https://hr-cqi.net/download/rpm2308/
【調査概要】
調査名称:「職場における仕事観・倫理観の国際比較調査」
調査目的:職場で日々起きる出来事に対する受け止め方の違いを明らかにする
調査期間:2023年6月1日(木)~6月30日(金)
調査方法:WEB入力フォームによる回収
調査対象:社会人経験のある外国人・日本人
有効回答:48ヵ国、1,407名
実施主体:株式会社エイムソウル、株式会社ウイルテック、株式会社グローバルトラストネットワークス、株式会社ジェック、株式会社ダイブ、パーソネルコンサルタントマンパワータイランド株式会社、ヒューマングローバルタレント株式会社、ヒューマンリソシア株式会社、リフト株式会社、ES4E Language & Training Centre、Hopewill Co., Ltd.、株式会社ビーウェルインターナショナル(KOREC)、PT. Joyful Care Indonesia、SocialBridge株式会社
▼調査結果の詳細は、下記URLよりダウンロードください
https://hr-cqi.net/download/rpm2308/
▼株式会社エイムソウル
外国籍人材の採用に特化した適性検査CQI
https://hr-cqi.net/
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