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Formlabsの最新3Dプリンター「Form 4L」を活用したBrose社の生産革新事例を公開

PR TIMES / 2024年10月31日 9時1分

~3Dプリンティングで生産の常識を覆す:Brose社の挑戦とその成果~



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/122/140772-122-d138be044bb796e233ec576a83b0735a-1800x1200.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、自動車業界における大手サプライヤーであるBrose社が、Formlabs社の3Dプリンタを活用して製造プロセスの革新を進める成功事例を発表します。動車業界において、短納期対応やコスト効率化がますます重要視される中、Brose社がどのようにしてFormlabsのSLA(光造形)およびSLS(粉末焼結積層造形)3Dプリンタを駆使し、製造プロセスを最適化したかを紹介します。
3Dプリンティングで実現する製造効率革命 ~Brose社の導入事例とその効果~
課題:高コストと長い納期の問題
100年以上にわたる歴史を持つBrose社は、BMWやMercedes-Benz、Fordなど、数多くの自動車メーカー向けにシートやドア部品を提供してきました。急速な技術革新が求められる自動車産業において、製品設計から試作品の製造、テストまでの期間短縮が喫緊の課題となっています。また、海外製造や大量生産を前提とする既存の製造体制では、少量試作や短納期の対応が難しく、コストや在庫管理面での課題が発生しやすいのが現状でした。
解決策:FormlabsのSLAおよびSLS技術の活用
Brose社は、こうした課題を解決するためにFormlabs社のSLAおよびSLS 3Dプリンタを導入しました。これにより、設計段階から試作、そして製品テストまで、短期間で迅速に対応できる柔軟な生産プロセスが実現しました。
例えば、シート組立に必要な音響ダンパー部品を試作する際、従来であれば数百万単位のロット注文が必要で、多額のコストと長いリードタイムが発生していました。しかし、Formlabsの3Dプリンターであれば、必要な数だけを短期間で生産でき、数日で試作品をテストすることが可能となりました。この結果、数週間かかっていたリードタイムを数日に短縮し、コストも大幅に削減することができました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/122/140772-122-5e119e185d538ffbe77c9fbe1ff07eab-1200x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
金属製のシートアセンブリーがシートフレームに当たる音や感触を軽減するために作られた小型のダンパー

Brose North America シートプロトタイピングマネージャー、Matthias Schulz氏は、「数百万個という最低発注数量を満たすために必要のない数を注文し、さらにそれを空輸するよりも、はるかに安いコストでForm 4でプリントすることができました。すぐに部品が揃ったので待ち時間もほとんどありませんでした」と語っています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/122/140772-122-a6b25f9126b21cbf267b00f12924b248-1089x726.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シート・サスペンション・マットには、SLAパーツとSLSパーツの両方を使用
さらに、FormlabsのSLA技術とSLS技術の組み合わせにより、異なる素材や特性を持つ部品の一体的な生産も可能となりました。たとえば、シートの耐久テスト用のサスペンションマットは、透明で柔軟な樹脂素材(SLA)と強度のあるナイロン素材(SLS)で各パーツを製造し、組み合わせてテストを実施しました。このように、部品の特性に応じて最適なプリント技術を組み合わせることで、試作から量産へとスムーズに移行できる体制を構築しています。



また、これまで、技術者はシートフレームを電気ソースに接続し、最終チェックを行った後、次の工程に移るためにシートを取り外していました。多くの場合、技術者は電気接続を忘れ、シートを取り外す際にコードを折ってしまい、組立ラインに数百ドルの損害を与えていました。このような製造過程でのヒューマンエラーによる破損リスクもFormlabsの3Dプリンタで作成した磁気接続部品を使用することで最小化することができ、さらなるコスト削減と生産効率の向上を図っています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/122/140772-122-b731c786e1c6792de1df379d49776adc-1140x752.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
EOL(End-of-Line)コネクターピースは、シート組立工程の最終段階で使用される
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/122/140772-122-b1e93b50aae8bdcfd58c363c981dc49d-1200x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シートフレームを電気ソースに接続し、最終チェックを行った後、次の工程に移るためにシートを取り外す

結果:生産性の向上とコスト削減
Formlabsの3Dプリンターの導入により、Brose社は設計・試作のフローを短縮し、効率的で柔軟な生産を実現しました。試作品の数量を従来の数十から数百、時には数千にまで対応可能となり、必要なテスト数にも迅速に応えることができるようになりました。これにより、従来の課題であった、少量試作や短納期の対応、コストや在庫管理面での課題を解消できるようになりました。

株式会社システムクリエイトは、今後もFormlabs製品を通じて、製造業界のさらなる革新と発展に貢献してまいります。ご質問お問い合わせは、下記までお願いします。
システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/122/140772-122-77c6f6feb19ee566b097a32f10320f59-3696x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
 ・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
 ・3Dプリンター / 3Dスキャナー
 ・工作機械
 (マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
 ・3D技術代行サービス
■HP:https://systemcreate-inc.co.jp/



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