NVIDIA DGX-Ready プログラムが世界に拡大、コロケーション パートナーが 2 倍に
PR TIMES / 2019年7月12日 9時40分
DGX ホスティング サービスの提供範囲がアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北米、南米に拡大、新たな体験版サービスの試験運用も
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企業が AI インフラストラクチャを展開し、それをこの上なく重要なチャンスに活かすことができるように、NVIDIA は DGX-Ready Data Center プログラムのグローバル化を推進しています。さらに NVIDIA は、企業の前進を加速する新たなサービスも導入しました。
このたび本プログラムに新規パートナーとして加わったのは、ヨーロッパの 3 社とアジアの 5 社、そして北米の 2 社です。これで、世界各国 19 社の認定パートナーによるグローバル ネットワークをお客様にご利用いただけるようになりました。
DGX-Ready Data Center パートナーの協力を得ることで、企業は自社の AI インフラストラクチャのために最先端のデータ センター設備を利用できるようになります。DGX AI コンピューティング インフラストラクチャをホスティングする世界クラスの設備がパートナーから提供されることで、より多くの企業が AI に対応したデータ センター設備を利用するとともに、設備投資を節減し、運用コストを低く抑えられるようになります。
本プログラムは現在、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、オランダ、ペルー、シンガポール、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、英国、米国の 24 の市場で提供されており、まもなくその他の市場にも拡大する予定です。
新たな拠点の 1 つである日本の富士通横浜データ センターでは、何十台もの NVIDIA AI システムをホスティングしています。
富士通株式会社 アウトソーシングサービス推進部 部長 中川 久哉氏は次のように述べています。「富士通横浜データセンターは、NVIDIA DGX-1およびDGX-2を既に60台以上収容しています。DGX-Ready Data Centerプログラムパートナーとして、最も重要なAIワークロードを実行するための世界トップクラスの最先端の設備をお客様に提供が可能です。プログラムにより、お客様はAIインフラストラクチャを迅速に運用開始し、ビジネスの変革に弾みをつけることができます。」
新たな DGX-Ready コロケーション パートナーである富士通の富士通横浜データ センターには、NVIDIA DGX-1 および DGX-2 システムが 60 台以上用意されています。
洞察を迅速化する拡張サービス
DGX-Ready Data Center プログラムでは、世界クラスのデータ センターへのアクセスだけではなく、新たなインフラ投資のリスクを低減できるサービスも提供しています。
一部の DGX-Ready コロケーション パートナーで拡充が進んでいる「体験版」オプションを利用すれば、企業は DGX インフラストラクチャの「試験運用」を開始できます。これにより、お客さまは自前のデータ センターに向けた DGX システムの展開を決定する前に、貴重な運用体験を得ることができます。Core Scientific や Flexential は、このサービスの提供をいち早く開始しているパートナーです。
また一部のパートナーは、「GPU-as-a-service」オプションも提供しています。このオプションによって、企業はシステム全体に深く関わらずとも、DGX によるコンピューティングをリーズナブルなモデルで利用できるようになります。
モバイル ゲームの開発を手掛ける Jam City では、このサービスを活用してゲーム開発期間を短縮しています。その際に用いているのは、NVIDIA DGX を採用した Core Scientific の AI-Optimized Cloud です。
Jam City で最高データ責任者を務めるラミ サファディ (Rami Safadi) 氏は、次のように述べています。「当社では機械学習と人工知能を利用してゲーム デザインをリードし、業務の変革を進めています。Core Scientific のクラウドによって、データの利用方法が広がり、1 日あたり数十億行に上るデータの解析が可能になりました。これにより 8 倍の高速化を達成し、成功をもたらすまったく新しい一連の AI ビジネス モデルに対しトレーニングを実施できるようになりました。」
最適な DGX-Ready パートナーを即座に発見
AI インフラストラクチャ ホスティング サービスには多数のオプションがありますが、自社のニーズに合ったコロケーション パートナーを選ぶことが重要です。
その作業を容易にするため、NVIDIA は DGX-Ready Data Center ポータルを立ち上げました。このポータルで、お客様は本プログラムに参加するプロバイダーのグローバル ネットワークを対象に、地域、サポートするシステム、拡張サービスなどの条件を絞った検索を行えます。このポータルによって最適なパートナーがより早く簡単に見つけられるでしょう。
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