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テュフズードが自動車サイバーセキュリティ認証のテクニカルサービス機関に指定、国内でトレーニングサービスを新設

PR TIMES / 2021年9月28日 14時0分

国際的な第三者認証機関であるテュフズード(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、ドイツ連邦自動車局(KBA)から、自動車のサイバーセキュリティとソフトウェアアップデートのためのテクニカルサービスを提供する機関として指定されました。また、テュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ディーター・エッカート)は2021年11月よりトレーニングサービスを新設し、自動車のサイバーセキュリティに関する今後の法定義務を果たすために必要な基本的な知識を提供します。



[画像: https://prtimes.jp/i/17062/123/resize/d17062-123-03d79b5b17ec7bcdb867-0.jpg ]

自動車業界にとって、自動車(クルマ)へのサイバー攻撃対策が急務になっています。2021年春には車のサイバーセキュリティ関連としては初めての国連規則であるUNECE R155およびR156が発行され、これは型式認可およびマネジメントシステム認証に関する国際的な規制の枠組みを形成しています。本規則では、サイバーセキュリティとソフトウェアアップデートの分野において、車両製造業者(OEM)が満たすべき要件が正確に定義されています。

このたびテュフズードは、自動車のサイバーセキュリティとソフトウェアアップデートのためのテクニカルサービスを提供する機関として指定されました。テュフズードはテクニカルサービス指定機関として、製造業者に対し、サイバーセキュリティ管理システム(CSMS)の認証と型式認可の審査の両方を提供することが可能です。マネジメントシステム認証の審査を行い、ドイツ連邦自動車局(以下、KBA)の型式認可の根拠となる包括的な試験レポートを作成します。この指定により、テュフズードは、コネクテッドカーや自動運転車の設計・開発に対応するサービス範囲をさらに拡大し、自動車業界における主要な第三者サービスプロバイダーの1社として、より大きな役割を担っていきます。



テュフズードジャパンの新トレーニングサービス 


「自動車サイバーセキュリティ認証 レベル 1 トレーニングコース ~ ISO/SAE 21434 規格および UN ECE 規制に対処するための SAE INTERNATIONALとの共同開発プログラム~」

詳細:  https://www.tuvsud.com/ja-jp/services/training/ac/psms/iso-sae-21434

日時:
<1日目: トレーニング> 2021年 11月 29日(月) 10:00 - 12:00, 13:00 - 17:00 (予定)
<2日目: トレーニング> 2021年 11月 30日(火) 10:00 - 12:00 (予定)
<3日目: 試験> 2021年 12月 2日(木) 14:00 - 15:00 (予定)

概要:
UNECE R155およびR156は、車のサイバーセキュリティ関連としては初めての国連規則であり、日本やオーストラリアなどを除く先進国のほとんどが参加している ECE 傘下の国々ではそのまま法規制としての拘束力があります。欧州では、新型車両は 2022年7月から、登録車両は 2024年7月から適合が必須となります。すなわち、この認証を取得しなければ、新型車両は 2022年7月以降、これまで販売してきた登録車両は 2024年7月以降、欧州市場で販売することができないことを意味しています。

また、日本政府も、この規則の導入を含む改訂版保安基準を 2021年1月3日より施行しています。そしてこの法規制への適合へ向けた一つの参考指針として、国際規格 ISO/SAE 21434 の最終ドラフト(FDIS)が2021年5月12日に発行されました。これらの法規制、規格への適合は、車両製造業者(OEM)だけでなく、Tier-1 などのサプライチェーンの事業者も、サイバーセキュリティの要件を理解し対応することが必要とされています。

日本においても、すでにビジネスパートナーや委託先、供給元等を含めたサプライチェーン事業者に対して、法規制、規格に沿った車両サイバーセキュリティ確保のための取り組みを要請している事業者が数多くいるようです。しかし一方で、実際に業務に落とし込んでいく際にどこから着手したらいいのか、従来のフローにどう追加すればいいのか等、数多くの関係者が現場対応に苦慮しているようです。

本トレーニングコースでは、自動車メーカーや車載部品メーカーの開発、品質保証などに係わる方を主な受講対象者として、ISO/SAE 21434 とUNECE 規制に対処するための実践方法などをわかりやすく解説します。本コースは、テュフズードが SAE International(米国自動車技術者協会)と共同で開発したサイバーセキュリティ トレーニング認定プログラムです 1)。

費用:
<受講および試験> 247,000 円 *(テキスト、試験、証明書発行費、税込)
<受講のみ> 247,000 円 (テキスト、税込)
*2021年の初回開催のみ、特別価格 247,000 円 での提供となります。以降は、280,000 円での提供となります。

詳細・お申込みはこちら:
https://www.tuvsud.com/ja-jp/services/training/ac/psms/iso-sae-21434



自動車のサイバーセキュリティ認証とは


国連規則UNECE R155およびR156では、すべての車両のサイバーセキュリティとアップデート機能に関するフレームワーク条件が導入され、自動車メーカーに対し、認証されたサイバーセキュリティ管理システム(CSMS)またはソフトウェアアップデート管理システム(SUMS)の構築を求めています。

CSMSにはインストールされたセキュリティ・アーキテクチャの包括的なテストと文書化が含まれており、これにより車両のライフサイクルを通じてセキュリティが保証されます。試験ではサイバー攻撃に対する一般的なセキュリティレベルに加え、設置、機能、サイバーセキュリティ・インシデントの特定と関連する対応も対象となります。

ここで登場するのがISO 21434などの国際的なサイバーセキュリティ規格であり、これらはテュフズードが積極的に関与して開発されたものです。R156はソフトウェア更新プロセスのテストを対象としており、そのプロセスには「無線」を含めて安全かつ確実に機能することが求められます。また、R156は道路運送車両のソフトウェアアップデートエンジニアリングに関する国際規格ISO 24089などの規格に基づいており、本規格にもテュフズードが開発に関わっています。

テュフズードの専門家は、テクニカルサービス指定機関のメンバーとして、KBAの型式認可プロセス全体を通して自動車メーカーに伴走します。具体的には、自動車メーカーが提出するシステムアーキテクチャの仕様書や侵入試験結果などの文書に基づき、システム・アーキテクチャを評価します。さらに、マネジメントシステムの監査と認証を行い、必要に応じて自社または外部の試験所で追加試験を実施します。これらのプロセスは、KBAでの型式認可の基礎となる包括的なレポートとしてまとめられます。



テュフズードが提供する価値


サイバーセキュリティや機能安全、試験・認証から承認、規制枠組み条件の設計・開発まで、テュフズードは開発初期からサポートを提供します。試験・検査・認証(TIC)サービスのプロバイダーであるテュフズードは、国、欧州、国際レベルで様々なパートナーと協力し、自動運転やコネクテッドカーのスピーディーな成功を推進しています。この成功の鍵となるのは国際的な基準や規制であり、最終的には、道路を走るすべての車両がその国に関係なく、同じ安全性とセキュリティの要件を満たすことを保証します。

安全性とセキュリティは信頼の礎であり、モビリティの未来を成功させる礎でもあります。このような背景から、昨年、国連加盟国はECE-R-157において、自動車線維持システム(ALKS)に関する統一的で拘束力のある規制に初めて合意しました。この規制の枠組みに合わせて、サイバーセキュリティに関するUNECE規則(R155)とソフトウェアアップデート(R156)が21年1月下旬に発効しました。テュフズードは、ドイツ連邦自動車局(KBA)が実施した監査に無事合格し、この2つの規制の指定を受けています。

参考
1) https://www.sae.org/news/press-room/2021/06/sae-international-and-tuv-sud-division-mobility-collaborate-on-new-cybersecurity-training-program


Add value. Inspire trust. ―新たな価値、さらなる信頼
テュフズードは、安全、安心、かつ持続可能なソリューションを提供し、信頼されるパートナーであり続けています。試験、検査、認証、そして監査を専門とし、人々や環境、財産をテクノロジーのリスクから守るという理念のもと、1866年以来取り組み続けています。全世界に1,000以上の拠点を置き、25,000以上の従業員と共に活動し、リスク管理や市場へのアクセスを円滑にするという価値をお客様やパートナーに提供しています。テクノロジーの進歩によりもたらされる変化を手助けし、自然界・デジタル界においてより安全かつ持続可能な未来を創造するため、テュフズードはこれからも信頼を提供し続けます。 https://www.tuvsud.com/ja-jp

Media Relations:
テュフズードジャパン株式会社
マーケティング部
160-0023 東京都新宿区西新宿4-33-4住友不動産西新宿ビル4号館8F
Contact: https://www.tuvsud.com/ja-jp/contact-us
お客様製品カテゴリで「採用・総務・マーケティングに関するお問い合わせ」をご選択ください。

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