チャットボットや社内ナレッジが抱える「ユーザーへ的確に答えられているか?」問題へ対応。“類似性スコア”機能のリリースにより、ChatGPT連携の高精度化が可能に。
PR TIMES / 2023年9月14日 11時15分
SELF株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生見 臣司、以下:SELF)は、自社開発のコミュニケーションAIとOpenAI社が展開する「ChatGPT」との相互連携システム「SELFBOT」を開発・運用しています。このたび、SELFBOTでは新機能となる「類似性スコア機能」をリリースいたしました。
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チャットボットや社内ナレッジが抱える「ユーザーからの質問に的確に答えられているのか?」の問題に対応するために、SELFBOTでは「類似性スコア機能」を追加し、ユーザーの入力に対しどの程度学習リソースが対応できているのか判断の指標となる、類似性スコアの表示を新たに行いました。
これにより不足している学習リソースの追加、改善することが容易になりました。
AIチャットボットと今までのチャットボットとの違い
SELFBOTでも行っているChatGPT連携型の「学習型AIチャットボット、社内ナレッジ」とは、一般的なチャットボットとは性質が異なり、学習リソースとなる自然言語を数値データ化し、生成AIに解釈させた上で回答を得るというのが特徴です。
よって社内ドキュメントなどの特異な学習リソースを活用する場合、その類似率、一致率によって、より精度の高い回答が得られるものとなります。精度評価を行おうとする場合、インプットであるユーザー入力に対し、アウトプットである学習リソースの準備がより充実しかつベクトル類似精度が上がると、ユーザーへの回答精度が上がる仕組みとなります。
これは、今までのチャットボットにおける、「回答があるかないか」ではなく「より近いか近くないか」の判断性能となります。この新たな学習型AIチャットボットが今までのチャットボットよりも高評価な理由は、この点からです。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18339/123/resize/d18339-123-b3e7f620587a4118f814-6.png ]
SELFBOTの精度向上への対応として
リソースの学習時における各インデックスごとのベクトル値を算出し、ユーザーの入力による自然言語のベクトル値との類似度合いを、コサイン類似度を用いて、学習済みリソースの類似性スコアとして表示しています。
この類似性スコアにより、SELFBOTの会話ログ画面において、ユーザーからの質問に対し、的確な学習済みリソースが会話生成AIのリソースとして準備されているか、不足していないか等、学習リソース視点での、評価判断がしやすい状態となりました。また、弊社ではこの類似度のレスポンス速度を優先し、Elasticsearchを活用しています。
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顧客利用、チャットボットサービスサイト
https://self.systems/selfbot-inside/
社内利用サービスサイト
https://self.systems/selfbot/
AI個別開発サービス
https://self.systems/customplan/
■SELFBOTとは
[画像4: https://prtimes.jp/i/18339/123/resize/d18339-123-222cf9d3579caf989825-3.png ]
サイト学習、ドキュメント学習どちらにも対応し、幅広い回答が可能
SELFBOTの場合、各種ドキュメント(テキストをベースとした各データファイル)やサイト内容自体を学習します。ユーザーの曖昧な質問にも柔軟に対応することが可能で、言葉のゆらぎにも自動対応し、ユーザーからの様々な問いに対して回答率が向上します。また、ドキュメントに加えて、サイト内容も学習できるため、より幅広い質問への回答・提案が可能になりました。
さらに、サイト内容の学習・咀嚼により、単なるFAQ対応だけではなく、その根拠の元となるページリンクを提示することができる「サイト内誘導機能」も実現しています。
導入準備期間、手間を一気に短縮
導入に数週間~数ヶ月を要していた、導入準備の期間が一気に縮まりました。
これまでの一般的なチャットボットは管理画面での設定等が必要となり、リリースまでに多くの手間と時間がかかっていました。
「SELFBOT」では「学習対象情報をご準備→デモ環境で双方挙動確認→リリース」という手順で、導入の手間を圧倒的に削減し、導入期間を一気に短縮しています。
導入手順としては、導入企業様でドキュメント、テキスト、該当するURL、CSV、エクセルなどをご準備いただきSELFにお渡しいただくだけです。そこからAIによる解析とSELF×GPT連携によって、「SELFBOT」を生成します。最後に、導入企業様で挙動確認とソースコードを貼り付けていただくと、導入完了です。
社内での対応工数は1/10以下(当社調べ)となり、本格的にDXを加速できます。
セキュリティー懸念も解決 ※Azure OpenAI Seviceとの連携も含む
電話番号、メールアドレスなどのいわゆる個人情報の入力を拒否できます。
また、話題・提案情報の範囲も限定できるため、ライバル製品の話題などに答えないようにするなどの対応も柔軟に可能です。
加えて、Azure OpenAI Serviceと連携していることで、プライバシー保護とセキュリティー機能が提供されており、企業様にSELFBOTを安心してご利用いただける環境をご用意しています。
■SELF株式会社 会社概要
所在地:東京都新宿区西新宿8丁目15−17 住友不動産西新宿ビル2号館 6F
開業日:2014年11月13日
代表者:代表取締役 生見 臣司
URL :https://self.systems
アプリ:https://self.software
■本件に対するお問合せ
企業名:SELF株式会社
担当者:広報_吉村
メール:info@self.systems
電話 :03-6908-8434
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