図面データ活用クラウド CADDi Drawer、3D CADデータに対応。登録図面と紐づけることで、シームレスで切り替えが可能に
PR TIMES / 2024年10月2日 11時15分
【新機能リリース】年明けからオープンβ版提供予定。クラウド上で3D CADデータの閲覧が可能になり、設計はもちろんその他職種でも業務効率化に貢献
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/123/39886-123-104b73eca70f2dbcbcbaaff7d85be03c-1200x630.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製造業AIデータプラットフォームを提供するキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎、以下キャディ)は、図面データ活用クラウドCADDi Drawerの新機能として、3D CADデータに対応し、年明けからオープンβ版提供を予定していることをお知らせします。登録済み図面と紐付けることでシームレスに切り替えが可能になります。
■ 新機能実装の背景
一般的に図面はCADソフトを元に作成され、実際に設計職の方が図面を新規作成したり、修正したりする際にはCADソフトを使用することが大半です。特に近年は3D CADを導入する企業も増えており、複雑な製品でも形状を3次元で立体的に表現することで、実際の製品イメージが湧きやすくなります。しかしながら、3D CADソフトのライセンスは一般に高額であること、3D CADデータの流通に手間がかかることなどを理由として、設計以外の職種の方が3D CADデータを確認する機会はあまり多くありません。一方で例えば組立作業時の参考にするなど、3D CADデータを確認したいニーズは高く、設計だけではなく、調達から製造を含めたバリューチェーン全体で、3D CADデータを活用することができれば、その価値はさらに高まると考えています。
CADDi Drawerでは、製造業に関わるあらゆる職種の人が図面を活用することで、業務の効率化やコスト削減などにつなげ、図面自体の価値を高めていくことを推奨しています。今回提供を開始するCAD機能によって、図面と3D CADデータを紐付け、シームレスに双方を行き来できるようになることで、設計者の方はもちろん、設計以外の方も3D CADデータをクラウド上で確認可能になり、製造・組立時の3D形状の参照や、営業デモとしての活用など、製造業全体のさらなる業務効率化に貢献します。将来的には、3D CADデータに対して多様な関連データを紐付けたり、3Dの類似形状検索を可能にしたりすることで、部品の標準化や原価予測など、さらなる業務の効率化・高度化を実現します。
■ 機能イメージ
・一覧画面
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/123/39886-123-cc348dfa9704134c6df0963787847d04-1899x924.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
・詳細画面
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/123/39886-123-9370c26c3254a7584da40eacf7abfcea-1639x1999.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■対応3D CADソフト
SOLIDWORKS、CATIA V5/V6、Solid Edge、JT、NX、AutoCAD、Autodesk Inventor
■開発者チームコメント
「モノづくり産業のポテンシャル解放に向けて、製造業の最上流に位置するCADデータをCADDi Drawer上で活用可能にするために、今回のCAD機能を開発しました。今回のリリースでは、図面と3D CADを関連付けてシームレスに行き来ができること、3D形状を360度自由に確認できることが可能になります。本機能の開発にあたっては、CADデータ解析基盤の構築、Drawerが持つ既存データとの融合、パフォーマンスなどの非機能要件への対応、そして今後の開発も踏まえて、それらを段階的に積み上げつつ最小の機能構成で提供するための設計などに苦労がありました。今後は3D類似検索、CADデータと多様なデータ(見積もりや発注実績、仕様書や不具合情報など)との関連付けなどの機能開発を予定しており、それらを通じてCADデータを活用した多様な価値創出を実現してまいります。」
■CADDi Drawer(キャディドロワー)について( https://caddi.com/drawer/ )
図面データ活用クラウドCADDi Drawerは、蓄積された図面などの重要データの検索・利活用を可能にし、調達原価低減・業務生産性の向上などを実現するサービスです。図面に記載されている寸法、記号、テキストなどの情報を自動で読み取り、構造化されたデータとして蓄積。図面データを独自のアルゴリズムで解析し、二次元の図面に描かれている形状の特徴をもとに、三次元での類似性の高低を判定し必要な図面を探しだす類似図面検索機能を搭載しています。サプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウドCADDi Quoteを CADDi Drawerのアプリケーションとして提供し、製造業AIデータプラットフォーム構想の実現を目指します。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/123/39886-123-28d738815574985e59e57d0dd9d01b5c-1458x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のデジタル変革を推進しています。製造業のエンジニアリングチェーン・サプライチェーン上のあらゆるデータを解析・関連付け、インサイトを抽出することで、人間の生産活動をより高度化する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発提供。2022年6月には、AI類似図面検索機能を搭載した図面データ活用クラウドCADDi Drawerをリリースし、製造業における重要データの資産化を支援しています。今後はサプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウド CADDi Quoteをはじめ、プラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。累計資金調達額は217.3億円で、日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開しています。
https://caddi.com/
<会社概要>
本社所在地:東京都台東区浅草橋4-2-2 D’sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
代 表 者:代表取締役 加藤勇志郎
設 立:2017年11月9日
資 本 金:1億円(資本準備金含み、217.2億円)
事業内容 :図面データ活用クラウドCADDi DrawerおよびAI見積クラウドCADDi Quoteの開発運営 URL :https://caddi.com/
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