環境省「デコ活」推進事業として、昼の余剰電力需要創出に向けた実証を実施
PR TIMES / 2024年11月1日 20時40分
市場連動型プランでの「ピークシフト」提案が評価/再エネのニーズ喚起を目指す
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58095/123/58095-123-f7ceb0e3f6f2b4dd97a270dc428fcd0e-924x261.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長:森田卓巳、以下Looop)は、電力小売事業(サービス名:「Looop でんき」)を通じて、太陽光発電の恵みをユーザーに還元できる市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」を提供しています。この度Looopは、環境省が実施する令和6年度「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)推進事業の一環として、「昼の余剰電力需要創出に向けたモデル実証」を実施いたします。
Looopが提供する「Looopでんき」の「スマートタイムONE」は、料金単価が30分ごとに変動する市場連動型の料金プランです。電源料金が比較的安くなる昼間に家電を使うなど、ご家庭で電気を使う時間帯をピークシフトさせることで電気代を抑えられるため、ユーザーメリットと太陽光由来の電力の有効活用の両立を目指すことができます。
2050年カーボンニュートラルの実現には再生可能エネルギーの最大限の導入が必要である一方、近年では太陽光発電の導入量増加により、電力供給が需要を上回り、再エネの発電を一時的に止める「出力抑制」が増え、再エネ普及の障壁となっています。解決策として、再エネの発電に需要を合わせるDR(ディマンド・リスポンス)が注目されており、再エネの余剰時間帯に電気料金が低廉になる市場連動型プランは、DRひいては再エネの導入促進の解決策として期待が寄せられています。
Looopは市場連動型電気料金プランで30万件超※1のお客様に電力を供給する、独立系新電力会社※2として低圧部門で電力供給実績No.1※3の電力サプライヤーです。また、DRキャンペーンの実施(2019年~)・JEPX連動制御が可能な家庭用蓄電池の販売(2017年~)・「Looopでんき」アプリ内でSWITCHBOT社と連携した空調の市場連動制御機能の提供(2023年~)など、業界に先駆けてピークシフトを含む様々なDRの提案に取り組んできました。今回、市場連動型プランに合わせた「上げDR」(電力需要創出)の実証が可能である点を評価いただき、本実証を実施することとなりました。※1 2024年7月時点 ※2 他社資本子会社ではない形で起業された新電力事業者 ※3 経済産業省資源エネルギー庁「電力調査統計>電力需要実績>低圧計」より自社集計
今回の「昼の余剰電力需要創出に向けたモデル実証」では、下記3つの実証を実施いたします。
1.電気代1時間“無料”または“無料で使った分だけ更に割引”キャンペーン(キャンペーン名:Looop×デコ活 スーパーゼロエネ放題)
キャンペーンにエントリー・当選された「Looopでんき」ユーザーに対し、キャンペーン実施日のお昼1時間について、”無料”または、”無料で使えて、使った分×20円/kWhを更に割引“という電気料金で提供します。後者のような「使うほどお金がもらえる」という価格の仕組みは「ネガティブプライス」と呼ばれ、ドイツ・フランス・カリフォルニア州など欧米の電力市場で導入が進んでいますが、国内での実証は初となります(当社調べ)。実証では通常の電気料金のお客様・無料のお客様・ネガティブプライスのお客様で電力使用量を比較し、使用量にどのような違いがあったのかを検証します。
<キャンペーン概要>
内容:事前エントリー&当選で、キャンペーン実施日の昼の1時間、「無料で使った分だけ更に割引」(A賞)または「無料」(B賞)で電気を使用できます。さらにアンケート回答で300円を電気料金から割り引きます。
A賞:実施日時の電気料金*が無料+実施日時に電気を使った分だけ、20円/kWh電気料金を割引
B賞:実施日時の電気料金*が無料
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実施日時:
2024年11月20日(水)12時00分~12時59分
2024年11月24日(日)12時00分~12時59分
2025年1月8日(水)12時00分~12時59分
2025年1月12日(日)12時00分~12時59分
対象エリア:東京エリア、中部エリア、関西エリア
対象者:当社からのご案内メールからキャンペーンに期日までにエントリーし、当選された方(当選の場合、当社からメールでご連絡します)。詳しくはキャンペーンサイトでのご案内となります。
特典付与:2025年4月検針分の電気料金から、割引金額の合計を差し引きます。
* 料金定義書に定義されている電源料金と固定従量料金を合計した電力量料金を指します。制度対応費(容量拠出金
相当額+再エネ賦課金)は含みません。
** 内容や日程は変更になる可能性があります。
2.家庭用蓄電システム「SOLABOX」の市場連動制御
当社が販売する家庭用蓄電システム「SOLABOX」に遠隔で市場連動制御を実施し、市場連動型プラン下で蓄電池の市場連動制御を行った場合の電気代削減額等を検証します。
3.遠隔で家電のボタンを押せる”指ロボット”「SwitchBot ボット」による、家電の市場連動制御
遠隔で家電のボタンを押せる”指ロボット”「SwitchBot ボット」を制御し、家電(洗濯乾燥機、浴室乾燥機、食洗器を予定)を市場価格が安い時間帯に起動、市場連動型プラン下で家電の市場連動制御を行った場合の電気代削減額等を検証します。
実証実験の結果に関しましては、実施後に記者発表会を実施する予定ですので別途ご案内いたします。
【株式会社Looop 代表取締役社長 森田 卓巳 のコメント】
当社はエネルギーフリー社会の実現をビジョンに掲げ、創業以来再生可能エネルギーの普及拡大に取り組んできた。これまでの再エネ拡大はFIT制度に代表されるように「供給」の拡大に重点が置かれていたが、今後はそれに加え、「需要」を再エネの発電に合わせていくことの両輪で取り組んでいくことが重要と考えている。今回の環境省の取り組みは、昼間の余剰電力を活用した新しいライフスタイルを提案するものであり、強く共感している。官民の連携を通じ、再エネを最大活用した新しい豊かな暮らしを今後も提供していきたい。
【環境省 デコ活応援隊(脱炭素ライフスタイル推進室)隊長(室長) 島田 智寛 様のコメント】
近年、再エネの導入拡大により出力制御エリアは全国に拡大し、電力需要の減少等の影響により、足元の出力制御量は増加傾向にあります。この状況を改善する方策の一つとしては、昼間の電力需要を創出することが効果的です。環境省は本実証結果をもとに国民・消費者に対して昼の電力利用へのシフトの利益やメリットを提示し、脱炭素につながる豊かな暮らしの実現と2050年ネットゼロ及び2030年度削減目標に向けて取り組んで参ります。
■環境省「デコ活」について
「デコ活」とは、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向け、2022年10月に発足した国民のみなさまの行動変容・ライフスタイル転換を強力に後押しするための新しい国民運動です。脱炭素につながる将来の豊かな暮らしの全体像・絵姿をご紹介するとともに、国・自治体・企業・団体等が連携し、国民のみなさまの新しい暮らしを後押しします。(参考URL:https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58095/123/58095-123-4ff80e1cf84d2ff8f48c78421dd43449-1261x477.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社Looopについて
株式会社Looopは、東日本大震災に際し被災地に太陽光発電で電気を灯し、喜んでいただいた経験を基に、再生可能エネルギーを世に広めたいという思いから2011年4月に創業。人々がエネルギーを自由に使い、持続的な豊かさを享受できる「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す、独立系のエネルギー事業者です。主力の電力小売事業「Looop でんき」を通じて太陽光発電の恵みをユーザーに還元できる市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」を提供する他、太陽光発電PPAを含む再生可能エネルギー発電所の開発建設・運営保守事業、蓄電池事業の他、エネルギーマネジメント技術の開発運用を手掛けています。エネルギーを「つくる・コントロールする・届ける」全プロセスで経験と知見を有する強みを活かし、新たな価値創造と再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。
設立日:2011年4月4日
本社所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー15階・22階
代表者:代表取締役社長 CEO 森田卓巳
資本金:4,094百万円 ※2024年3月末現在
売上高:45,591百万円 ※2024年3月期単体
URL:https://looop.co.jp/
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