ボッシュの新しい商用車用スターター モーター「HEF109-L」が登場

PR TIMES / 2014年10月16日 13時12分

限られた設置スペースに無理なく収まるコンパクト サイズ かつ十分なパワー/超大型エンジン向けにパワー レンジを拡大

・排気量最高28リッターのディーゼル エンジン向けおよび、ガス燃料エンジン発電機にも最適
・ 最高80万kmの走行または農建機用途で実働1万4,000時間の使用に耐える堅牢設計
・ 厳しいシステム要求もクリア



大排気量のエンジンの場合、スターターにも相応の性能が求められます。そこで、ボッシュは24 Vスターター モーターで、最上級出力クラスでの新製品を導入しました。高負荷に対応した大型スターター モーター「HEF109-L」は、大型トラックや農建機向けに最適です。強力なスターター モーターが生み出すパワーは、開発のベースとなった実績ある「M」型(中型)スターター モーターを18%上回り、最高出力は9.2 kWに達しており、排気量最大28リッターのエンジンでも確実に始動できます。ボッシュでスターターモーター&ジェネレーター事業部長を務めるウルリッヒ・キルシュナーは、この大型スターターの利点についてこう述べます。「新しい高性能スターター モーターは、建設機械のような大型エンジンに非常に適しています。これまでは、これらのエンジンをひとつのスターター モーターで始動するのは非常に難しいとされていたため、この製品はまさに画期的な存在と言えるでしょう」。この新しい強力なシングル スターター ソリューションでは、複雑な並列スターター システム(スターターを2つ同時に使用)は必要ありません。耐久性にも優れており、トラックで最高80万kmの走行、農建機などで実働1万4,000時間の使用にも耐えられます。

コンパクトなサイズと優れた堅牢性&信頼性
6極励起コンセプトの「HEF109-L」は非常にコンパクトなサイズで、エンジン ルーム内の設置スペースに限りがある場合に特にその優位性を活かせます。温度の変動にも強く、周囲の温度が非常に低い場合や、長時間にわたる連続クランキングの後でも、大型エンジンを確実に始動させることができます。
商用車の場合、耐久性の面で高度な要求を満たさなくてはなりません。そこで、このスターターはギヤの噛み合いに2段階プロセスを採用し、リング ギヤとピニオンの磨耗を抑えています。第1段階ではピニオンとピニオン シャフトがゆっくり前進し、リング ギヤと噛み合い、少しだけ回転します。続く第2段階で電流が定格値に引き上げられ、本来のクランキングが始まります。
スターターはメカニカル リレーを内蔵しているため、エンジン コントロール ユニット(ECU)と簡単に接続できます。さらに、イグニッション スイッチによる始動とは異なり、クランキングをECUで自動制御できるため、排出量も低く抑えることができます。

極限的な条件にも対応
「HEF109-L」はアップグレードも可能です。例えば特殊な防塵対策を施せば、最高IP57の保護等級を実現できます。さらに、追加機能として絶縁タイプのターミナル31があります。バッテリーのマイナス極と接続された独立したこの端子は、鉄道車両や船舶など、湿気と水に対してより高度な保護対策が求められる特殊アプリケーション向けです。また、さまざまな設置条件にも柔軟に対応できるよう、このスターター モーターには回転フランジを含む各種フランジが用意されています。

並列スターター モーターでより大きな出力を確保
一段と排気量の大きなエンジン向けに、ボッシュは並列スターターシステムも提供しています。「109」ファミリーのスターター モーター2台または3台を並列接続し、個々のスターターのパワーを足し合わせて出力できるようになっており、新しい「HEF109-L」もこの並列接続に対応しています。こうした並列接続で得られる出力は最高28 kWに達し、標準的な条件下において、排気量最大84リッターのディーゼル エンジンや最大168リッターのガス燃料エンジンを確実に始動できます。農建機や船舶向けでは、このクラスのサイズのエンジンが特によく用いられています。また、発電機セットのような定置式システムでは、停電時にエンジンを素早く、確実に始動させ、電力の安定供給を確保する必要がありますが、「HEF109-L」はこれらのアプリケーションでもその実力を発揮します。

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