カンナ削りの“木のストロー”がウッドデザイン賞2019 優秀賞(林野庁長官賞)を受賞
PR TIMES / 2019年11月21日 13時15分
新たな領域での木の活用のシンボルとなる作品として高く評価
木造注文住宅を手掛ける株式会社アキュラホーム(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮沢俊哉)が世界で初めて開発・量産化に成功した「カンナ削りの“木のストロー”」が、ウッドデザイン賞2019(主催:ウッドデザイン賞運営事務局)のライフスタイルデザイン部門において「優秀賞(林野庁長官賞)」を受賞しました。
国際的な廃プラ問題・脱プラの流れを受け、国産間伐材の新たな活用方法を提案している点や様々な地域材での製作が可能なため地域活性化にもつながる点、節目部分も使用可能なため省資源化にも貢献している点を高く評価いただきました。
ウッドデザイン賞2019審査委員長の赤池学さんのコメントでも、「木製ストローは、新たな領域に木を使っていくためのシンボルとなる作品である。」と評価いただいています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/8413/124/resize/d8413-124-328409-8.png ]
間伐が不可欠である林業にとって、間伐材が1トン8000円と低価格で販売されている現状は産業の衰退を意味します。木材1トンから74万本のストローが製作可能であり、間伐材の価値向上と林業の活性化を目指します。(※1)
日本で初開催のG20大阪サミットでも採用、廃プラ問題解決の糸口として世界が注目
木のストローは、間伐材の活用推進や価値向上だけでなく、今世界中で課題となっている廃プラ問題や資源の問題を同時に解決するアイテムとして高く評価いただいています。今年夏に日本で初めて開催されたG20大阪サミットをはじめ、今までに開催された全てのG20会合で採用され、展示の実施や各国からの要人に使用していただきました。日本の技術を世界に発信し、国内のみならず、世界からも注目を集めています。
ウッドデザイン賞2019
ウッドデザイン賞(主催:ウッドデザイン賞運営事務局 林野庁補助事業)は、2015年より実施され、今年で5回目となります。木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度です。今年は、413点の応募作品の中から197点が入賞、11 月20 日に最優秀賞(農林水産大臣賞)1点と優秀賞(林野庁長官賞)9点、奨励賞(審査委員長賞)15点、特別賞(木のおもてなし賞)4点の計29点が最終選出されました。12月5日には、「ウッドデザイン賞2019」上位入賞作品の表彰式と展示会「エコプロ2019」が、東京ビックサイトにて開催されます。
受賞実績(※2)
2019年8月23日 キッズデザイン賞
2019年10月2日 グッドデザイン賞
私の選んだ一品 -2019年度グッドデザイン賞審査委員セレクション選出
2019年10月24日 持続可能な社会づくり活動表彰 公益社団法人環境生活文化機構理事長賞
(HP:http://www.elco.or.jp/introduction/commendation.html)
2019年10月25日 ウッドデザイン賞
2019年11月18日 生物多様性アクション大賞 グリーンウェイブ賞
(HP:http://5actions.jp/award2019/)
2019年11月20日 ウッドデザイン賞 優秀賞(林野庁長官賞)
[画像2: https://prtimes.jp/i/8413/124/resize/d8413-124-654111-7.png ]
横浜市と連携し、木のストローの地産地消モデルを構築
カンナ削りの“木のストロー”の普及に向け、2019年11月7日(木)横浜市と共に地産地消モデルを発表しました。各地での林業や製材業などを振興、雇用の創出につなげると同時に、障がい者や高齢者の方々の雇用にも貢献したいと考えます。
カンナ削りの“木のストロー” 「ワークショップ(手づくり体験)」
省庁、全国各地の自治体、小中学校と協同で、木のストローワークショップを積極的に実施しています。ワークショップを通じて、 廃プラ問題・森林問題・資源問題について、考える機会としています。 実施の要望は、下記連絡先までお問い合わせください。
*連絡先:aqura_pr@aqura.co.jp
*木のストローHP:https://www.thewoodstraw.com
(※1)当社試算。間伐材の重量と木のストローの材料となるスライス材の重量から算出しています。
(※2)それぞれの賞で受賞対象名が異なります。
キッズデザイン賞・ウッドデザイン賞:「国産間伐材の木のストローAQURAS」
グッドデザイン賞:「間伐材を利用したストローの開発・普及活動 [Wood Straw Project(ウッドストロープロジェクト)]」
持続可能な社会づくり活動表彰・生物多様性アクション大賞:「間伐材を活用した「木のストロー」普及活動(ウッドストロープロジェクト)」
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