全世界42億台のスマホ位置情報データを活用し、 「Inbound Marketing Service(IMS)」を大幅に強化
PR TIMES / 2024年11月10日 12時15分
~ 国内デイリー130万スマホIDのインバウンド人流データを活用した広告配信・レポートサービスを提供~
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37476/124/37476-124-ca7ee7f59e2d817698237c59a8e83ef4-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クロスロケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下「クロスロケーションズ」)は、グローバルのデータパートナーシップを拡大し、自社開発の人流分析エンジン「 Location Engine(TM)️」およびスマホ広告配信用エンジン「Targeting Engine(TM)️」で使用する位置情報ビッグデータを月間全世界42億ID、国内9300万IDに拡大いたしました。これにより、2024年10月から訪日外国人旅行者向け広告配信・レポートサービス「Inbound Marketing Service(IMS)」を大幅に拡充し、インバウンド需要に対応する企業や団体の多様な取り組みを強力に支援いたします。
1.インバウンドレポートサービスのメニュー強化
クロスロケーションズは、国籍判定された42億のグローバルデータに基づき、各スマホ端末保有者の精度の高い居住国判定の上、訪日時に端末から刻々と発信される国内の位置情報データにより訪日外国人の人流分析を行っています。国内で把握している訪日外国人スマホID数はデイリー130万IDになっており、この結果、これまで弊社が提供していたインバウンドレポートサービスにおいても、レポートに活用できる質の良いデータを従来比最大50%増強しました。
従来の弊社サービスでは、分析する店舗や観光地の日別、時間帯別の国別来訪IDカウントと、前後30分のみの周遊傾向を出すのみでした。今回のデータ増強により、日別、時間帯別のユーザーカウントや30分前後の動きのみならず、入国から出国までの全行程や、観光地の周遊傾向などをより詳細に分析できるようになりました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37476/124/37476-124-f05310148b107390eab9360884dd4a98-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1.羽田空港から入国した訪日外国人旅行者の入国後7日間の行動履歴 サンプル(9月下旬の弊社保有インバウンドデータを一部抜粋)
図1は、羽田から入国した複数の訪日外国人旅行者の入国後7日間の移動履歴ですが、北海道から沖縄まで日本全国を訪問していることが可視化されています。コロナ前の爆買いとは異なり、日本の様々な地域での体験に旅行者の目的が変化していることがわかります。
また、図2のように店舗や観光地など場所を起点にした分析のみならず、全国の町丁目単位で訪日外国人旅行者のID数を国別に集計し、どのエリアにどの国の訪日外国人旅行者が多いかを分析することも可能になりました。流通小売や飲食チェーンのインバウンド需要獲得のための出店戦略や、消費財や食品、飲料メーカーの営業戦略立案などに活用できるデータを提供開始いたします。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37476/124/37476-124-1a9fddecd740210af277f521e0e83f3b-718x259.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 訪日外国人旅行者I Dの町丁目集計サンプル
2. 訪日外国人旅行者むけ広告配信のパフォーマンス向上
広告配信後の来店計測結果が従来の弊社サービス比4倍のキャンペーンも
今回のデータ増強により、旅ナカや旅アトの旅行者への広告配信能力も大幅に強化されました。位置情報を活用した広告配信では、GPS情報を活用した来店計測ができることがそのメリットです。この来店計測数が、データ増強前に弊社で実施した同一流通チェーンへのインバウンド集客キャンペーンと比較して約4倍に増加しているケースもあり、データ量増強の効果が現れています。また、豊富な過去データを2023年10月から保有しており、昨年日本を訪れた旅行客に再来日を促進するキャンペーンもより効率的に実施可能です。
3. SNSへの広告配信面の拡大
今回のデータ増強に伴い、従来の弊社サービスでは配信できなかった、FacebookやInstagramへの広告配信も可能となり、訪日旅行者に対するSNSでの動画のクリエイティブ配信が実現しました。これにより、旅行中の非計画購買や観光地への来訪を促進できるようになります。また旅マエのインフルエンサーマーケティングで店舗や観光地への来訪意欲を喚起し、旅ナカのInstagramやDSPの広告配信で実際の訪問へと誘導するカスタマージャーニーを意識したキャンペーンを実施することも可能になります。
4. 業種ごとのIMS活用イメージ
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旅行・観光・自治体
- 訪日外国人旅行者の訪問状況や周遊傾向を分析し、観光施策や集客施策の立案に役立てることができます。
- 訪問者の数や来訪の時間帯を分析することで、オーバーツーリズム対策や混雑緩和に活用可能です。
- インバウンド広告を通じ、旅マエ、旅ナカ、旅アトの多段階のアプローチを行い、地域や観光地への訪問意欲を促進します。
流通・小売・飲食
- 訪日外国人旅行者が集まるエリアや周遊パターンを基に、海外旅行者向けの店舗出店計画や出店エリアの選定に活用できます。
- インバウンド旅行者の訪問傾向を分析し、商品ラインナップの最適化や人気メニューの開発に活用できます。
- 旅マエ、旅ナカ、旅アトの各段階で適切な広告を展開し、店舗への誘導や購買を促進することで、売上増加を図ります。
消費財・飲料・食品メーカー
- 訪日外国人旅行者が多い地域や移動傾向を分析し、地域ごとの営業戦略やプロモーション活動の計画に活用できます。
- 旅マエ、旅ナカ、旅アトを通じた広告配信により、訪日外国人旅行者に対して自社製品の認知拡大を図り、自社製品取り扱い店舗での購入を促進します。
5. 提供金額
レポート 30万円から
広告 最低出稿金額 50万円から
人流分析に使用する標本データおよび広告配信に使用するデータについて
サンプル数:月間アクティブユーザー数(MAU)9,300万
データ発信元:iOSおよびAndroidの数千種類のアプリ
蓄積データ量:累計1兆9千億レコード(2019年1月~2024年10月)
月次追加データ量:約950億レコード
クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine(TM)」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(R)」、クラウドサービス「人流アナリティクス(R)」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」、インバウンドデータを活用した広告配信、分析サービスの「Inbound Marketing Service」の提供により、‟ロケーションテック”を推進しています。
社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com/
代表者:代表取締役 小尾 一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine(TM)」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(R)」、クラウドサービス「人流アナリティクス(R)」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」並びにグローバル人流データを活用した「Inbound Marketing Service」の提供。
■当社の提供する位置情報分析データについて
当社の提供するデータは、ユーザーの許諾を得たスマートフォンアプリからの位置情報データで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。( https://www.x-locations.com/privacy-policy/ )
分析結果の適格性を担保するため、「元データの偏り(特定キャリアの特定アプリ)」を排除して、全携帯キャリアユーザーの多数のアプリからのデータを完全匿名化して利用しています。当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine(TM)」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データも提供することが可能となっています。
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