地域医療連携プラットフォーム「Medical Note Link」をリリース。札幌市・手稲渓仁会病院へ初導入
PR TIMES / 2022年8月3日 18時15分
病院・クリニック間の情報連携、紹介予約の効率化で地域医療連携を推進
株式会社メディカルノート(東京都港区、代表取締役CEO:梅田 裕真、代表取締役:井上 祥、以下、メディカルノート)は、地域医療連携において重要となる病院からの情報発信や病院・クリニック間の紹介予約を効率化するデジタルプラットフォーム「Medical Note Link」をリリースしました。手稲渓仁会病院(北海道札幌市)に初導入し、今後他病院への導入を進めてまいります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25869/125/resize/d25869-125-717299f966da19dfab03-0.png ]
Medical Note Linkとは?
病院の機能分化による病床数の最適化、病院運営の効率化を目指す地域医療連携が注目されています。Medical Noteは、これまでも地域医療連携の実現をサポートするため医療機関の業務支援SaaSなどの開発や普及活動を行ってまいりました。
このたびリリースしたMedical Note Linkは、そうした活動のなかで得られた知見を生かし病院の課題を解決するために開発した地域医療連携プラットフォームです。
医師だけが閲覧可能なクローズドなインターネットに、病院ごとのWEBサイトを開設することで、オープンなインターネットでは一般公開できなかった専門的な情報を、地域のクリニックや診療所の医師に対し適切に提供することができます。
また、クリニックや診療所からの紹介予約をオンラインで受け付けることができるため、域内の医療機関との連携状況を数値で可視化することができます。
Medical Note Linkに関するお問い合わせはこちらから
https://medicalnote.co.jp/contact/link2
Medical Note Linkが解決する課題
[画像2: https://prtimes.jp/i/25869/125/resize/d25869-125-fc5bdc05f30af6d6c684-1.png ]
地域医療連携においては、各病院がそれぞれの専門性や強み、受入体制情報等を積極的に域内のクリニック・診療所等に発信することが重要です。しかし、一般の方も閲覧できるインターネットで開示できる情報には制限があり、開示先を限定できる紙媒体の発行を主な手段としてきました。紙媒体は、WEB媒体に比べ内容の更新に時間や費用がかかることが課題となっています。また、病院がクリニックや診療所からの“紹介予約”を受け付ける上でも、FAXや電話などを使ったアナログコミュニケーションが主体となっており、受入先・紹介元の双方に業務負荷を与えています。
Medical Note Linkはこれらの課題をデジタルで解決するものです。継続的な機能開発によって地域医療連携を円滑にするだけでなく、病院経営を効率化させることで持続可能な医療の実現に貢献してまいります。
手稲渓仁会病院における活用事例
手稲渓仁会病院では、地域医療連携を目的に毎年冊子を発行していました。今回、Medical Note Linkを導入することで、同冊子のなかで特に更新頻度が高いページをオンライン化。デジタルで管理することで、簡単に更新できるようになったほか、冊子配布にかかる工数・費用の削減に繋がっています。
主な掲載内容
メッセージ:紹介ポイント/連携医に向けたメッセージ
実績情報:検査・手術実績/地域別紹介元医療機関数/学術論文/学会発表
所属医師情報:専門性/資格情報
手稲渓仁会医療センター長 成田吉明先生のコメント
「当院はこれまでも「Medical Network」という広報誌を通じて、提携医療機関の皆様に当院のハード面・ソフト面の最新情報を提供してきましたが、年一回発行のため情報の“陳腐化”は否めませんでした。この欠点を補う存在として、デジタル媒体である病院ホームページがありますが、誰でもアクセスできるが故、表現等に制約があり、当院の魅力や優れた治療実績・効果などを十分にお伝えすることができませんでした。今後、IDとPWで保護された『Medical Note Link』を通じた当院のデジタルコンテンツへのアクセスによって、提携医療機関の皆様にはこれまで一般公開できなかった、よりHotでRealな現状に触れていただくことができます。
加えて、これまでアナログで行ってきた画像検査や外来受診の予約も、まずは一部からですが、提携医療機関の皆様から直接行っていただけるようになります。『Medical Note Link』導入で、地域医療連携が新たなステージに進むことを確信しています。」(手稲渓仁会医療センター長 成田吉明)
手稲渓仁会病院とは
北海道の政令指定都市である札幌市の北西部に位置する急性期総合病院である。1987年の開院以来、地域住民から頼りにされる病院として、同時に質の高い「急性期総合医療」を提供している。また、「地域医療支援病院」「地域がん診療連携拠点病院」「救命救急センター」「ドクターヘリ基地病院」「災害拠点病院」「初期臨床研修指定病院」「DPC特定病院群」「がんゲノム医療連携病院」等の指定を受けている。
地域中核病院として、「患者さんのため、地域のため」を合言葉にチームとして「治しさせる医療」を提供することを使命として掲げている。
株式会社メディカルノートの概要
株式会社メディカルノートは、“医療”を再定義し続けるベンチャー企業です。信頼できる医療情報を発信するとともに、最適な医療へのアクセスをサポートする医療・ヘルスケアプラットフォーム「Medical Note」や医師向け医療情報検索サービス「Medical Note Expert」、企業向け福利厚生サービス「Medical Note Coworker」などを運営。企業、病院、学会、行政と連携し、日常をよりよく生きるための健康・美容を支える多様なサービスを展開しています。「すべての人が“医療”に迷わない社会へ」というミッションのもと、リアルとデジタルを融合することで医療をより身近なものとし、誰もが最適な医療を選択できることで、国や医師、医療従事者だけでなく、すべての人の力で“医療”を支え、発展させ続ける社会を実現します。
会社名:株式会社メディカルノート
設立:2014年10月
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山二丁目9番5号 スタジアムプレイス青山5F
代表取締役CEO:梅田 裕真
代表取締役:井上 祥
事業内容:デジタルイノベーション事業、ヘルスケア事業、プラットフォーム事業
コーポレートサイト: https://medicalnote.co.jp/
Medical Note Linkに関するお問い合わせはこちら
https://medicalnote.co.jp/contact/link2
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