世界のホテル料金が2006年レベルにまで回復
PR TIMES / 2013年9月10日 14時49分
Hotels.com Hotel Price Index最新版発表: 2013年上半期は前年比2%上昇。経済危機前のレベルにまで回復
オンラインホテル予約サイト世界最大手のHotels.com(R)(本社:アメリカ合衆国テキサス州、代表取締役社長:デイビット ロシェ)は、最新版の Hotel Price IndexTM(HPI(R))(以下、HPI)を通じて2013年上半期に世界中で旅行者が支払ったホテルの平均宿泊料金が前年同期と比べて2%上昇したと発表しました。2010年から続くなだらかな上昇は、世界的な経済危機が始まる前の2006年レベルまで回復しています。
HPIでは2004年を100とし、世界中で旅行者が実際に支払った1泊1部屋あたりの料金を対象にしています。 2013年上半期のHPIは111となり、ピークであった2007年上半期より8ポイント低いものの2004年の開始時からは11ポイントも上昇しています。
中南米地域では2年以上にもわたり堅調なパフォーマンスを見せ、2013年上半期のホテル宿泊料金は7%の上昇でした。北米・カリブ海地域でのホテルの宿泊料金は、強まりつつあるアメリカ経済に助けられ、世界平均を上回りそれぞれ3%と5%の伸び率となりました。
太平洋地域では、オーストラリアの鉱物資源産業の低迷により特に西オーストラリアからのビジネス客の減少が見られ、2013年上半期のホテル宿泊価格の成長は1%の上昇に留まりました。ヨーロッパ・中東地域のホテルの宿泊料金は、ユーロ圏が正式に景気後退を抜け出したものの、回復スピードは緩やかなものとなり、伸び率は1%と世界平均を下回り小幅な上昇となりました。
Hotels.com代表取締役社長のデイビット ロシェは、「ヨーロッパのホテル価格は2008年から2009年にかけての経済低迷で最も影響を受けたと言えるでしょう。2013年上半期はユーロ圏のホテル価格が上昇を記録したことから、経済危機は和らいでいるのは明らかであるが、まだ完全に過ぎ去ったわけではありません。今回の危機で最悪の状態を経験した観光地の多くではホテル価格の横ばいが続き、上昇に転じたところもあります。」と述べています。
アジア地域では、2013年上半期のホテル宿泊料金が2%減となり、世界のどの地域も上昇する中、唯一下落した地域となりました。それぞれの都市では好調な稼働であったにもかかわらず、日本円やインドルピーといった通貨の下落と中国への旅行者数の減少が重なり今回の結果につながりました。しかしながら、海外に出かける中国人旅行者はまだ自国の景気減速に影響を受けることなく、その勢いは増すばかりです。
ロシェは加えて、「世界のホテル価格に影響を与えるその他の現象としては、海外に出かける中国人旅行者の急速かつ大幅な増加が挙げられます。中国観光研究院の2013年報告書によると、海外旅行件数は8,300万と推定され、海外観光客を送り出す世界最大の市場になりました。また、国連世界観光機関によると、2012年に中国人旅行者が海外で使った費用が前年比40%増の1,020億米ドルに達し、海外旅行大国のドイツや米国を上回りました。海外観光は海外旅行が可能な所得を有する者、特に若い旅行者にとって憧れであることに変わりません。」と語っています。
■Hotels.comについて
Hotels.com (http://jp.hotels.com) は、国際的ホテルチェーンからオールインクルーシブリゾートB&Bまで、世界の約220,000軒の施設予約と情報提供を行う世界最大手のオンライン宿泊予約サイトです。業界最多の宿泊施設を提供するサイトのひとつでもあり、顧客へのベストプライスの提示セール、お得情報やプロモーションの提供を行っています。そして、ニュースレターによる割引特典や事前セール情報などの最新情報も提供しています。また実際に宿泊されたお客様によるユーザーレビュー700万件の情報を参考に予約の検討ができます。また、10泊すると1泊無料となる特典プログラム「Welcome Rewards」は世界85,000軒以上から選ぶことができます。価格保証プログラムを採用しており、別サイトでより安い料金が提示されている場合、その差額を払い戻します。また日本語版サイト、または日本語によるカスタマーサービスセンターを通じてホテルを予約も可能です。モバイルおよびタブレット用アプリはhttp://jp.hotels.com/otoku-joho/mobile_jp/ よりダウンロードでき、外出先からも20,000軒の直前割引情報を確認することができます。受賞歴もある世界の主要都市にあるホテル宿泊料金の調査「Hotels.com Hotel Price Index」は一年に2度発行され、今年で10年目を迎え、現在31ヶ国版で提供しています。
Hotels.com Japanの公式アカウント一覧:
-Facebook: http://www.facebook.com/Hotels.comJapan
-Twitter: http://twitter.com/Hotels_com_JP
-YouTube: http://www.youtube.com/user/HotelsComJapan
Hotels.comはオンライン旅行会社の世界最大手Expedia Inc. (NASDAQ:EXPE)の子会社です。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
日本相撲協会オフィシャルホテルに参画、大相撲名古屋場所 朝稽古見学・観戦チケット付き 特別宿泊プラン(各日3組限定)
PR TIMES / 2024年5月9日 18時15分
-
旅館・ホテルの6割「景況感が良い」…需要増加やコスト高騰で旅行単価は上がっている?
まいどなニュース / 2024年5月2日 11時50分
-
「客室平均単価」が3年で3倍にも…“荒稼ぎするホテル業界”が稼ぎ時のGWを手放しで歓迎できないワケ
日刊SPA! / 2024年5月2日 8時53分
-
【オリエンタルホテル 東京ベイ】「HOTEL DAWSON」コラボレーション宿泊プラン | 宿泊期間:2024年4月26日(金)~6月30日(日)
PR TIMES / 2024年4月18日 12時0分
-
22軒を一斉開業 欧州最大ホテルチェーンが日本を“狙い撃ち”した理由
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月14日 12時41分
ランキング
-
1京葉線だけの問題か? 快速の“大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点
乗りものニュース / 2024年5月13日 9時42分
-
2「待遇に満足な社員」が会社を辞めてしまう真因 なぜ互いに「相思相愛」の関係が築けないのか
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 8時30分
-
3中央線「グリーン車導入」の増収効果は?JR東日本が明らかに 投資額は約860億円
乗りものニュース / 2024年5月13日 7時12分
-
4無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
5初めての上京での住まい、失敗したことは? 3位「間取りが不便」、2位「想像より狭かった」、1位は?
J-CAST会社ウォッチ / 2024年5月12日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください