大型プレス国内シェア1位のコマツ産機とコマツ金沢工場、DX推進に CADDi Drawer を導入
PR TIMES / 2024年11月15日 13時40分
1人あたり最大200分/月の業務削減効果見込、類似図面検索の精度の高さを評価
製造業DXを推進するキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎、以下キャディ)が提供する図面データ活用クラウドCADDi Drawer が、コマツ産機株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長 長利啓正、以下コマツ産機)および株式会社小松製作所金沢工場(本社:東京都港区 金沢工場:石川県金沢市 工場長 白戸洋志、以下コマツ)に導入されたことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/126/39886-126-a31a53a5bcae60bd8724bb9c149a9516-1423x799.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 課題と導入背景
1921年の創立以来、”品質と信頼性の追求とものづくりと技術の革新”を核として100年以上挑戦を続けてきたコマツは、次の100年に向けた成長戦略の3本柱として、1.イノベーションによる成長の加速、2.稼ぐ力の最大化、3.レジリエントな企業体質の構築を掲げています。
同グループは、バリューチェーンビジネスの進化によるさらなる成長を見据え、グループ全体でDXの積極的な活用と推進を行っています。その一環として、このたび図面を主とした重要データの活用を目的に、コマツ製作所およびコマツ産機において、製造業AIデータプラットフォーム CADDi Drawer の導入を決定しました。プレス機械や板金機械等の開発・設計を行うコマツ産機においては、年間2万枚以上の新図作成を行っていましたが、過去データへのアクセスが容易になることでこの数を抑制し、製品リードタイムの短縮や固定費の削減、品質向上を目指します。
導入前に実施した同社におけるCADDi Drawer試用後の調査結果から、最大で200分/月(1人あたり)の業務削減効果が見込めそうであるという結果が出ました。期間中CADDi Drawerを利用した方に実施したアンケートでは、94%が「業務の改善効果があると思う」と回答し、CADDi Drawerの検索UIや類似図面検索の精度の高さなどにおいて、高い評価をいただくことができ、今年年内をめどに本格運用を開始する予定です。
■ コマツ産機株式会社 代表取締役社長 長利啓正様のコメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/126/39886-126-bf9c3197073102579dc081a8f406f7a9-504x607.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「コマツ産機は大型プレスに代表される鍛圧機械や、板金機械のメーカです。我々の商品においてはお客さま毎のカスタマイズ要素の大きな受注生産品もあれば標準化されている量産商品もあります。
特にカスタマイズ商品についてはお客さまとの打合せに基づき詳細設計をすることもあり気がついてみれば「似ているが少し違う図面」が増えていたり、「結果的には旧図でよかったのに出図時に探すことができずに新図を作成してしまった」といったりすることがよくあります。
新図を出図するという事はその図面のコストだけではなく、モノづくりの下流工程において品質・納期・コスト上の様々なリスクや不効率を生み出します。
過去の経験値が使えないため、例えば見積・工程設計・プログラミング・試削り等の手配・製造工程において初物扱いとなってしまうということです。
今回、弊社及びコマツ金沢工場においてCADDi Drawerを導入することになりましたが、上記のような課題を一気に解決できるのではないかと期待しているところです。」
( コマツ産機ホームページ https://sanki.komatsu/ )
■CADDi Drawer(キャディドロワー)について( https://caddi.com/drawer/ )
図面データ活用クラウドCADDi Drawerは、蓄積された図面などの重要データの検索・利活用を可能にし、調達原価低減・業務生産性の向上などを実現するサービスです。図面に記載されている寸法、記号、テキストなどの情報を自動で読み取り、構造化されたデータとして蓄積。図面データを独自のアルゴリズムで解析し、二次元の図面に描かれている形状の特徴をもとに、三次元での類似性の高低を判定し必要な図面を探しだす類似図面検索機能を搭載しています。サプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウドCADDi Quoteを CADDi Drawerのアプリケーションとして提供し、製造業AIデータプラットフォーム構想の実現を目指します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/126/39886-126-95a6925b3070318b5cd0bc43fbb2f83e-1458x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のデジタル変革を推進しています。製造業のエンジニアリングチェーン・サプライチェーン上のあらゆるデータを解析・関連付け、インサイトを抽出することで、人間の生産活動をより高度化する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発提供。2022年6月には、AI類似図面検索機能を搭載した図面データ活用クラウドCADDi Drawerをリリースし、製造業における重要データの資産化を支援しています。2024年9月より提供を開始したサプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウド CADDi Quoteをはじめ、今後は同プラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。累計資金調達額は217.3億円で、日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開しています。
■会社概要
本社所在地:東京都台東区浅草橋4-2-2 D'sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
代表者 :代表取締役 加藤勇志郎
設立 :2017年11月9日
資本金 :1億円(資本準備金含み、217.2億円)
事業内容 :図面データ活用クラウド CADDi Drawer および AI見積クラウド CADDi Quote の開発運営
URL :https://caddi.com/
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