1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

良品計画 今秋開業予定の木造店舗が本体工事完了、国内初となる『ZEB』認証を取得

PR TIMES / 2024年5月31日 17時15分

-木造店舗のZEB化を推進し、低炭素な社会の実現に貢献-



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1246/128/1246-128-5ad326b73d800ae8d694d7a44569c051-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都文京区/代表取締役社長 堂前 宣夫)は、無印良品初となる木造店舗を建築中で、今秋開業を予定している(仮称)「無印良品 唐津」(佐賀県唐津市)、(仮称)「無印良品 日田」(大分県日田市)(以下、「本物件」)は、この度本体工事が完了し、併せて『ZEB』認証※1を取得したことをお知らせいたします。床面積2,000平方メートルを超える大規模木造建築でありながら、木造かつ最高ランクの『ZEB』認証を取得した物件は、本物件が国内初となります※2。
 本物件は、グループ企業である株式会社MUJI HOUSE(本社 東京都文京区 代表取締役社長 堂前 宣夫)が設計し、これまでの約3,000棟以上の住宅の建築実績を活かし、無印良品の家でも採用している耐震性能に優れた木造ラーメン構造である「SE構法」により大規模木造店舗を実現するとともに、省エネ・創エネ技術を組み合わせることによって『ZEB』評価を取得しました。
 良品計画とMUJI HOUSEは、2023年5月、農林水産省と「木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結するなど、建築物の木造化の推進に向けた様々な活動を行っています。本物件では、2物件で合計723㎥の木材を使用しており、外壁には地域材(佐賀県佐賀市・神崎市、大分県日田市)を活用しています。
今後5年間で新たに建設予定の店舗等において、計10,000㎥を目安とした国産材の積極的に活用による大規模店舗の木造化およびZEB化に取り組むことで、低炭素で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。※1
『ZEB』認証:ZEBはネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略で、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロかマイナスにすることを目指した建物を指し、今回は4段階ある定義のうち一番エネルギー消費が少ない『ZEB』となります(詳しくは後段【参考情報】で説明)。本認証は、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)における性能評価の認証で、今回の2物件は2024年1月10日に認証を取得しています。
※2
一般社団法人住宅性能評価・表示協会で公表されているデータ(2024年5月1日現在)の木造建築物、且つ延床面積2,000平方メートル以上の大規模建築物で国内初です。■物件概要
名 称 :(仮称)無印良品 唐津
建設地 :佐賀県唐津市
用 途 :店舗
構 造 :木造平屋建て(SE構法)
延床面積:2,430平方メートル
設計施工:株式会社MUJI HOUSE
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1246/128/1246-128-cbd2dc2c3cd8e971c15964f7ff7dc212-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


名 称 :(仮称)無印良品 日田
建設地 :大分県日田市
用 途 :店舗
構 造 :木造平屋建て(SE構法)
延床面積:2,625平方メートル
設計施工:株式会社MUJI HOUSE
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1246/128/1246-128-a90a3fa53d18ac8a6c40a25e7e66c2f5-1200x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


大規模木造店舗の特長

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1246/128/1246-128-ea2c9a99f95cf409c06c75f9f4f37833-2244x1556.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


高性能断熱材を導入した木造の外皮と設備の高効率化により室内の快適性を確保しながらエネルギー消費量を抑えた設計と、太陽光発電による創エネルギーの自給自足で、大規模木造建物のZEB化を実現しました。MUJI HOUSEが設計施工する大規模木造店舗は、エネルギー消費量の削減だけでなく、快適性・生産性の向上、災害時における地域貢献など、事業継続性の向上につながる建物です。

1.エネルギーは±0
高性能断熱材を含む木造の屋根や外壁の使用、および、人感/CO2センサーで換気量や温度を最適に管理できる高効率な空調設備により、必要なエネルギーの総量を削減します。同時に、太陽光発電と蓄電池を活用し、建物内で使用するエネルギーを創り出すことで、エネルギー消費量のネットゼロ化を実現します。

2. 耐震性と空間の自由度を備えた建築設計
SE構法とは、強度が高く品質の安定した構造用集成材を「SE金物」で剛接合することで、耐震性の高い空間を設計できる木造ラーメン構造です。柱、梁、最低限の耐力壁で強度を確保できるため、耐震性を保ったまま、開放的で自由度の高い空間を実現できます。

3. 災害時の被災者支援機能
高い耐震性を保持する空間と、エネルギーを創出できる大型木造建築物は、用途によって被災者支援の拠点としても活用が可能です。無印良品の防災プロジェクト「いつものもしも。」で培った知見も生かし、災害時を想定した店舗設計を行うことで、あらゆる状況下で地域に役立つ店舗を目指します。


【参考情報】

ZEBとは「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の略称。建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことを指します。4段階のZEBが定性的及び定量的に定義されており、『ZEB』は年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスとなる建築物です。
【参考】4段階のZEBの定義
・『ZEB』 :一次エネルギー消費量の削減率が再エネ含め100%以上かつ再エネ除き50%以上
・Nearly ZEB :一次エネルギー消費量の削減率が再エネ含め75%以上かつ再エネ除き50%以上
・ZEB Ready :一次エネルギー消費量の削減率が再エネ除き50%以上
・ZEB Oriented:一次エネルギー消費量の削減率が再エネ除き40%または30%以上
(出展)環境省「ZEBポータル」 https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html
報道



















企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください