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漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を提供するJAXAベンチャー天地人が東京都水道局と契約

PR TIMES / 2024年6月12日 12時45分



宇宙ビッグデータを活用した水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」を提供する、JAXA認定の宇宙ベンチャー 株式会社天地人(東京都中央区 代表取締役 櫻庭康人)が、東京都水道局と契約したことをお知らせいたします。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45963/128/45963-128-7d9caca28de405a47722c8359201dc8a-920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本が抱える水道インフラの社会課題
上水道の「水道管の老朽化」が原因で全国各地で大規模な漏水事故が相次いで発生しています。しかしながら、国内には約16万km(約22%)の管路が法定耐用年数を超えており、現状の手法では経年管の点検・維持・修繕を実施するには、多額の費用を要するうえに、広域、かつ、短期間で行うことは困難とされています。さらに今後は、少子高齢化・人口減少により料金収入や職員数の減少が見込まれるため、問題は深刻さを増す一方です。天地人は宇宙ビッグデータを活用し、これらの課題解決に寄与したいと考えています。
出典:水道統計(日本水道協会)

「天地人コンパス 宇宙水道局」について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45963/128/45963-128-d13cebe067ea616303fc9f35b9025ed0-1000x504.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
画像は「天地人コンパス 宇宙水道局」のサンプルとなります。色のついている場所は水道管の漏水リスクが相対的に高い場所を指しています。漏水リスクの高低を5段階に分けており、赤色は漏水リスクの最も高い場所を指しています。

本システムは複数の人工衛星が観測したデータ(=宇宙ビッグデータ)やオープンデータから約100m四方の範囲内で漏水リスクの可能性区域を5段階で確認・管理できるクラウド型のシステムです。

本システムで日常的に漏水地点を登録・管理することで、蓄積した漏水データを基にAIが漏水リスクを再評価(精度向上が期待)することも可能です。2022年度に行った内閣府との実証実験や他自治体へのヒアリングを通して、本システムに期待できる効果は点検費用が最大65%削減、調査期間が最大85%削減とされています。

技術力の高さと導入ハードルの低さが評価され、厚生労働省、国土交通省、総務省などの各省庁が実施する「第7回インフラメンテナンス大賞」では厚生労働大臣賞を受賞。2023年のサービス提供開始から1年で、東京都水道局様をはじめとする15自治体様に採用いただきました。(2024年6月現在)

1.人工衛星データの活用
複数の人工衛星から膨大なビッグデータを取得、気候変動の影響も踏まえた漏水リスクを事業体ごとにご提案します。

2.AIによる漏水リスク評価
複数の人工衛星が観測したデータやオープンデータ、劣化・腐食要因や漏水発生情報等から機械学習(AI)を用いて統計学的に解析することで、評価精度を向上しています。

3.評価内容の確認・管理
クラウド型の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」での評価内容を、モバイルPCによっていつでもどこでも確認可能です。現場での漏水調査の結果の入力・管理も可能となります。

4.検証・課題抽出
漏水調査結果や市民からの通報内容をナレッジ情報として図面上に保存・印刷できます。また、AIに学習させることで解析精度を高めることが期待できます。

今後のサービス展開について
宇宙水道局では新たに管路更新向けサービスを東日本地区で展開する予定です。管路更新向けサービスでは、気候変動や地盤変動といった天地人独自の宇宙ビッグデータに基づく管路ごとの詳細リスク情報のほか、主要な基幹管路、重要給水施設への管路など重要度に関連する様々な要素も考慮し、自治体様の目指す将来像に応じた持続可能かつ合理的な管路更新計画の策定をサポートします。

「天地人コンパス 宇宙水道局(管路更新サービス)」でできること
■管路ごとの詳細リスク情報の閲覧
- これまで提供してきたメッシュ単位の漏水リスク評価を拡張し、管路ごとの詳細リスク情報を閲覧ができます。これにより漏水発生確率の高い水道管をピンポイントで特定することができます。
- 主要な基幹管路、重要給水施設への管路など重要性に関わる情報のレイヤーを重ね合わせて表示することで、優先的に対応すべき管路を把握し、多額の損害を伴う漏水事故を未然に防ぐことに貢献します。
- 管路ごとの詳細リスク情報や重要度を考慮し、更新優先度を設定・閲覧できます。これにより、効果的な更新計画の立案が可能となります。

■更新計画立案
- エリアやブロック、経路単位での更新優先度を集計することで、総合評価に基づく更新計画の立案を行うことができます。これにより対象地域全体の水道インフラの健全性を向上させることが期待できます。

サービス開始予定時期:2025年3月~

自治体職員さま向けプライベートセミナーを6月25日(火)、27日(木)に実施
本セミナーでは「人工衛星×水道ビッグデータ×AI戦略」をテーマに、天地人コンパスの活用事例をご紹介いたします。「AI時代の到来」で水道管路の維持・更新業務の生産性はどこまで高められるのでしょうか。漏水調査や管路更新においてデータを武器として活用するための方法にご関心をお持ちの自治体職員さま、是非ご参加をお待ちしております。

イベント名:~人工衛星×水道ビッグデータ~ AI時代の新しい管路維持・更新戦略とは?
日時:2024年6月25日(火)・27日(木)いずれも 16:00~16:50
参加費:無料
会場:オンライン(Zoom)
対象:自治体職員さま

講演内容 ※予告なく内容変更となる場合もございます。
(1)AIの登場と加速するDX戦略「AIって、何ができるの?」
(2)アイディアが広がる「新しい漏水リスクマネジメント手法」とは?
(3)健全性を高める「管路更新計画の立案」とは?

対象者
・漏水調査や管路更新の武器となるデータはいったい何かを知りたい方
・今までの宝探し的な漏水調査手法に疑問を感じている方
・誰がやっても一定の成果をあげられる効果的な施策を知りたい方
・職員満足度を高める漏水調査戦略を知りたい方

申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScqfu7q85PnNI9Erk0m9yUw5aaGBuA93dkCcSbgJqytv9dthg/viewform

■会社概要
会社名:株式会社 天地人
所在地:東京都中央区日本橋1丁目4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階
代表者:代表取締役 櫻庭 康人
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL:https://tenchijin.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/tenchijin_pr
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tenchijin/

<本件に関するお問い合わせ先>
漏水事業担当:白坂、伊藤、岡田
お問合せ窓口:info-compass@tenchijin.co.jp

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