3D Systems社が「Geomagic Wrap」最新バージョン2024.3.0をリリース:より直感的かつ精密な3Dスキャンデータの変換が可能に
PR TIMES / 2024年11月2日 13時15分
製造、設計、解析など多様な分野での活用をさらに強化
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/128/140772-128-193a41f4034bb08668db6f6a46e917cc-2700x1800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社システムクリエイト(本社:大阪府東大阪市荒本新町、代表:川上正義)は、3D Systems社が「Geomagic Wrap」の最新バージョン2024.3.0をリリースしたことを発表します。3Dスキャンデータや様々なメッシュデータを最適化し、3DCADデータに変換するためのリバースエンジニアリングソフトウェアである「Geomagic Wrap」は、最新機能の追加や機能改善により、操作性が強化され、製造やデザイン、解析など幅広い分野での活用がさらに向上します。
Geomagic Wrap 2024.3.0 - 主な新機能
・2D比較
テストオブジェクトと参照オブジェクトの間の偏差を視覚的に表示する「2D比較」機能が新たに追加されました。これにより、平面上で偏差を容易に確認できるため、データの確認や精度検証が簡便になり、設計や品質チェックの効率が向上します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/128/140772-128-4e5e0b58c2062e024b9832d67e89c630-1277x851.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2D比較の断面平面定義
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/128/140772-128-635d512eb0f0885163a781556b4b89ab-1278x852.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2D比較解析
・偏差補正
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/128/140772-128-f2e6fcbfebc985ea591a23e35bfcc074-1275x850.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
偏差補正後の3D比較
「偏差補正」機能により、製造工程で発生する材料の収縮や膨張に対し、3D比較結果を基にポリゴンを自動で調整します。これにより、実物により忠実な3Dモデルを作成でき、精密な設計プロセスが支援されます。
・PLY形式の色付き点群の対応
カラーデータを含むPLY形式の点群データに対応しました。これにより、カラー情報を持った点群データを取り込むことで、視覚的にわかりやすい3Dモデルが生成可能となり、特にエンターテインメントや芸術分野での表現が一層豊かになります。
その他の新機能と改善点
- シュリンクラップ
メッシュの外部面をもとに水密メッシュを作成する「シュリンクラップ」機能が追加され、ギャップや穴を自動で補正し、形状の統合が容易になりました。
- メッシュドクターによる退化ポリゴン
退化ポリゴン(同一線上や重なりのある頂点を含む三角形)の検出機能が追加され、メッシュ品質の向上に寄与します。
- 出力精度
ファイルのI/Oオプションでシングル精度、ダブル精度、ファイルで指定されている精度、カスタムの小数点設定が可能になり、エクスポート時の精度選択が簡便化されました。
- 対応ファイル形式の拡充
最新バージョンではE57ファイルのインポート/エクスポート、LiDARファイルのインポート、3MFファイル形式での出力、SVG形式でのカーブ保存が可能になり、幅広い形式に対応しています。
- ユーザーインターフェース改善と操作性の向上
基本インタフェースモードを廃止し高度インタフェースに統合。サイズ変更可能なペイントブラシや、サンプリング時に全データを保持オプションの廃止、及び分かりやすいサンプリングオプションのみを残し、より直感的な操作が可能になりました。
- PythonスクリプトAPIの更新
PythonスクリプトAPIが3.12.4に更新されました。
- リセットオプション
オプション設定をリセットする機能を追加。
- スクリプト用資料
デフォルトウェブブラウザでスクリプト資料が閲覧可能に。
- 結果表のエクスポート
3D比較や偏差補正の結果をExcelに直接出力可能に。
- 起動パフォーマンスの向上
起動時間の短縮により、スムーズな作業環境を提供。
- TRMファイル形式での変換マトリクスエクスポート
Geomagic Design X や Geomagic Control Xとの互換性が向上。
- 自動保存
設定オプションを見直し、自動保存機能が強化されました。
最新情報リリースノートはこちら
システムクリエイトについて
システムクリエイトは、ものづくり企業向けのソリューションプロバイダーとして、3Dプリンターや3Dスキャナーなどの3Dツール、工作機械の販売からCAD/CAMなどのソフトウェア、技術サポート、トレーニングまで幅広く提供しています。また、加工・造形の知識を活かして、受託造形の依頼もお受けしています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140772/128/140772-128-f595cf4681aeae5cfe9fa894e923ce72-3696x2448.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■会社名:株式会社システムクリエイト
■代表者:代表取締役 川上 正義
■設 立:1992年6月19日
■本社所在地:大阪府東大阪市荒本新町1-20
■TEL:06-6618-8555
■FAX:06-6618-8566
■事業内容:3Dデジタルツール導入支援・販売・サポート
・ソフトウェア(CAD/CAM・IoTツール・解析)
・3Dプリンター / 3Dスキャナー
・工作機械
(マシニングセンタ・NC旋盤・レーザ加工機・その他)
・3D技術代行サービス
■HP:https://systemcreate-inc.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
Creaform社のハンディスキャナーPeel 3がさらに便利に!『Peel OS 2.0』で3DスキャンからCAD変換まで一貫操作が可能に
PR TIMES / 2024年11月3日 12時15分
-
英国の三次元測定機メーカー Aberlink社の「Fulcrum」測定機に新機能追加!旋盤で加工された部品の断面スキャン測定が可能に
PR TIMES / 2024年10月28日 11時15分
-
ExactFlatを使用して作業効率が2.7倍に!英国のペイントプロテクションフィルム会社の成功事例
PR TIMES / 2024年10月16日 11時15分
-
SOLIDWORKS用リバースエンジニアリングソフトウェア「QUICKSURFACE for SOLIDWORKS」への名称変更のお知らせ
PR TIMES / 2024年10月11日 11時15分
-
「Mastercam 2025」が登場 - 生産性を劇的に改善する5つの新機能を紹介!
PR TIMES / 2024年10月9日 13時15分
ランキング
-
1東京証券取引所が取引時間を5日から30分延長 市場の活性化が狙い
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月4日 18時23分
-
2クレジットカードの正しい使い方は?持つなら多くても2枚までがベスト!【FPが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月4日 11時0分
-
3ベースフードに急浮上の大株主「食品のテスラだ」 「こんなチャンスは一生に何度もない」と大投資
東洋経済オンライン / 2024年11月4日 8時20分
-
4「スシロー」、国内の全正社員対象に平均6%の賃上げ…初任給は最大2万5000円
読売新聞 / 2024年11月4日 20時47分
-
5NYダウ反落、終値は257ドル安…大統領選前にリスクオフで一時400ドル超の下げ
読売新聞 / 2024年11月5日 6時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください