-国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)による日本審査-日本のジェンダー不平等の象徴、夫婦同姓の強制とSRHRの軽視。8年ぶりに、CEDAWは日本政府代表をどう問いただしたのか。
PR TIMES / 2024年10月12日 15時15分
【主催】:公益財団法人ジョイセフ、一般社団法人あすには /会見はジュネーブにて日本語・英語で開催。ZOOMでの視聴可能。*日英同時通訳あり
8年ぶりとなる国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)における日本政府審査の結果報告と各団体の受け止めについて、ジュネーブから記者会見を行います。
日時・場所・申込み方法
・日時:2024年10月18日(金)日本時間 午後5時~6時半
(ジュネーブ時間 10時~11時半)
・場所:ジュネーブ国際会議場(CAV=Centre Administratif de Varembe - FIPOI)17 rue de Varembe , 1202 Geneve, CH
・申込み:フォームご記入でご参加メディア様の事前把握にご協力お願いします。*zoomで参加される方にはURLをお送りします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17711/129/17711-129-b7d1466357b171b356d8182e8f504492-512x511.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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登壇予定者
選択的夫婦別姓
‐ 一般社団法人あすには
●井田奈穂(代表理事):総評
●波多野綾子(理事): 強制的夫婦同姓に関する市民社会レポートの趣旨、CEDAW審査への陳情活動
●Think Name Projectチーム 大成功した佐藤化プロジェクトから、CEDAW審査後の世論喚起へ
性と生殖に関する健康と権利(Sexual and Reproductive Health and Rights: SRHR)
‐ 公益財団法人 ジョイセフ
●草野洋美(シニア・アドボカシー・オフィサー)SRHRに関する市民社会レポートの趣旨、CEDAW審査への活動総括
‐ Tネット(トランスジェンダー・ネットワーク・ジャパン)
●高井ゆと里 (アドバイザー) 日本のトランスジェンダーのSRHRをめぐる諸課題とCEDAW審査での言及とその受け止め
‐ なんでないのプロジェクト(#なんでないの)
●福田和子(代表) 緊急避妊薬を含む避妊薬(具)アクセス改善、安全な中絶へのアクセス改善、包括的性教育実施にむけた諸課題の解決について、CEDAW審査での言及とその受け止め
専門家コメンテーター:ジェラール・ルグリ
(元駐日欧州委員会代表部外交官。フランス国立東洋言語文化学院博士課程で日本の選択的夫婦別姓を研究)
日本女性に自分の名前、自分の身体の自己決定権が認められない社会的・政治的背景の分析
司会 栗田路子(一般社団法人あすにはグローバルチームリーダー)
主催
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17711/129/17711-129-8c498488c169bcd2f9a071dd685a7ee5-2463x1157.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/17711/129/17711-129-ebdd7b14ca99295a4a3a417808098460-2112x952.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新政府・衆院選で、今まさに注目のテーマ!
2024年10月17日、国連欧州本部で国連女性差別撤廃条約(CEDAW)に基づく8年ぶりの日本審査が行われます。選択的夫婦別姓の法制化を求める一般社団法人あすにはと、SRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights=性と生殖に関する健康と権利)の推進に取り組む公益財団法人ジョイセフ他6団体は、ジェンダー平等に関する法整備を常に後回しにしてきた日本政府に対し、CEDAW委員からさらに強い勧告を引き出すために、半年以上かけて市民レポートを作成して提出。審査の週は精悦をジュネーブに送って、CEDAW委員への陳情活動を実施しています。
1979年に国連総会で採択された同条約は『世界の女性の憲法』とも呼ばれるもの。日本は1985年批准したにも関わらず、約40年経った今なおも、その不可欠な一部とされる選択議定書は調印すらしていません。長らく続いた自公政権が揺らぎ始め、政府が変わり、突然衆院解散選挙となった中での今回の日本審査。ジェンダー平等政策がグローバルスタンダードから極めて遅れ、経済成長や少子化対策を阻害していることも指摘される中、私たちはCEDAW委員にどう陳情し、委員たちは日本政府代表に何を質問し、政府代表はどう反応したのか。
本会見では、1.14日~前日17日までの陳情アクションを振り返り 2.CEDAW委員との質疑、政府の返答、そして私達の感触について、フレッシュな本音をお届けします。
▼9月24日、ジュネーブ出発前に実施したNGO8団体合同記者会見の映像
- 日本語のみ: https://x.gd/movie20240924
- 英語通訳つき: https://x.gd/INezg
- 映写した資料: https://x.gd/ttCvs
日本の政界の状況
日本では2024年10月1日、石破茂新政権が発足。女性の名字や身体の自己決定権、
LGBTQ+の権利保障などジェンダー平等については、これまで宗教・思想団体の介入が強
く、進められずに30年以上経過しました。今回、最大与党・自民党総裁選の渦中では、「選択
的夫婦別姓に賛成」「自分は改姓で苦痛を感じた当事者」と語る候補者が9人中4名いたという
のに、石破政権誕生ではジェンダー平等、SRHRを推進する勢いが早くも減速しているとの
懸念が広まっています。参考資料もあわせてご覧ください。
▼Dual Surname Plaintiffs Hopeful about New LDP Pres. Ishiba(Nippon.com)
▼The couples accused of destroying Japan's families (BBC)
▼The Religious Right’s Hidden Sway as Japan Trails Allies on Gay Rights (The NewYork Times)
▼Strings pulled: Dissecting Japan's Unification Church problem(NIKKEI ASIA)
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