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ヤンマー、CADDi Drawer を導入でQCD最適化を推進

PR TIMES / 2024年12月4日 11時45分

サイロ化したデータを統合し、DXを加速



製造業DXを推進するキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 勇志郎、以下キャディ)が提供する図面データ活用クラウドCADDi Drawer が、ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山岡 健人、以下ヤンマーHD)に導入されたことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/129/39886-129-21d5ebff5819cb01952fb741b29dedf9-1427x800.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 課題と導入背景
1912年に大阪で創業し1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーのヤンマーは、小型エンジン、大型エンジン、農業関連、建設機械、エネルギーシステム、マリン、工作機械・コンポーネントなど、多岐にわたる事業をグローバルに展開しています。2025年度までの中期計画では6つの戦略課題に取り組み、その中核となるのが「DXに対応する次世代経営基盤の構築」です。

不確実性が高まる世界情勢の中、人手不足や為替変動の影響を受けながらも、企業の持続的な成長には事業の生産性の向上や高度な業務へのシフト、収益の安定化、そして製品サービスの安定供給が不可欠です。そこで、製造業の重要な資産である図面や購買データを最大限に活用するため、ヤンマーは図面データ活用クラウド CADDi Drawer の導入を決定しました。

現在同社では、図面やBOMを管理するPDMや、購買情報を管理するEDIなどのシステムが個別最適化されており、データのサイロ化が課題となっていました。最適なQCDによるものづくりを実現するためには、これらのデータを迅速に統合し、類似図面検索により有益なインサイトを得ることが不可欠だと考えていました。

そこで、CADDi Drawer導入にあたり、同社の事業会社の一社にて半年間にわたる活用検証を実施しました。その結果、 バリューチェーンの各部門で業務効率化の効果が見込まれることが明らかになりました。検索・選定・査定・分析・情報連携・教育の効率化が進むことで、図面の標準化や流用設計の推進、そしてコスト意識の向上が期待されています。

今後は、事業会社における本格的な導入を推進し、そのベストプラクティスを他の事業への横展開を目指しています。


■ ヤンマーホールディングス株式会社
デジタル戦略推進部 DX推進グループ 課長 世森 達也 様のコメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/129/39886-129-5d0cb521e5d5b6b970d9c3686360a729-804x996.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「当社では、トップダウンで単にツールを導入するだけでは DXは成功しないと考えており、Quick-Win をいかに早く生み出すかという視点で『草の根 DX』という現場に根差した DX 推進を重視しています。会社全体の DX に関する取り組みの機運を高めていく上でも、今回の CADDi Drawer の導入検証で得られたものは貴重な財産です。これを他の事業に展開し、グループ全体としての効果として最大化を図っていきたいと思っています。」





デジタル戦略推進部 DX推進グループ 河野 銀 様のコメント
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/129/39886-129-857e91a08b9cfdae04374f32bb6e4100-228x286.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

「図面を主軸とした類似検索、データ活用、分析ができる事で、業務効率化しつつ高付加価値業務のシフトも見えてきました。今後はバリューチェーン全体での高度化やQCD最適化への一つの手段として、さらなるCADDi Drawer推進および連携を通じて、組織として効果の最大化を図り、競争力向上に寄与したいと考えています。」




■CADDi Drawer(キャディドロワー)について( https://caddi.com/drawer/
図面データ活用クラウドCADDi Drawerは、蓄積された図面などの重要データの検索・利活用を可能にし、調達原価低減・業務生産性の向上などを実現するサービスです。図面に記載されている寸法、記号、テキストなどの情報を自動で読み取り、構造化されたデータとして蓄積。図面データを独自のアルゴリズムで解析し、二次元の図面に描かれている形状の特徴をもとに、三次元での類似性の高低を判定し必要な図面を探しだす類似図面検索機能を搭載しています。サプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウドCADDi Quoteを CADDi Drawerのアプリケーションとして提供し、製造業AIデータプラットフォーム構想の実現を目指します。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/129/39886-129-a07ca5b0f33d9c282c25640283e61042-1458x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のデジタル変革を推進しています。製造業のエンジニアリングチェーン・サプライチェーン上のあらゆるデータを解析・関連付け、インサイトを抽出することで、人間の生産活動をより高度化する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発提供。2022年6月には、AI類似図面検索機能を搭載した図面データ活用クラウドCADDi Drawerをリリースし、製造業における重要データの資産化を支援しています。2024年9月より提供を開始したサプライチェーンデータの資産化を促進するAI見積クラウド CADDi Quoteをはじめ、今後は同プラットフォーム上に様々なアプリケーションを提供予定です。累計資金調達額は217.3億円で、日本をはじめアメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開しています。


■会社概要
本社所在地:東京都台東区浅草橋4-2-2 D'sVARIE浅草橋ビル(総合受付6階)
代表者  :代表取締役 加藤勇志郎
設立   :2017年11月9日
資本金  :1億円(資本準備金含み、217.2億円)
事業内容 :図面データ活用クラウド CADDi Drawer および AI見積クラウド CADDi Quote の開発運営
URL   :https://caddi.com/

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