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CVCファンドを通じ、標的α線核医学治療(TAT)を応用した抗がん剤の開発を行うアルファフュージョンへ出資

PR TIMES / 2023年3月7日 14時15分

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤雅之)は、日揮株式会社(代表取締役 社長執行役員 山田昇司 以下「日揮」)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「JGC MIRAI Innovation Fund」を通じ、標的α線核医学治療(TAT)※による抗がん剤を開発するスタートアップ、アルファフュージョン株式会社(代表取締役CEO 藤岡直 以下「アルファフュージョン」)への出資を行いましたので、お知らせします。



日揮グループは、CVCファンドを通じて「カーボンニュートラルの実現」、「持続可能で強靭なインフラの構築」、「人生100年時代を見据えた生活の質向上」、「産業のスマート化」を対象テーマに、安全・安心で持続可能な社会システムの構築に寄与する革新的な技術やビジネスモデルを有する国内外のスタートアップに対し投資を行っています。

アルファフュージョンは、アスタチン(At-211)を使った標的α線核医学治療によって難治性がんの治療薬を開発する目的で設立されたスタートアップ企業です。標的α線核医学治療(Targeted Alpha Therapy:TAT)は既に臨床利用されるβ線やγ線よりも精密、安全かつ強力にがん細胞を殺傷する効果が期待されています。

日揮はヘルスケア分野・ライフサイエンス分野での事業を通して、医薬品製造、病院建設・運営の知見を有しています。本出資を通じて日揮は、将来的な医薬品製造プラント設計を始めたとした量産体制構築を支援し、TAT市場拡大を見据えた治療薬の流通に向けた事業連携を目指します。
日揮グループは今後も、安全・安心で持続可能な社会システムの構築に向けて革新的な技術やビジネスモデルを有するスタートアップへの投資を行ってまいります。

標的α線核医学治療は、高エネルギーを細胞数個分程度の短距離に放射するα線を用いて物理的にがん細胞を攻撃します。がん細胞に集積する化合物(リガンド)にα線放出核種を結合することで、これまでにない高い有効性と安全性を有するがん治療となることが期待されています。TATは従来の薬剤では治療困難ながんや全身に転移したがんを、マイクロレベルの精度で外科手術をするかのように治療する新たな手法です。

[画像: https://prtimes.jp/i/65135/129/resize/d65135-129-bc7c5ebf63099dcc2e3c-1.png ]


アルファフュージョンについて:
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/65135/table/129_1_bc6d5ce9f4004dcec904b8944877b588.jpg ]




JGC MIRAI Innovation Fundについて:
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/65135/table/129_2_0bba326596995488d3d65c32d6031b31.jpg ]



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