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政府がボッシュのCEOを運営委員会に招聘

PR TIMES / 2014年11月19日 10時27分

政・産・学が一体となって話し合うイノベーション会議 / デナー:「ドイツはネットワーク化で世界をリードする存在」

・技術的な専門テーマや将来の問題について議論するイノベーション会議
・ボッシュのデナーCEO:コネクテッド ワールドで一歩先んじるには、ドイツならではの強みを生かすことが肝要
・ボッシュのスタートアップ プラットフォームが企業内の「起業家精神」を後押し




ベルリン - ドイツのアンゲラ・メルケル首相の招請を受け、政府主導で産業界と学界とがイノベーション関連のトピックを議論するイノベーション会議の運営委員にボッシュ取締役会会長のフォルクマル・デナーが就任することになりました。この定例会議では、政治、経済および社会的な条件が将来のドイツの技術革新力などに与える影響や技術的な専門テーマが取り上げられます。会議にはメルケル首相のほか、ジグマール・ガブリエル経済・エネルギー相、ヨハンナ・ヴァンカ教育相やペーター・アルトマイヤー環境相なども出席し、ドイツ科学技術アカデミー(Acatech)主宰のヘニング・カガーマン教授が委員長を務めています。「ドイツ経済の未来は、技術、組織の両面でネットワーク化を牽引していけるかどうかにかかっています。そのためには、政・産・学が一体となって、イノベーション拠点としてのドイツの強みを伸ばしていかなくてはなりません」。ボッシュ・グループの取締役会会長兼最高技術責任者(CTO)を務めるデナーはこう述べ、さらに付け加えました。「知識ベース社会におけるグローバル競争でドイツの本質的な強みを活かすためには、産学の緊密なネットワークが特に欠かせません」

革新的なビジネス モデルをさらに生み出す必要があるドイツ
デナーは自信をもってこう述べます。「ドイツにはネットワーク化の面で世界をリードする力があり、それを成し遂げるための条件も整っています」。生産のネットワーク化という観点でも、ドイツには強力な産業基盤がすでに整っているとデナーは強調しました。 「ITとオートメーション エンジニアリングの専門知識を組み合わせた『モノ』の生産ノウハウは、コネクテッド ワールドで一歩先んじるための重要なアドバンテージとなっています」。ただ、ドイツの将来の競争力は確固としたものではない、とデナーは考えています。ドイツの産業が技術的パイオニアであり続けているとはいえ、「革新的なビジネス モデルはいまだにシリコンバレーの強みとなっています。インターネット時代においては、ドイツ企業はビジネスでも革新性を積極的に取り入れていかなくてはなりません」(デナー)。

ボッシュのスタートアップ プラットフォーム:企業内の「起業家精神」を後押し
デナーは、広域ネットワークなどの技術的インフラと起業家精神を根付かせる企業文化の2つの分野が依然として発展途上にあり、これらをいっそう広く発展・浸透させていかなくてはならないと考えています。「ドイツのベンチャー企業の数はここ十年減り続けており、これは望ましい方向とはいえません」(デナー)。そこでボッシュは、会社をあげて「起業家精神」の支援を推進しており、最近、従業員のための「スタートアップ プラットフォーム」を始動しました。デナーはさらにこう続けます。「ボッシュの従業員は非常に優秀な研究者であり、その力を起業家としても存分に発揮してもらうためにこのプラットフォームをスタートさせました」。この「スタートアップ プラットフォーム」は、従業員が革新技術を市場に出すことに力を注げるようにするために財務・経理のマネージメントなどの経営上の事柄において彼らを支援します。

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