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産後パパ育休「手取り10割」給付へ。「とるだけ育休」防止は少子化対策の鍵

PR TIMES / 2023年3月17日 13時15分



[画像1: https://prtimes.jp/i/19831/130/resize/d19831-130-4008fd4c74afbe7dc25c-3.png ]

「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」をビジョンに掲げるコネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 高橋 恭文、以下「コネヒト」)は、「とるだけ育休(男性育休中の家事・育児時間が3時間以下)」の実態に関する調査結果を公開いたします。今回の調査では、「とるだけ育休」だった家族の半数が理想の子どもの数をあきらめることが判明。少子化対策には男性育休の取得率だけでなく質も重要であることが改めてわかりました。

■制度拡充により男性の育休取得がますます増える見込み
2022年10月に「産後パパ育休」が新設され、分割取得が可能になるなど育児休業の仕組み自体が拡充・緩和されました。2023年3月16日には「政府が産後パパ育休を取得する人への給付水準を引き上げるよう検討を始めた」との報道があり、3月17日には岸田首相が記者会見で「産後パパ育休の給付率を実質"手取り10割"に引き上げる」と表明しました。4月からは従業員数1,000人超の企業に育休取得状況の公表義務が課せられるようになります。


これら一連の流れから、男性の育休取得率が高まることが期待されています。

■少子化の原因は経済的負担だけではない
今回の調査では「理想の子どもの数」が平均2.41だったのに対し、「実際の子どもの数」は平均1.44という結果に。理想の子どもの数を持たない理由を聞くと、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が74.4%で最多、次いで「これ以上、育児の心理的、肉体的負担に耐えられないから」が32.6%と続きます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19831/130/resize/d19831-130-c0e2af14dd0db4bc170d-2.png ]

つまり、子どもを(もっと)持ちたくても持てない原因は、経済的負担だけでなく育児負担にもあるということです。

■「とるだけ育休」家族の半数が理想の子どもの数を断念
育児負担を分散し、軽くするには家族の育児への参画が不可欠です。その一つとして男性育休取得という選択肢があります。

ただ、今回の調査では「とるだけ育休」が「理想の子どもの数」を実現しない原因となっていることもあわせて判明しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/19831/130/resize/d19831-130-4008fd4c74afbe7dc25c-3.png ]

男性が育休を取得した家族を対象に、希望の子どもの数の実現状況を質問したところ、男性育休期間中の家事・育児時間が1日あたり3時間以下の「とるだけ育休」の場合、51.4%の家族において「持つつもりの子どもの数」が「理想の子どもの数」より少ない、つまり希望の子ども数を断念していることがわかりました。

男性育休期間中の家事・育児時間が1日あたり4時間以上の家庭に比べて、実に13ポイント以上の差があります。

■男性育休の「質」を向上させる7つの法則
岸田内閣は「異次元の少子化対策」を掲げ、男性の育休取得を促進しています。

しかし、「とるだけ育休」では少子化を食い止めるどころか、理想の子どもの数を諦める家族を増やしてしまう懸念があります。男性育休取得率の向上とあわせて質の向上にも取り組むことが喫緊の課題です。

そこで、コネヒトでは過去の自社調査をもとに、「とるだけ育休」を回避するために押さえておくとよい7つの法則を明らかにしています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/19831/130/resize/d19831-130-93ac73c15436490656ca-0.png ]

また、この7つの法則にのっとり、男性育休の「質」を向上させるための「育休ガイドブック」を制作しました。この育休ガイドブックをより多くの夫婦に届けるため、夫婦と接点を多く持つ自治体や企業等の場を通じた取り組みを行っています。
[画像5: https://prtimes.jp/i/19831/130/resize/d19831-130-5ffa678cb04010312fc6-1.png ]



<自治体>
母子手帳配布時に自治体窓口で育休ガイドブックを配布
住民夫婦向けのワークショップを開催

<企業>
対象従業員に育休ガイドブックを配布
対象従業員向けワークショップの開催
マネジメント層向けの研修の実施

育休ガイドブックを希望される方、自治体や企業との取り組みに関するお問い合わせは、下記URLのフォームよりお気軽にご連絡ください。
https://docs.google.com/forms/d/1RkgpDlkvr6N_ufPHXa_vEsq5wZOgs-7eGEjcrYT3a6k/edit?hl=JA

■調査概要
調査期間:2023年1月4日~2023年3月16日
有効回答数:2,620件
調査方法:インターネット調査
調査対象:コネヒト社サービス利用者
調査機関:コネヒト株式会社
※本調査は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100%とならない場合があります。

■コネヒト株式会社について
「人の生活になくてはならないものをつくる」をミッションに、家族のライフイベントにおける意思決定をITの力でサポートする会社です。今後、更に多様なライフイベント領域で、家族の選択の一助となるサービス提供を目指してまいります。
https://connehito.com
事業内容:ママ向けQ&Aアプリ/情報サイト「ママリ」の開発、運営
所在地:東京都港区南麻布 3-20-1 Daiwa麻布テラス5階

■ママリについて
「ママリ」は「ママの一歩を支える」というミッションのもと、悩みの「解消」と「共感」を軸に、妊活中女性・プレママ・ママに寄り添うコミュニティブランドです。

ママ向けQ&Aアプリ、情報メディアを通じてママが抱える悩みごとを解消しています。ママの3人に1人(※)が利用し、月間約130万もの投稿、月間400万もの検索に活用いただいています。

<Q&Aアプリ>
iOS:http://apple.co/2jjuY9fAndroidhttp://bit.ly/2xt1lsz
<情報メディア>
https://mamari.jp
※「ママリ」で2021年内に出産予定と設定したユーザー数と、厚生労働省発表「人口動態統計」の出生数から算出。

■本件に関するお問い合せ先
コネヒト株式会社 コーポレートブランドグロース
E-mail:pr@connehito.com

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